翌日の午前中は娘が家に居て車が使えたので、私はスーパーに食品の買い出しに行きました。重い荷物を持つと腕の筋肉痛が気になりましたが、鎮痛薬が必要なほどの痛みではありませんでした。
一方、身体が私の2倍くらいあるうちの夫は、接種した日の午後にはすでに身体がだるそうでした。午後はずっと昼寝をしていましたけど、それはいつものことです。夜には少し風邪を引いちゃったかなという程度の症状がありました。
ところが、一夜明けると、身体の節々が痛いと言いまして、朝からずっとベッドで寝ていたのですが、2階の寝室からは「ああああ」「うううう」「はあはあ」と唸り声や叫び声が一日中聞こえ続けたのでございますよ。
何でも疲労感が半端なくて、身体が弱って力がなく、熱も出て、とにかく身体が痛いと言いまして、
ほとんどノックダウン状態!
不思議ですねえ。
あのわずかな液体を腕に注射しただけでこんなことになっちゃうんですか。
ウイルスを身体に入れているんだから病気になってもおかしくないと夫が言ったのですが、最近のワクチンは進化していて弱めたウイルスとか、そういうのとはちょっと違うとどこかで読んだので、調べてみました。
私達が接種してもらったアストラゼネカのワクチンは、ウイルスベクターというタイプのワクチンで、チンパンジーに風邪の症状を引き起こすアデノウイルスを弱毒化して、それに新型コロナの遺伝物質を組み込んだものだそうです。
要するに、アストラゼネカのワクチンはアデノウイルスなんです。
ワクチンにはいろいろ種類があって、ファイザーやモデルナのワクチンは、伝令RNA(mRNA)と呼ばれる遺伝物質を脂質の膜の中に入れてあるのだそうです。この脂質の膜の「入れもの」が壊れやすいので、超低温での保管が必要なんだそうですよ。
つまり、ファイザーやモデルナのワクチンはウイルスではないのです。
詳しいことはよく分かりません。こういうのは私の最も不得意とする分野でございます。
ただ、いろいろ読んでいて気になったのは、チンパンジーのアデノウイルスであるアストラゼネカのワクチンでは、アデノウイルスに対する抗体ができるので、一回打つとその後は効かなくなるということなんですけど。
じゃあどうするんでしょうか。
まあワクチンというものは1回打ったら一生効果が続くというようなものではありませんからね。科学者の皆さんが、より効果的で保管も容易な新しいワクチンを開発してくださることと信じます。
それにしても、
同じものを同じ量だけ注射して、私はヘッチャラで、強そうなうちの夫がノックアウトというのが不思議です。
夫の身体は、現在チンパンジーのアデノウイルスと闘っているんですね。免疫反応が起きて抗体が作られているのですね。
私のように何の症状もない場合でも、ちゃんと抗体はできるのでしょうか?
アストラゼネカのワクチンは、予防効果が90%以上のファイザーやモデルナに比べて70%台と低めなんですから、効き目が見られなかった30%に私が入っちゃったりすると残念ではすみません。
それと、この弱毒化したウイルスでノックダウンするほど反応しちゃっているうちの夫は、血栓にも注意した方がいいかもしれませんよね。血栓は、どういうメカニズムで発生するのか分かっていないようですけど。
夫は今日も仕事を休んで寝ています。
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