人並み外れてびっくりする体質で、「びっくりエピソード」に事欠かない私ですが、時々マジで心臓が止まりそうになります。
病気じゃあないかと思ったこともありますけど。
あるんですよ、非常に稀な病気ですが「びっくり病」なる病気が。
別名「過剰驚愕症」というすごい名前の病気です。
主に聴覚性および触覚性の刺激によって過剰な驚愕反射を生じ、身体の筋肉が痙攣あるいは硬直して転んだりケガをしたりしてしまうことが問題となります。
不意に大声で呼ばれたり肩をぽんと叩かれたり、そういうのがいけません。
私は筋肉が痙攣したり硬直したりはしないけど、身体がビクンと激しく動いたり、文字通り跳び上がっちゃったりすることはしょっちゅうです。
天ぷらを揚げている時に、突然現れたうちの夫に驚いて箸先から天ぷらが飛んでいったこともあります。危ないんですよ。
さて、
昨日のこと。
玉ねぎが残り半個、牛乳もボトルの半分しか無くなっており、食品の買い物に行けないのは夫が私のカローラを通勤に使うからだと恨んでいたところ、カローラが車庫にあることを発見しまして。
「なんだ、今日はバイクで仕事に行ったのか!じゃあ今日のうちに食品の買い物をしておかなくちゃあいけないじゃないの」ということで、午後遅かったのですけどスーパーに行きました。
午後遅くに買い物に行くことはめったにありません。
行ってみますと、店内はガラ空き。なるほど、この時間帯はこんなに空いているのかと思いました。
どうせ来たんだから、買い物リストに書かれたものだけじゃあなくて、色々買っておこうかと思いまして、店内が空いていたのもあってリラックスしましてね、棚の商品を見ながらゆっくり歩いて、新商品を見つけては喜んだりしていたんです。
こういうふうに一人で何かに没頭している時が危ないんです。
突然斜め後ろから聞こえた大声!
平均びっくり跳躍高さ6センチを上回る、8センチは飛び上がったと思うな。
「ジーザス・クライスト!」
思わず叫ぶワタクシ。
大声の主は、スーパーの品出し係の若い男性スタッフで、肉売り場にいる他のスタッフとお喋りをしていたから大声を出したようで。
男性スタッフは飛び上がった私を目撃して笑いをこらえるのに必死。
「ジーザス・クライスト!」
「いや、その… あそこのアイツと話していたもんで…」
「びっくりしたじゃないの!跳び上がっちゃったわよ!」
申し訳無さそうな顔をしつつ笑いこらえていた彼は、きっとあの後、誰かに私の跳び上がりぶりを話したでしょうね。
スーパーで跳び上がったのは久しぶりでした。
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