2020年4月3日

ビデオ会議アプリなるもの

ついに、世界中の新型コロナウイルス感染者が100万人を超えましたね。100万は英語で「ミリオン(Million)」です。数字を表現する言葉がここで変わるので、大きなマイルストーンとして受け取られています。

たった2週間前に、家族で「ついに20万人になったねえ」と話したばかりなのに。爆発的に増えています。

ヴィクトリア州では、新型コロナウイルスのせいで外出が規制されております関係で、最近ビデオ会議アプリなるものが一気に普及しているそうです。

オンラインで顔を見ながら話ができるアプリと言えば、「FaceTime」と「Skype」と「WhatsApp」くらいしか知らなかった私ですが(「LINE」はオーストラリアでは知名度が低い)、最近話題になっているのは「Zoom」です。

老人ホームや介護施設などに入居しているおじいさんおばあさん達に会いに行けなくなったのを機会に、孫達が家族皆んなに「Zoom」を導入し、おじいさんおばあさんをはじめ親たちにも使い方を指導して、これまで以上にコミュニケーションをとれるようになったという楽しいニュースも耳にします。

「Zoom」というアプリには、セキュリティーの問題やトラブルが色々あって、安定性の問題もあるとか聞きますけど、普及の具合から判断すると便利なアプリのようですね。

興味がわいたので調べてみたら、ビデオ会議アプリってたくさんあるんですね。

私って遅れてたわ!

そう言えば、うちの娘も「Microsoft Teams」と「Canvas」というアプリで大学の勉強を続けています。

昨年「Bachelor(学士課程)」を終了して、今年から「Honours(優秀学士課程)」を履修しているのですが、始まったばかりだというのに新型コロナウイルスのせいで大学は閉鎖されてしまいました。

でも大丈夫!

講義や授業は全てオンライン化されましたので、娘は自宅の勉強部屋で講義を聞き、担当教員の指導を受け、グループの討論に参加し、もう何でもありですよ。はっきり言って、毎日大学に通う必要なんて無いんじゃあないのって感じです。

すごい時代です!

ビデオ会議アプリでお互いに顔を見ながら話をしたり討論する時は、一応上半身はちゃんとした服を着てやっています。ビデオに映らない下半身はパジャマのままだったりしますけど。

リモートワークでお仕事をされている皆さんも、きっとそんな感じなのでしょうね。

うちの子供達が生まれた後、家族も友人達も皆んな日本にいる私としては、日本とオーストラリアとでお互いに顔を見ながら話ができる「Skype」に夢中になった時期がありました。

しかし、当時はインターネットがとても遅くて「Skype」はしょっちゅうフリーズするし、国際電話の代わりに利用するにも不便が多くてね。私の両親や妹達はインターネットは別に無くても生活に困らないと言って利用に消極的でしたから、結局「Skype」の利用は消えて無くなったのでした。

岡山の田舎に住む両親や妹夫婦など、いまだにインターネットを使っておらず、パソコンもタブレットも持っておらず、インターネットの革新的な便利さを知らないままです。

最近は、銀行にも郵便局にも役所にも行く必要が無くなったし、食品や生活用品の買い物だって家にいてできる時代だし、映画だって見たかったら家でいくらでも見られるんですし、会社や学校にも行く必要が無くなったら、もうね、

運動不足が心配ですよ!


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