2020年4月5日

誰かの役に立ったという喜び

先日、このブログを読んで下さったある方からメッセージを頂きました。

メッセージの内容は、私の「世界一簡単な靴下のかかとの編み方」についての質問でした。このかかとの編み方は、「二目一度」さえできれば編める非常に簡単かつ丈夫な編み方です。

靴下を編んだことがある方ならお分かりでしょうが、靴下の一番の難関は「かかとの部分をどう編むか」でして、編み方はたくさんあります。

私も色々試してみました。ノルウェーの男性ニッターさん二人組が紹介する「世界一簡単なかかとの編み方」にも挑戦しましたが、全然簡単じゃあなかったです。穴が開くし。

YouTubeでは、大勢の人達がかかとの編み方を紹介していますが、そういうのを参考にしながら、私は「とにかく簡単でキレイで穴が開かなくて丈夫」な編み方を考え続けました。

そうして、これこそが「世界一簡単なかかとの編み方だ!」というのを本ブログで紹介したわけなんですけど、写真や図なども加えて説明しましたが、この方には分かりにくかったようです。

動画でやれるといいのですがね。

一度挑戦し始めたんですよ、自分が知っている編み物のちょっとしたテクニックを誰かに教えたくて。ところが、私は手が震えるものですから、どうも見苦しいと自覚してあきらめたのです。

メッセージを下さった方には、追加の図を描いて説明してさしあげました。

すると、その方からお返事が来ました。

この方は、お子さんの一人が肢体不自由があって脚が冷えやすいために、一年中手編みの靴下を履いていらっしゃるそうです。靴下の手編みは「かかと」が難関。この方もたくさんの編み方を試したそうです。

もっと簡単な編み方はないものかと探していらっしゃるうちに、私のブログを見つけてくださったようです。

私のブログ、ただ自己満足で書いているような日記のようなものですけど、どこかの誰かの役に立っていることもあるのだと分かって、私はこの上ない喜びを感じたのでございます。

私の「世界一簡単な靴下のかかとの編み方」は、本当に正真正銘簡単ですからね、見た目も悪くないし、かかとに苦労されている方にはぜひ一度挑戦してみていただきたいと思います。

見た目にこだわりたい方には、この編み方以外のかかとの編み方も紹介していますよ。このブログ内を「かかとの編み方」で検索すると見つけていただけます。


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