2020年4月17日

表と裏が同じ編地の一列模様編み

新型コロナウイルスのせいで家から出られず、退屈している方には編み物をおすすめしますよ。のめり込むと半日くらいぶっ通しで編んじゃったりしますから。

今日は、初心者の方でも簡単に編めてかなりおしゃれな「One Row Stitch(ワン・ロウ・スティッチ)」と呼ばれる編み方を紹介しましょう。

表目の一列(One Row)が均等間隔にできる模様ですが、表側と裏側が完全に同じ編地になる編み方ですので、スカーフ(マフラー)等に最適です。


表目の一列が均等間隔にできる模様編みには、以前このブログでもご紹介した「間違いゴム編み」というのがありますが、「間違いゴム編み」はゴム編みの仲間ですからデコボコするのですけど、その点この編み方はほとんど平らでデコボコしません。



1.編み方

編み方は簡単です。表側も裏側も「表目、表目、ねじり目、裏目」を繰り返すだけです。



2.ねじり目の一手間

ねじり目の部分は表目にしても、表目の列が均等間隔にできる同じ模様になりますが、ねじらないほうが簡単だからと思ってやってみましたら、ねじり目にせずに表目にすると編地がややデコボコします。また、ねじることで表目の列の模様がきれいに出ますので、ここは一手間ですがねじり目にすることをおすすめします。


3.目数

表と裏で完全に同じ編地にするために、目数は「4の倍数プラス2目」にしてください。「表目、表目、ねじり目、裏目」を繰り返しますので、プラス2目のせいで格段とも最後は「表目、表目」で終わります。



このスカーフには、Spotlight という店で買った「Anette Eriksson Frost Yarn 100g」を2玉(合計200g)使いました。大変柔らかい糸で、私の荒れた指先に引っかかるくらい細い繊維で、チクチクしないというのが選んだ理由です。


最近は編み物をすると手が痛くなるのと、視力が激落ちして見えにくいので、難しい模様編みなどはやる気が出ず、編み物は何かを編むことが目的ではなく時間つぶしが目的になっています。

テレビを見る時に、ただじっと座ってテレビを見ていると時間を無駄にしている気がするので、テレビの前に座る時に編み物をしていたのですが、最近はテレビを見なくなっちゃったから編み物をする時間も無くなって。

お料理中の待ち時間などに少しずつ編んでいたこのマフラーですが、完成してしまったからまた新しいプロジェクトが必要です。


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿