2020年1月29日

病気は治ったわけじゃないけど

久しぶりに娘と出かけました。

と言っても、出かけた先は作業着とか安全グッズなどを売っている店で、娘が必要だという靴を買いに行くためでした。

最近時々クッキングの実演や中華の屋台なんかのアシスタントのアルバイトをやっているのですが、立ちっぱなしだから足が疲れて大変なんだそうで。

疲れにくくて滑りにくい仕事靴が必要だと言うので、買いに行ったのです。

娘とどこかに出かけるなんて久しぶりでした。普段は大学へ行くために駅へ送って行くだけですから。

親しい知人のアシスタントとは言えアルバイトができるようになったわけですし、大学へはずっと一人で通学しているんだし、最近は駅まで送っていかなくてもバスで行ける時もあって、娘の不安障害(パニック障害も含む)は良くなってきたと思っていたんですけど。

昨日、その初めて行った店に入るやいなや不安が高まったのでしょうか、ちょっと具合が悪くなっちゃったんですよ。

娘の不安発作はおトイレに行きたくなるという症状と強い関係があるのですがね、店内にはおトイレがなくて、隣りの隣りにあるクラフトショップの建物内にあるおトイレに行くしかなくて、娘は一緒について来てくれと言うので一緒に行きましたが、途中から娘が走り出して「お母さん速く!」と急かされても普段走ったりすることがないおばちゃんの私は走れないのですよ。

幸いそのクラフトショップには何度も行ったことがあったので、娘はトイレの場所を知っていたのが幸いし、私を待たずに一人で走って行きました。もちろん私は後を追ったのですけど。

かわいそうです…

すべて脳みその不具合のせいなんですけど、どうしてそういう事になっちゃうんだか。

言っておきますけど、家から出てどこかに行く時は、そりゃあもう何度も何度もおトイレに行って準備するんですよ。

病気は治ったわけじゃあないということを改めて目にして、お母さんはちょっと悲しかったのですが、それでもちゃんと靴を買ってこれたわけだしね。

最近は、知らない場所へのお出かけもあらかじめ分かっていて事前に心の準備ができていれば行けるようになっていますし、しかも一人で行けるようになったことは本当に大進歩なんですからね、悲観的にならないようにしようと思いました。


それにしても、久しぶりに走ったわ、私。

こんなに走れなくなっているとは、自分のことながら驚きました。

気持ちは30代の頃と変わらないんですけど、身体はすっかり老化しちゃってるの。ちょっとマジで運動しないと今後が心配なほど走れなかったです。


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