2020年1月23日

悪夢のウェブサイト引っ越し

四六時中ダウンしているか、そうでなければ超遅かった私のレシピウェブサイト

ウェブサイトのホスティングサービスは、シドニーにあるというNetRegistryという会社を10年以上使ってきたのですが、「遅くて四六時中ダウン」というのは話にならないわけでして。解決を相談したけど何も解決せず。

別のホスティングサービスを試す時だと思いました。

今度は大手の会社にしようと、ドメイン登録数が世界一でホスティングサービスでも最近テレビ広告を見るようになってたGoDaddyというアメリカの会社を選びました。

相談窓口に電話をするのは怖かったので、というのはよくアクセントの強い英語を話す人が出るから私は聞き取れないので、最初はチャットで相談。

三人の人とチャットしましたが、いずれもインド系か中東系と思われる名前でしたから、チャットにしたのは正解だったと思います。

とにかくですね、

ドメインもサーバーにあるコンテンツも全部引っ越すということが私の希望でしたから簡単な話です。すでに別のドメインを試しに移行済みでしたのでドメインの引っ越しは簡単だと知っていました。

問題はデータベースを含めたウェブサイトのコンテンツの移動で、これを有料で全部やってくれるというので頼んだのですよ。

これが失敗だったの!

私のドメインhirokoliston.comには、Wordpressで制作した二つのウェブサイトがありまして、それぞれサブフォルダに入っていたんです。ドメインにアクセスして見えるコンテンツはサブフォルダAに入っていた料理関係のコンテンツ。ここからのリンクでサブフォルダBに入っていた日本語教材関係のコンテンツにアクセスできるという作りです。

問題はいくつかありましたが、一応コンテンツの引っ越しは終わり、ウェブサイトは通常通りに見られるようになり、投稿や編集などのメンテナンスも通常通りにできるようになりました。

GoDaddyの人にコンテンツの移行完了を確認し、これまで利用していたNetRegistryのホスティングをキャンセルしても大丈夫と確認してから、二日ほど様子を見た後でキャンセルしたんです。

ところが、

NetRegistryのホスティングをキャンセルした途端に、私のウェブサイトは移行期間の初め頃にトラブっていた状態に戻ってしまった。

移行完了後に投稿したレシピは消え、編集した箇所も元に戻り、日本語教材関係コンテンツへはアクセスできず、

最も恐ろしいことに、

たくさんの画像が消えているのを発見!

cPanelというやつで新しいサーバーに引っ越したファイルをチェックしてみたら、

何ということか、

GoDaddyはサブフォルダAに入っていた料理関係のコンテンツをそっくりそのままルートディレクトリ(最上位のディレクトリ)に持って来ていたから、リンクのURLにあるサブフォルダAの名前が原因でリンクが壊れちゃっていたんです。

分からない人には分からないでしょうが、

これは大問題なのよ!

さらに、

日本語教材関係のコンテンツが入っていたサブフォルダBは、新しいサーバーには存在していませんでした。

つまり、コンテンツを全部そっくり移動という話だったのに、ドメインにアクセスした時に見える料理関係のコンテンツだけが引っ越していたということで。

信用しすぎた私が愚かだったのか…


GoDaddyに何とかしろと言いたくても、もう古いサーバーはキャンセルしちゃったんです。バックアップはしてるけど。

それに、

もう他人の手に任せるのは恐い!


日本語教材関係のコンテンツは内容が多くはないので、バックアップしていたデータベースを使って、画像やファイルは再度アップして、サイトを作り直しました。半日かかりました。

そして、昨日の昼過ぎからは、料理関係のコンテンツの壊れたリンクの直しをやっています。作業自体は難しいことではないんです。リンクのURLからサブフォルダAの名前を取ればいいのですから。

ただね、先日も記事に書きましたように、私のレシピ数はもうすぐ1000になるんですよ。投稿数が1000あるということです。それを全部チェックしなくちゃあいけないというのは大仕事なんです。

GoDaddyには、二つのサブフォルダがある件は説明していなかったのですけど、サーバーにあるコンテンツを全部引っ越すということだったから、いちいち説明する必要もないと思ったんですけど。

GoDaddyに苦情を言うかわりに、レビューに苦情を書いて、同様の被害に合わないように、引っ越しの際には注意し過ぎるくらい注意しろと皆さんに伝えたいと思っています。

引越し後のウェブサイトのパフォーマンスは大変良いので引っ越しに関しては良かったと思っていますが、引っ越しを自分でやれば良かったと、後悔しているのはそこです。


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