先日、うちの夫が「Benzemul Application」という液体200ml入りの瓶を
8瓶買ってきました!
「Benzemul Application」には、安息香酸ベンジル(Benzyl Benzoate)というのが25%含まれているそうです。安息香酸ベンジル安息香酸ベンジルの用途の一つは、シラミやダニを駆除することです。
夫の話によりますと、うちの娘が手の指の間が痒いというので見てみたところ、夫は「スケイビーズ(scabies)」だと即座に診断を下しまして、その治療薬として「Benzemul Application」という液体を買って来たのだそうです。
「スケイビーズ(scabies)」は、日本語では疥癬(かいせん)と呼ばれます。ヒゼンダニという寄生虫による皮膚感染症だそうですが、私は聞いたことがありませんでした。
なんでも、あらゆる皮膚疾患の中でも最高レベルの痒みが生じるそうで、痒いとかきむしってしまう傾向があるうちの娘にはさぞ辛いことでしょうが、
夫の見立ては正しいのか?
そして、
なんで8瓶も必要なのか?
夫はペルメトリンという薬剤入り軟膏も買ってきており、娘はこれを塗っているようですけど、治っているんだかどうなんだか。娘の手はかさぶただらけになっています。
医者に診てもらわなくてもいいのか?
ペルメトリンは、ダニやシラミなどの寄生虫駆除すなわち疥癬(かいせん)の治療に用いられる薬剤だそうですが、日本ではヒト用医薬品としては認可されていないそうです。
さらに、
スケイビーズ(疥癬)は、寄生虫による感染力の強い皮膚病ですから、私達家族に感染する可能性があるので、家族全員が寄生虫駆除を行う必要があると、夫は言いました。
「Benzemul Application」が一人2瓶は必要だろうから8瓶買って来たということなんですけど、何をどうやって一人2瓶も必要なんだか。
それに、どうやって使うんだよ。
シーツなどは高温で洗って高温で乾燥する必要があると、夫は言いまして、
娘は父親に言われたとおりにやっていました。部屋の大掃除もしていました。息子も父親に言われたらしく、自分でシーツを洗濯して乾燥機で乾かしていました。
私はしょっちゅう手を洗うし、娘のヒゼンダニに感染するチャンスも無いだろうと思います。シーツも頻繁に洗濯していますから、寄生虫駆除が必要とも思わないのですが、
そもそも、
本当にヒゼンダニなのかどうか分からないじゃん!
うちの娘は幼い頃からアレルギー性の皮膚炎には悩まされてきたのです。
それはともかく、
家族に対してスケイビーズ(疥癬)に関するうんちくを垂れ、ああしろこうしろと細かく指図していた夫は、
な〜んにもしていません!
夫が買ってきた「Benzemul Application」という液体8瓶は、袋から取り出されることもなく、居間に置かれたままです。
使わないともったいないぞ!
1瓶7ドルだから全部で56ドル分だぞ。
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