何事にも、一旦夢中になると寝食を忘れるうちの夫は、ただ今ドイツ語の習得に夢中です。
来年、ドバイ在住の義妹(夫の妹)の誕生日に招待されてドバイ旅行をすることになり、もちろん費用は全額妹持ちで、ドバイまで行くのならずっと行きたいと思っていたドイツにも行くと決めたのだそうです。
なぜドイツに行きたいのか?
ドイツに行きたい理由はお城じゃありませんよ。
夫はビールやソーセージにも興味はありません。芸術にも古い建物にも興味はありません。
ドイツに行きたい理由は唯一つ。
ドイツには夫の愛する電動工具メーカーの、
フェスツールという会社があるからです!
フェスツールの工場見学をしたいんですって。
(そのためにドイツまで行くのか…)
行くと決めたからには、ドイツ語の習得が必要ということで、ここんとこ朝から晩までピムズラーのドイツ語プログラムをやっています。iPhoneにピムズラーのドイツ語ブログラムを入れており、それをイヤフォンで聞きながら、朝起きるとすぐに紅茶を飲みながら出勤時間が来るまでドイツ語学習。
夫の三菱マグナはいまだに(22ヶ月間)壊れたままですから通勤にはオートバイを使っていますが、通勤中もドイツ語学習。
(危ないんじゃないの?)
仕事から帰宅するとすぐにドイツ語学習。晩ご飯を食べている時以外は、寝るまでドイツ語学習。
(ドイツ語のTVドラマも見ていますけど…)
ドイツ語学習中は、もちろんプログラムに従って常にドイツ語を話しています。そして、私が話しかけると、
ものすごく怒るんです!
「ドイツ語の勉強をしているのが分からないんですか?」
「分かりますけど…」
「ドイツ語をやっている時に話しかけても聞こえないでしょう!」
「聞こえないんですか…」
「話しかけないでください!」
「そうですか…」
ということでですね、
もう結構な日数、夫とはほとんど会話をしていません。
知能指数が高くて記憶力の良い夫は、言語習得の才能もあるようで、話しているドイツ語がどんどん難しくなってきていているのが分かります。まるでドイツ人みたいに話していますよ。
基本的に夢中になりやすいけど三日坊主ですぐに飽きちゃう夫ですが、フェスツールの工場見学というのはここまで意欲と集中力を高めるものなんですね。
そりゃあ私だってね、もしもイタリアの美術館巡りをすることになったら、貴方、ピムズラーのイタリア語プログラムでイタリア語習得に励んじゃうだろうとは思いますけど。
この調子だと、フェスツールの工場に行く頃には、もうドイツ語ペラッペラになっていても不思議ではありません。
ところで、
そのフェスツールの工場ですけど、一般人が見学なんてできるんですかねえ。
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