2019年11月29日

歓喜の静寂と今後

昨日の午後、私が居間の方へ行こうとして鉢合わせしたのは、カビ処理専門業者のギドンさんでした。

いつの間に入った?

きまり悪そうな表情で、家の外にいたうちの娘と挨拶をしたから勝手に入っちゃったと言うギドンさんでしたが、いいですよ別に、私は気にしません。

超多忙なギドンさんは、早速キッチンを覆っているビニールのファスナー部分を開けて中に入り、何やらカンカンガッチャンガッチャンやっていましたが、しばらくして外に出て来ると言いました。

乾いてます!

ギドンさんは、一週間以上に渡って稼働し続けていた例の業務用大型可搬式除湿乾燥機のスイッチを切りました。なんだかたくさんあった機械や道具を片付けて、次々にバンに積み込むと、あっという間に帰って行きました …って言うか、次の家に行っちゃいました。



家の中がシーンと静まり返っています。



鳥のさえずりが聞こえてきました。



遠くからはコッキーの野郎の怪獣音も聞こえて来たり、



木の葉が風に揺れてサワサワと音を立てるのも聞こえました。

コトッコトッと屋根の上にいる鳥の足音も聞こえました。

静かだからこそ聞こえる様々な音…

注意して聞いていると、

時々全く何の音も聞こえない「静寂の瞬間」も訪れます。

「ああ、なんて素晴らしい…」

私は一人で感動してしまいました。(泣)


ところで、キッチンの床は乾きましたけど、黒カビで汚染されていた床板はまだ真っ黒なんですが、どうなるのでしょうか。

月曜日の朝、保険会社の調査員ラッセルさん(南アフリカ出身のラグビーファン)と大工さんがいらっしゃっることになっています。

どこをどう修理する必要があるのかを確認し、今後の計画を立てて大工さんが見積もりを出し、その見積もりが保険会社に承認されたら、いよいよキッチンを元に戻す工事が始まるのだそうですが、

私は、

元通りにしないでもらいたいの!

家族全員が高身長だったこの家の前の持ち主が、自分達の身長に合わせて作ったキッチンなので、低身長(154センチ)の私には踏み台がないと高過ぎて使えないのですよ。ちょっと不便なんていうレベルじゃあないの。

踏み台がなくても使えるキッチンにリフォームする絶好のチャンスなんですがね、オーストラリアの最も一般的なキッチンの高さはどうやら90センチらしい。

それは私にはまだちょっと高すぎる。

せめて85センチくらいにしてもらいたいのだけどなあ。

三人からは反対されそうだけど…


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿