2019年11月18日

歯ブラシに端を発したプラスチックごみ問題紛争

この紛争というのは、我が家においての話です。

数週間前から気になり続けていたのが、バスルームの歯ブラシ立てに置かれた歯ブラシ。歯ブラシ立てなんかを「片付けない&掃除をしない人達」と共有するのはイヤですから、私は自分専用の歯ブラシ立て兼カップを持っておりまして、そのカップには私の歯ブラシが一本だけ入っています。

ところが、もう一方の歯ブラシ立てには少なくとも10本は入っていたでしょう。

これって「片付けない&掃除をしない人達」に共通する特徴であります「使わなくなったものを廃棄することをしない」からでしてね、よく見ると大量のホコリを被った歯ブラシも数本あったのですよ。

処分するよう家族に頼んだのですが、娘が「一体何年使い続けているんだ!」というくらいにヨレヨレの歯ブラシを使っていると分かったので、新しいのを買って来てあげました。それを見た娘の一言は、

「なんでこんなのを買ってくるのよ!」

言っておきますけど、

歯ブラシは使いやすくてキレイに磨けて長持ちする上等のを買っているんですよ。

「アナタの歯ブラシがあまりにボロだから新しいのを買ってきてあげたんだけど…」
「これってプラスチック製でしょ!」
「いつも買っているやつだけど…」
「私は木製の歯ブラシを買うつもりだったのよ!」

...

怒り小噴火!

「ごめんなさい!お母さんはもう二度とアナタが使うものを買って来たりしません!」

一週間ぶりにスーパーに買い物に行ったので買ってきた食品も大量で、片付けを手伝ってくれるのは良いのだけど、イチイチ文句を言う娘。

例えば、ポリッジ用のオーツ麦もプラスチック袋に入っていますが(プラスチック袋に入ったのがさらに箱に入っているようなものは絶対に買わない)、娘はこれも批判する。

なんでも、クロイドン(Croydon)という我が家からそれほど遠くない町に、穀類や豆類や米を量り売りしている店があるんだそうで、容器持参でそこに買いに行けば良いのにと言うんです。

プラスチック袋に入ったパンを見ても大きなため息をもらす娘。

言っておきますけど、

通常は紙袋入りの強力粉を買って来て、パンは手作りしているんですよ。でも、キッチンの改修工事で当分の間はオーブンが使えないの。

「パン屋で買えば紙袋に入れてもらえるでしょ!」
「パン屋まで足を運ばなくてスミマセン」

野菜や果物は八百屋で量り売りで買いますが、必要な場合は、例えばインゲン豆のようなものはナイロン袋に入れて買います。でもね、そのナイロン袋は家から持参して繰り返し使っています。

言っておきますけど、

我が家が一週間に出すごみの量は結構少なくて、それはやはり意識して買い物をしているからだと思うんですよ。

でもね、現代の食品流通事情を考えると、食品の鮮度維持のためにプラスチックは非常に有効で、どうしても必要な場合がありますよ。プラスチックが無くなったら、食べることを諦めるしかないような食品だってありますよ。

娘の大好きなお豆腐だって、容器持参で買いに行ける豆腐屋なんてないんだからね。

お母さんも努力しているんだよ!

ペットボトル入りのソーダ水だって買うのを止めたし。

近年世界的に問題になっているプラスチックごみに関しては、集めているだけでリサイクルなんてやっていないオーストラリアの実情を考えて、とにかくできるだけプラスチックごみが出るものは買わないようにしているわけですよ。

それなのに、まだ努力が足りないと?

余分にガソリンを使って余分に車を運転し回って、できる限り量り売りの店に容器持参で買いに行けと?

自分は買い物になんか行かないくせに、お母さんを批判ばっかりしてえ!

怒り大噴火!


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