2019年11月14日

破局的巨大噴火

というのをご存知?

地下のマグマや何やらかやらが一気に地上に噴出する壊滅的な大噴火のことです。

地下が空洞になっちゃうものだから吹き出したものの重さに耐えられず陥没し、大規模なカルデラを形成することがよくあります。阿蘇山もそうした大噴火を起こしたカルデラ火山なのでございますよ。

人間も、それに似たような大噴火を起こしちゃうことがあります。

一昨日、

家族が汚し散らかした家の中の掃除を私が一人でやっていることにほとほとウンザリして大噴火しちゃった後で、少し冷静になりまして、

「一人で怒り狂っていても仕方がない、ここはちゃんと私のフラストレーションの原因を三人に伝えよう」と思いまして、これまでに幾度となく伝えていますけど、

「汚したら掃除する、使ったら片付ける、出したものは戻す」といった暮らしの基本事項を再注意したのでございます。

それなのに、

相変わらず食べ物で汚れ散らかったキッチンの惨状は何なんだ!

これはもっと「具体的に」注意をする必要があるのかと考えまして、いつものようにオーツを台にこぼした息子に「こういうのをちゃんと掃除してもらいたいわけよ」「アンタがこぼしたオーツやグラノーラやパンくずを、お母さんは毎日掃除しているんだからね」と言ったのを聞いた夫が、

「あ〜うるさい、ああだこうだとイチイチ細かい」というようなことを言ったんです。

巨大噴火発生!

掃除も片付けも何にもしないオマエが何を言うか!

汚したらそのまま、使ったらそのまま、出したらそのまま、散らかり続ける家の中を、安全に暮らせるように片付け続けているのは誰なんだよ?

暮らしていればどうしたって汚れていく家の中を清潔にしているのは誰なんだよ?

ストライキだ!ストライキ!

掃除も片付けも洗濯も自分でやるしかない状況に彼等を陥れてやる!


でもね…

一つ問題があるとは分かってるんです。

彼等は(特に男二人)は、掃除や片付けや洗濯を自分でやるしかない状況に置かれたとしても、さほど困らないであろうということです。

夫の壊れた三菱マグナが2年近くも放ったらかしのガレージはゴミ屋敷状態なんですけど、ああいう状態になってもストレスに感じない性格なんですよ。

居間のコーヒーテーブルの上も夫が置いたモノやゴミで埋め尽くされていますが、掃除ができないのでホコリももちろん溜まっていますが、私が共有することを止めた寝室は散らかし放題ですが、そいうのにストレスを感じるのは私だけというか。

洗濯くらいは自分でやるでしょう。

おトイレもバスルームも、限界まで汚れたら掃除するでしょう。しかし、その「限界まで汚れたら」というのが、私なんかにするともう言語に絶するレベルなわけです。

こういうことだと、私がストライキをしても大して効果は無いというかね。

結局、後で地獄を見るのは私…みたいな。

大規模に噴火したのがカルデラになって我が身に戻って来る…みたいな。(泣)


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