2019年10月20日
かぎ針で編むメリヤス編みのようなスヌード
首の短い私用に編んでおりますので、モデルの娘にはちょっと幅が足りていませんが、かぎ針1本で編むスヌードです。
最初から輪に編んでいますから、編み始めと終わりをつなげたりする必要もありません。
私が編んだスヌードの出来上がりサイズは、全長60cmで幅19センチでございます。貴方の好みに合わせて、二重巻きにするならもっと長く、幅も好きな幅にしてください。
さて、編み方ですが、
最初は鎖編み、その後はずっと中長編み、最後の一周は細編みです。この三つの編み方ができるならこのスヌードが編めます。太めのかぎ針でふんわり編むことをオススメします。
1.鎖編み
好きな長さになるように鎖編みをします。糸端は始末しやすい長さ分を残しておきましょう。
ただし、
長い鎖編みを輪につなぐ時に鎖がねじれていないかどうか確認するのは面倒ですので、最初に次の一手間をしておくことをオススメします。
まず10センチくらい鎖を編んでから、ねじれないように正しく輪にしてみます。
この状態でかぎ針を目からはずし、後でつなぐことになる最初の目にかぎ針を通します。
先程編んでいた目にかぎ針を戻します。
最初の目をかぎ針の端に保持したまま鎖編みを続けて必要な長さになるまで編んで下さい。ちょっと邪魔になりますが、ねじれの心配がこれで無くなるのよ!
必要な長さになったら、先端の目を最初の目に通す。これで輪になりました。
2.中長編みスタート
ここからはもう延々と中長編みをしていくだけです。最初の一周は、鎖の裏山の目を1本拾いながら中長編みをします。
最初の一周が終わりました。
次の目は中長編みの目ですが、この目のどこを拾うのかというのが注意点です。
目の上端には鎖状の目が並んでいて、通常はその二本を拾いますが、
その二本を拾っちゃダメ!
中長編みの目を上から見ると、別の鎖状の目が見えますよ。前から見た時に見える鎖とは別の鎖です。
裏返して見るとこんなふう。
一目につき三本の糸が渡っているのですね。このうちの一番向こう側の目を一本だけ拾って、中長編みをしていくのです。
注意: 中長編みですから糸をかぎ針に引っ掛けてから目に通しています。
こうして、一番向こう側の目を一本だけ拾って中長編みをしていくと、表側はメリアス編みのような編み地になるのです。
3.中長編みを続ける
希望の幅になるまで、ずっと中長編みをし続けます。
4.最後の一周は細編みで
最後の一周だけは細編みをします。これまで通り、前から見た時に見える鎖は拾わないで、一番向こう側の目を一本拾いながら細編みを一周します。
注意: 最後の二目くらいは引き抜き編みにした方が編み終わりの段が目立ちにくいでしょう。
5.編み始めと終わりの糸端の始末
糸端を目立たないように隠したら完成です。
お帰りの前に1クリックを!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿