先日「失われた大陸」が発見されたというニュースを読みました。
数億年前の地球にあったと言われる巨大な陸の塊は「パンゲア大陸」と呼ばれていますが、この陸の塊が割れて移動して現在の陸地になったというのは、皆さんもご存知でしょう。
この過程において存在していた陸地が、その上層部を陸上に残しつつ現在のヨーロッパ大陸の南の下にもぐり込んでいたというニュースです。
その記事を読んだのがきっかけで、地球のことをもっと詳しく知ろうと Wikipedia を読んでいるうちに太陽系について読み始めました。
太陽系って、
私が学校で学んだのとは随分違うんですね。
惑星というものの定義が決められた際に、一番外側の冥王星が惑星から準惑星に降格され、太陽系の惑星は「水金地火木土天海」の8つになったというのは知っていましたけど、「小惑星ベルト」だとか「カイパーベルト」なんて知らなかったです。
太陽系の構造がもっと詳しく分かってきたようで、私も勉強になりました。
いろいろ読んでいる中で面白かったのが、太陽を直径1メートルの球体と仮定した場合の惑星の大きさと太陽からの距離を紹介しているウェブサイトです。
地球は太陽から107メートル離れていて大きさは直径9ミリのビー玉サイズ。一番外側の海王星は3.2キロメートルも離れていて大きさは3.5センチのピンポン玉サイズ。
面白いですね。太陽系の広さが、感覚的に少し分かった気がしました。
ところが、
その後、私の関心は銀河に向かいまして、今度は銀河について読んだのです。我らが太陽系の属する「天の川銀河」についても研究が進んでいるようです。
そして、
太陽を直径1ミリの砂粒サイズと仮定した場合の「天の川銀河」の大きさというのを調べてみました。貴方ね「天の川銀河」は大きいですよ。
よろしいか、
前出の仮定で、我らの地球が直径9ミリのビー玉サイズと考えた時に107メートル先にある直径1メートルの球体である太陽。その太陽を1ミリの砂粒サイズと仮定するんです。地球なんて顕微鏡がないと見えませんよ。
その場合の「天の川銀河」の大きさはですね、
68000キロメートル!
この辺りから私は理解に苦しみ始めました。68000キロメートルというのが感覚的に分からないです。その68000キロメートルの中の1ミリの砂粒が太陽。
「天の川銀河」はとにかく想像を絶するほど大きいのです。そして「天の川銀河」の構造ですけど、読んでいるうちにギブアップしました。理解力がついていかないの。
想像を絶するほど大きい「天の川銀河」ですけど、ご近所の銀河たちをひとまとめにしたグループというのがあって、そのグループが属する銀河のクラスター(群れ)というのがあるんですって。
想像しているうちにだんだん気持ちが悪くなってきた頃、
観測可能な宇宙(Observable Universe)
という画像を見ました。
絵なんだか写真なんだか分かりませんけど、その大きさは約930億光年と書いてありました。「光年」というのも想像できにくいけど、「930億光年」なんていうのは全く理解も想像もできないのでしてね。
黒地に白い点々がびっしりとあるその画像ですが、その小さな点の一つが、「天の川銀河」のご近所銀河たちをひとまとめにしたグループというのが属している銀河のクラスターであると…
そして、
「観測可能な宇宙」の先には何があるんだ?
すっかり気持ちが悪くなって、やっと考えるのをやめた私でございました。
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