ウイルソンズ・プロムを4日間かけて歩いて一周した息子が、無事に帰宅しました。私のカローラも無傷でございましたので、胸をなでおろしました。
しかし、無傷だったのは良かったけれど、
臭いがすごい!
海の潮のニオイと森のニオイと、雨や泥のニオイと、もちろん息子の「臭い」と、何だが一言では言い表せない不思議な「悪臭」が、私のカローラには染み付いています。
床に溜まった砂や土を掃除すれば、そのうち取れるでしょうけど。
ちゃんと掃除するんだろうな…
たった一人で4日間も、広大なウイルソンズ・プロム国立公園内の山や森や岩場や砂浜を、時には何時間も他の誰にも出会わなかったり、道が分からなくなって不安になったりしながらあるき通したそうです。
息子は、最初からこの4日間のハイキングを一人でやろうと計画したわけではありません。誘える友人達をみんな誘ったそうですが、誰一人一緒に行くと言った友人はいなかったのだそうです。
ところが、
実は息子が知らないところでサプライズが計画されていました。
断った友人達のうちの二人が、実は息子と一緒にハイキングをするつもりで予約や宿泊施設の手配などもこっそりとすませていました。当日、息子がウイルソンズ・プロムにやって来たところで、
サプラーイズ!
と言って出迎え、息子をびっくりさせる予定だったのです。そして、その後三人で一緒に4日間のハイキングを楽しむはずだったのです。
歩く距離が一番長くて大変な第一日目の日曜日。
朝早く家を出た息子は、「これからインターネットも電話も届かない世界に入っていくぞ」と友人達にSNSでメッセージを送りました。
そのメッセージを見て焦ったのはサプライズを計画していた二人。
えっ?月曜日スタートじゃなかったの?
彼らは日付を間違っていたのでございます。
やって来た二人は、息子の後を追ったそうですが、息子は彼らが後を追っているとは知る由もなく、距離が距離なだけに彼らも追いつけず、結局息子は最初から最後まで一人っきりで歩き続けたのでした。
三人で歩いたら楽しかっただろうになあ…
ホントに残念でした。
お帰りの前に1クリックを!
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