何処からか牛がモウモウと鳴く声が頻繁に聞こえるようになって、どうも近所の誰かが牛を買い始めたようだと思ったのは、昨年のいつ頃だったか。
ペットとして牛を飼っているのだろうかと思ったのは、いくら私達が住んでいるエリアが田舎環境とは言え、あるのは広い敷地に建つ住宅ばかりで牧場なんていうのは見たことがなかったから。
ところが、グーグルマップで見てみると、牛でも馬でも豚でも飼えそうな非常に広い区画もあるのでして、ある時アルパカとかロバが飼われている場所を見つけました。
牧畜業にしては数が少なすぎるし、やはりあれは趣味か何かだろうかとも思いましたけど、アルパカやロバを飼っている人がいるなら牛を飼っている人がいても不思議ではありません。
ところが最近、モウモウという鳴き声以上に影響が出てきました。
それは、
まあ風向きにもよるのですがね、
ニオイです…
それが牛のニオイであると、最初の一嗅ぎで分かった私も大したものなんですけど、風向きや風の強さによっては、結構強烈なのですよ。
あの類のニオイがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、私は家畜の「臭い」は好きではないのです。
ところが、
先日、洗濯物を干していた時、さわさわと吹く涼しい秋のそよ風に乗って、例のニオイがやって来た。
そして、
その「臭い」であるはずのニオイを、どういうわけか心地よく感じるワタクシ。
どうしたの私ったら!
あれは確かに牛のニオイだったんだけど。
でもね、
蒸し暑い日の夕方、夕立の湿気とともにやって来ると、それはもう完全に「臭い」なのでして、せっかくのクールチェンジの涼しさを楽しむことができません。窓も閉めないといけないし。
「牛のニオイのある暮らし」は、この家に住む限り続くのでしょうか。
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