2017年1月14日

脳みその再プログラミング

家から出られなくなっていたうちの娘ですが、年末より本格的に外出する練習を始めまして、私が車で少しずつ色んな場所に連れて行っています。

バスに乗る練習も始めましたが、家から普通に車で行けば6〜7分で行けるイーストランド・ショッピングセンターまで、何とか行けるようになりました。リングウッド駅と直結していますから、帰りは駅からバスに乗って帰ります。

このバスは、住宅街の中の狭い道をグルグルと回りますので、6〜7分で行ける距離ですが20分以上かかります。めったに乗る人もいないのに、どうしてこういうルートにしたんでしょう。これが娘には大きなハードルだったんです。

まだお母さんが一緒でなければどこにも行けませんけど、大きな進歩です。

電車の練習をするにはボックスヒル駅まで車かバスで行かなければなりませんが、バスでボックスヒル駅まで行くというのは、まだハードルが高すぎてできていません。

しかし、先日はボックスヒル駅のプラットホームまで下りることができました。しかも、大変混雑している時間帯でしたから、あきらめて帰ろうかともしたんですが、何とかやれました。

2週間前は、行けるところは私と一緒に行くイーストランド・ショッピングセンターの Coles 周辺だけでしたから、2週間で大きな進歩です。

本当に少しずつですが、成功体験を重ねることで脳みそが再プログラムされて、パニック発作が起きなくなりつつあります。

それでも、日によってはうまくいかず、体調を崩し、ガッカリして落ち込んだりもします。昨日は、うちの夫と運転の練習のために出かけましたが、夫が予定していなかった場所に寄ったためにパニック発作が起きたらしいです。

パニック発作が起きそうになると、子供の頃からお世話になっている心理カウンセラーの Kirsten Chalmers さんに教えてもらったという呼吸法によって、発作が起きるのを防ぐことができているそうですが、うまくいかない時もあるのです。

それでも、少しずつですが、回復へ向かっているようです。

気になるのはお母さんの方で、メンタルがとても不安定になってきていると自覚しています。昨日、娘が具合が悪くなったと聞いた後からは、もう元気に振る舞うことが困難で、ニュースを読むこともできません。

ほっこりと心が温まるニュースならいいのだけど、ほとんどのニュースは、読むとガッカリしたり、腹が立ったり、怖くなったり、心配になったりするじゃないですか。

するとですね、心臓がバクバクして身体が震えるんです。これって良くない兆候です。脳みそを悪い方へ再プログラミングしてしまうかも。

気を付けなくちゃ...。

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