スーパーや八百屋さんに、桃やネクタリンやマンゴーやチェリーなど夏の果物が並び、お店に入るといい匂いがします。
夏になると本当に沢山の種類の果物が手に入るようになります。近年は、見たことも聞いたこともない珍しい果物も出回るようになりました。
以前に勤めていた小学校に、一年間の教員交換プログラムでやって来たカナダ人の先生が、オーストラリアのスーパーに並ぶ果物や野菜の豊富さに感激していたのを思い出します。
オーストラリアは移民の国ですからね、かつて自分が生まれ育った国で食べていた食べ物が食べたい移民たちが、輸入したりオーストラリアで栽培したりして、オーストラリア国内で手に入る野菜も果物もどんどん豊富になってきているのです。
ところで、皆さんは、スーパーに並んだ果物を買う時に、味見をしてから買いたいと思う時がありますか?あるわよね。
オーストラリアではね、皆んな平気で勝手に味見をするんですよ。特に、山積みされた葡萄とかチェリーは、一粒つまみやすいのでね、皆さん当たり前のように食べています。
ミカンの季節になると、ミカンの皮をむいでまで味見をする人がいるんですよ!
「ちょっとお、そんなことしていいの?」
と、初めて見た時には驚きました。
中年以上、特に高齢者の皆さんは、もう当たり前のように食べますね。買うつもりもないのに一粒つまんで食べる人もいたりしますよ。
スーパーじゃなくて、地元の商店街の八百屋さんで買い物をするとしたら、味見をさせてもらえるはずですけど、そういう習慣の名残りなのでしょうか。
最近は、私も葡萄を買う時には、この「オーストラリア流」を実践するようになっています。味見をせずに買って帰って、後からガッカリしたくないじゃないですか? もちろん房から一個もぎ取って食べるのです。買う気がないのに食べたりはしませんけど。
ただしね、洗わずに食べるというのが、私はどうも気になるものですから...。
せめて、ジーンズやTシャツの裾あたりでゴシゴシ拭いてから食べてます。
オーストラリアのスーパーでは、勝手に味見は「消費者の権利」とでも言った感じですから、堂々とやっちゃいましょう。
スイカやメロンなどは味見したくてもできないし(ナイフが必要ですからね)、プラスチックケースに入っているイチゴやブルーベリーなどは味見できませんけどね。
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