2016年10月6日

遺伝するイビキ

昨日の午後5時前、仕事を終えて「そろそろ晩ご飯を何にするか考えなくちゃあなあ」などと考えていた時のこと。居間の方からイビキのような音が聞こえて来るのに気がつきました。

あれっ、夫が帰っている!

おかしいなあ、夫が帰宅するのはいつも早くて6時頃なのに、どうしたんだろ?

「ただいま」も言わずに帰ってきて、また居間のソファで寝ているのか。何があったの?どうしたの?

仕事部屋を出て、家の反対側の方にある居間へと向かう私。

居間に近づいているからという以上に、イビキの轟音そのものがだんだん大音量になってきていました。まあね、何があったにせよ一応寝ているんですから、「いつの間に帰ったのよお!」と大声を上げて起こさないようにと、私もそのくらいの気配りはしつつですね、そおっと居間を覗くと...。

轟音を響かせ、ソファにひっくり返って寝ていたのは、夫ではなく息子のカイでした。

うそ!

夫のイビキを20年以上に渡って聞き続けているこの私の耳をもってしても、区別がつかないほどそっくりなイビキ。音といい「グオッグオッ」とか「グワォングワォン」とか時々入る「ガガガガーグワッ」とか「ブルブル」という音の組み立てまでもが似ている。

顔も体型も私にそっくりな息子は、夫とは親子とは思えないほど似ていないのですが、「天然パーマ」とか「運動神経が切れているところ」とか「何でも最後の最後まで先延ばしにして危機に陥るという性格」とか、たしかに父親の遺伝子を受け継いでいると思えることは色々あるんですけど、イビキを発生させる鼻の構造も似ているわけだわ。

いやあ、この息子。将来パートナーを見つけて一緒に暮らすようになる時が来るとしたらですね、私はそのパートナーさんに同情いたしますよ。本当にね、大変な苦労が待っているわけです。

まだラブラブな若いうちから、「一番いいのは夫婦別寝室よ」とオススメするのもあれだしな...。

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