ラグビーの平尾誠二さんがお亡くなりになったとのニュースに、衝撃を受けたというか気分が沈んだ私です。
同年代の有名人が亡くなったというニュースは、メンタルに悪いです。
私は若い頃からラグビーファンで、「北の鉄人」新日鉄釜石ラグビーチームの日本選手権7連覇に興奮した世代でございます。主将の松尾雄治さん、カッコ良かったですよねえ。
その新日鉄釜石の8連覇を阻んだのが神戸製鋼で、釜石を応援していた私にとって敵チームの主将であった平尾誠二という髭の男は憎らしかったですよ、あの時は。
でもね、ラグビー好きの人間で伏見工業高校ラグビー部のストーリーを知らない者はいないのです。名監督&教育者であった山口良治監督に説得されて、平尾さんがほぼ決まっていた花園高校への特待生としての進学を蹴って「不良の学校」伏見工業へ入学したという話は後から知ったことだけど、あの映画か漫画のようなストーリーの中心にいた選手であった平尾さんには、注目せずにはいられなかったですね。
彼はね、ルックスが端正なラグビー選手という、めったにいないタイプの選手でしたでしょ?顔がハンサムだというだけではなくて、姿形も美しいという。しかもラグビー選手としての能力も日本国内では卓越していたし。
「膵臓がんで闘病していた」と書いているサイトがありましたけど、膵臓がんは千代の富士と同じ病気ですよ。うちの夫の友人もそうでした。
早期発見が非常に難しいので、早期治療ができない。膵臓の周りには他の臓器や重要な血管があって膵臓がんはこれらに染みこむように広がっていくので、大抵見つかった時点で余命宣告が出るほど、完治がほぼ不可能ながんだと聞いたことがあります。
まだ53歳だったのに。
ワタシ的には「人生50歳から」なんですよ...。
「Carpe diem」というラテン語の格言。
「Seize the day」という意味で、「その日をつかめ」すなわち「今を生きろ」「今日この日を精一杯生きろ」ということなんですけど、自分の生きている毎日が「何となく目的無しのただ時間が過ぎるだけのような毎日」である気がしまして、「こんなんでいいのか!」と考えてしまいます。
人生短いのよ。特に50歳代は、残りが後どのくらいかわからないの。
「人生50歳から」なんて言っていられないな。毎日を精一杯生きていかないと、いつ終わりが来るかわからないんだわ...。
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