2016年10月20日

悲しい中年女性

今日の記事は、先日見かけた一人の女性のことです。それはね、ちょっと悲しい光景でした。

ベンチに座っていたその人は、ヘアスタイルと着ている物から女性だと思ったんですよ。年齢はおそらく私と同じくらいでしょうけど、とても老けて見えました。大変肥満していて、ジャージのパンツの下にのぞく足は、象の足のようでした。

でも、ヨーロッパ系の肥満した女性はまず例外なく大きな胸をしているのに、この女性には胸がない。

「あれ、男?」と思いながら、もう一度チラッと見たの。

そうしたら、大きく突き出たお腹のやや上のあたりに、左右2つの突起が見えました。

ああ、悲しいかな、その突起は乳首だったのです。

お腹に乳首があるわけがないのであって、大きなおっぱいが垂れ下がってお腹の上に乗っかった状態になっていたわけですよ。

どうしてブラジャーを付けないのかしら?あそこまで大きいと、重くて肩が凝るだろうし、姿勢にも良くないし、腰にも悪いだろうに。ブラジャーも買えないほど困窮しているのか、どうでもいいのか...。

あんなに肥満してしまって、歩くのも大変だろうな。

象のような彼女の足の皮膚の状態から想像すると、おそらく糖尿病だな。

このような女性を見て、私はね「さすが世界三大醜女大国オーストラリア」などと笑う気分にはなれないんです。

若い頃には愛らしい女性だったのかもしれない彼女が、何故あんな外見になってしまったのかしら。

ミセス・ツイット(Mrs. Twit)(考えが醜かったために、時を経るにつれて醜い姿になった)のようなタイプか、多くの苦労を重ねてきたのか。

なんだか、悲しかったです。

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