2016年10月8日

足首痛とピンクの杖

「腰が痛い、膝が痛いと、老化の進むヒロコさん、今度は足首ですか!」とお思いのあなた、足首が痛くて歩行困難になっているのは息子のカイです。

言っておきますけど、もうすぐ20歳の息子は、ほぼ毎日座りっぱなしか寝転びっぱなしの生活で、相当運動不足な若者です。運動らしい運動とは、駅から学校まで歩くことくらい。

この息子が、水曜日の朝起きたら足首が痛くなっていたというのです。午後には痛みが悪化して歩くのが困難になったと。

息子は子供の頃から痛みに弱くて大げさだから、痛みがどれほどひどいのか分かりませんが、部屋のドアからわずか2メートル先のトイレまで歩くのに「アアアア、ウウウウ」と声を上げているところを見ると、本当に痛いらしい。

「お母さんが腰が悪い時に使っていた杖があるよ。使う?」
「うん、使う。どこにあるの?」
「玄関のところ」
「......」

黙って突っ立っている息子を見て、「玄関のコートハンガーのところだよ」と言ってから気がついた。息子は玄関まで杖を取りに行くことさえ困難なのだから、こういう時はお母さんが取りに行ってあげなくちゃ。(お母さん、もう少し優しくしてあげなさい。)

杖は大変役に立っているようです。

「これがあるとすっごいラク!」とのことですが、杖をついても足を引きずりヨタヨタとしか歩けませんので、数メートル移動するにも時間がかかります。

それにしても、なんでこんなことになったんでしょうねえ。

「1週間ほど前に足首を捻ったような気がする」という息子。あのねえ、足首を捻ってから1週間後に痛みが発生するような捻挫はないんです。

「じゃあ、寝ている間に捻挫したかなあ」

息子よ、寝ている間に捻挫とか、それもないと思うよ。

それにしても、月曜日にまだ痛いとちょっと大変ですよ。杖をついて学校に行くのはいいけどね、私の杖はピンク色なんです。

お帰りの前に1クリック を!



0 件のコメント:

コメントを投稿