予定を変更いたしまして停電の話です。
昨日はヴィクトリア州のほぼ全土に強風暴風警報あるいは注意報が出ておりました。「ダメージング・ウインド(Damaging Wind)が吹くぞ!」と注意喚起を呼びかけられても、家の周囲にあるユーカリの大木が倒れるとどうにもなりませんよ。
無駄な外出を避けてちゃんと家の中にいた女性が、大木の直撃を受けて亡くなったとのニュースがありました。
各地で大きな木が倒れ、家屋が壊れたり道路が通行不能になるなど、被害が続出した模様です。
私達家族の住むエリアでも強い風は吹きましたが、木が倒れるほどではありませんでした。しかし、午後1時すぎ、停電が発生。風の強い日にはよくあることですから、全然驚きません。まあそのうち電気は来るだろうのんびり構えておりました。
ところが、2時間たっても3時間たっても電気は来ない。
そろそろ、冷蔵庫や冷凍庫(冷蔵庫とは独立した冷凍専門のやつ)が心配になり始めた頃、夫が仕事から帰ってまいりました。昨日の日曜日は、仕事だったんです。
ちょうどそこへ夫の知人から電話があり、停電は8時頃まで続くらしいと知らされました。冷蔵庫と冷凍庫の中身がいよいよ心配になり始めた頃、ガレージから聞こえてきたエンジン音。
発電機でした。
いつの間に買っていたの...。
まあいいわ、こういう時に便利ではあるしな。
そして、その発電機を動かすためのガソリンも、発電機からキッチンまで電気を引く長い屋外用延長コードもテーブルタップも、発電機の騒音を抑えるためのパネルも、グッチャグチャのゴミ屋敷状態ガレージから何でも出てくるんだわ、これが!
停電はその後も続き、明るいうちに晩ご飯を済ませました。簡単に作れるハンバーガーにしました。ハンバーガーは肉を焼くだけだから電気はいらないしね。
そして、ついに夜になりまして何年ぶりかのろうそく生活です。
停電の状況を調べたり暇つぶしにインターネットをやっているうちに、私の iPhone はあっという間にバッテリーが空寸前になってしまいましたが、夫は自分の iPad でずっと何か見ている。どうやっているのかと思ったら、大容量電池で iPad を充電する充電器を使っていたのです。
いつの間にそんなものを買っていたの...。
夫がシャワーをしてからもう寝ると言うので、バスルームも真っ暗なのでろうそくを入れたランタンを持っていくと良いよと言いますと、「そんなものはいらない」と言ってポケットから小さなトーチのようなものを取り出しました。
その小さなトーチはLEDライト製で、ランタンとしても使えるスグレモノでした。
なんでも持ってるわねえ!
夫は、ツールショップに勤めているせいもあって、ちょっといい道具とかガジェット(気の利いた小道具や装置)を見ると、私が知らないうちについ色々買ってしまっているようです。道理でいつでも金欠なんだわ。
停電は夜中になってもまだ続き、2時半頃に目が覚めた時もまだ停電していましたが、5時頃に目が覚めた時には電気がきていました。
徹夜で働いて下さった方々のおかげです。
現在朝の8時過ぎ。まだ2万軒近くの家庭が停電しています。
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