メルボルンの東郊外にあるイーストランド(Eastland)というショッピングセンター内にはアジア食品店があります。Coles というスーパーの真ん前ですし、すぐ近くには魚屋や八百屋や肉屋もあって食品の買い物には大変便利です。
アジア食品店には、キムチや豆腐や米を買いによく寄りますが、先日はある商品に目が止まってしまいました。
桃屋の「ごはんですよ」です。瓶詰めの海苔の佃煮ですね。
お腹が空いていたというのもあるんでしょうが、普段はそうした瓶詰めや缶詰の前は素通りなのに、桃屋の「ごはんですよ」を見た途端にアツアツご飯にその海苔の佃煮を乗せたのを想像して喉が鳴りました。
しかし、そのお値段がすごかった。
ちっちゃな小瓶で7ドル以上とは、何だそれ!
当然、そのような贅沢品を買うことはご法度ですから買うわけなかったですけどね、桃屋の「ごはんですよ」は頭から離れなかったのです。
でもね、要するに海苔の佃煮でしょ?
自分で作れるはずじゃないの?
ということで、作りました。簡単でした!
小鍋に1カップ程の出汁(と言うか1カップの水と本だし)を入れ、砂糖・醤油・みりんで味付けをし(最終的には砂糖大さじ2、醤油大さじ4、みりん大さじ2くらいを入れたかな)、そこへ海苔を適当に破って入れてとろりとするまで煮詰めたら完成でした。
使ったのは、どこのスーパーでも売っている寿司用の焼き海苔でしたが、あそこまで煮詰めるのなら香ばしくパリパリの焼き海苔でなくても、湿気てしまった海苔でも大丈夫ですよ。
出汁と調味料の量が多かったせいで、思った以上の海苔が必要でした。結局8枚使いました。作ってみたい方は、半分の量で挑戦してみることをおすすめします。
<材料>
美味しい出汁 1/2カップ(125ml)
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
海苔 4枚
煮詰めていると、娘のサチがキッチンにやって来ました。
「ちょっと味見!」と言ってお皿にご飯をよそって持って来たので、少し海苔の佃煮を乗せてやると「えっ、たったそれだけ?」と言うので、「海苔の佃煮は味が濃いのよ、これくらいで十分です」とお母さん。結局、娘はおかわりしました。
匂いに誘われたのか息子のカイもやって来ました。
「なんか懐かしい匂いがする」
そこで、私が桃屋の「ごはんですよ」をアジア食品店で見て手作りしてみたんだと話していると、夫が「ホントに?」と言いながらやって来ました。
何と夫は桃屋の「ごはんですよ」を知っていたのです。
昨日の晩ご飯はモロッコ風ハンバーグとグリーンサラダとロースト野菜だったのに、結局ご飯と海苔の佃煮がメインになってしましました。
美味しかったですよ。安く簡単に作れるしね。
おすすめです!
ところで、そのアジア食品店ですがね「Crown Asian Grocery」という店ですが、ここの店員で史上最悪かつてのソビエトの小売店員も真っ青というすごい無愛想な女の子がいます。私の知る限り、月曜日はレジをやっているその女の子、可愛らしくないの常に怒りまくっているせいじゃないのか?
その子がレジだと買い物をしたくない私です。
一日不機嫌な気分で過ごすことになりますからね。
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