郵便の配達や宅配の人ではなく、修理の人でもない知らない人が我が家に来ることは滅多にありません。
出てみると、その男性は手に書類を持っていて、うちの娘の名前を言いました。裁判所から来たとおっしゃいました。もっておられたのは、うちの娘に対して損害賠償を請求する訴訟の書類でした。
3月に、うちの娘が駐車してあった車に衝突するという考えられないような事故を起こしたことは「レクサスが死んだ」という記事に書いた通りなんですけど、事故の後、自動車保険に入っていた大手保険会社に連絡を取り、後は全部面倒を見てくれるということでしたから、この件は終わったと思っていたんですけど。
訴訟の書類が来たのにはびっくりしましたよ!
しかも郵便で送らずに持って来られたのにもびっくりしました。こういう書類は直接手渡しするものなんですかね?
損害賠償の請求額は、ものすごい額でした。壊れた自動車の弁償だけでも600万円近かったです。
賠償請求の詳しい内容をここに書くことは控えますが、事故後の代車費用だけでも120万円以上でしたし、事故車の牽引費用がまたすごいんですけど、そんなにお金がかかるんですかねえ。
とにかく、相手側が弁護士を雇ってうちの娘に対して訴訟を起こしたということは、保険会社との間で賠償の件が解決していないということですよ。
こういう事故の賠償に関して裁判になるのは、被害者が保険会社から提示された金額に納得できない場合だと聞きます。だから訴訟を起こして希望する額の賠償金を得ようとするわけですが。
裁判をすると時間もかかりますけど、裁判費用がかかりますよ。誰が裁判費用を負担するんでしょうか。
事故は100%うちの娘に責任があるんですけど、幸いなことに衝突した時には誰も車に乗っていませんでしたから、賠償するのは物的損害に対してだけなのですが、とにかく請求額がすごいので、これからどうなるのか気になります。
心配なのは保険会社が提示した金額以上は払わないと言う場合です。差額をうちの娘が払わなくてはいけなくなるなんてことは無いとは思いますが、もしそうなったら今度は娘と保険会社との間で訴訟問題になりますよ。
まあ、こんなことをいろいろ思い悩んでもしようがないです。まずは保険会社に問い合わせて事情を知ることが先決です。今日は夫が仕事が休みで家にいますから、一緒に保険会社に問い合わせをするために娘は家に帰って来ました。
裁判所に行くことになるのでしょうか。この裁判は、被害者対うちの娘なんですからね。これに加えてうちの娘対保険会社の裁判もするようなことになると大変ですよ。
私達には弁護士を雇うような経済力は無いですし。
どういうことになるのか、続きは明日です。
その前に、今日は夫をクリニックに連れて行かないといけません。花粉症対策のアレルゲン免疫療法(オーストラリアでは「ディセンスィタイゼイション」と呼ぶ)を受けるためにアレルギーテストをするのだそうです。
腎臓移植プログラムの方からは、腎臓摘出手術前にアレルゲン免疫療法を受けてはダメと連絡があったそうなので今年はもう受けられないんですけど、予約をしてしまっていたし、いつかは免疫療法を受けるつもりだから、アレルギーを知っておくためにテストをするんだそうです。
ということで、腎臓摘出後のくしゃみは心配ですが、もうどうにもなりません。夫は空気清浄機を買うと言っていますけど、空気清浄機があってもくしゃみは出ますから、抗ヒスタミン薬とマスクが頼りになるでしょう。
お腹に力を入れずにくしゃみをする技を練習するのもいいかもしれません。
そんなことより、心配なのは裁判です。
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