2023年7月23日

春の気配と遠足的草切り

日本では、夏休みが始まったばかりですね。一年で最も暑い時期ですから、「ああ日が短くなってきたなあ」なんてことを思っている方はいないでしょうけど、私は日が長くなって来たと感じています。

冬至(日本では夏至)を過ぎてからすぐに感じ始めました。

というのも、我が家はぐるりと木に囲まれていますからね、日没の位置が変わって来ているのが実感できるんです。「先週はあの木の横にお日様が沈んでいたのに、今日はこの木まで動いたわ」という調子です。

もちろん日の出の位置も動いているわけですけど、我が家には東向きの窓が無いので日の出を見ることはありません。夫を勤めているツールショップに送って行くのは日の出よりもはるかに前で真っ暗ですし。

それでも、送って行く時間が遅い日曜日の今朝、7時前に家を出た時にはもう真っ暗ではありませんでした。春が近づいています。


春は花粉症の季節ですからね、ワクワクする気持ち半分、憂鬱が半分なんですけど、うちの夫は木を切りに行きたくてウズウズしていたようです。

晴れの日が増えて来ましたし、仕事が休みの日に天気が良いと、夫の父親が売りに出した家のメンテナンスに行きたくてしようがなかったのです。

これまで度々話題にしている例の家です。夫の父親が昨年8月に売りに出していまだに売れていない家です。

値下げをしてでも何とか早く売りたいと思っていないそうですけど、31エーカーの広い土地の草切りや落ちた枝や倒れた木の始末などのメンテナンスはする必要があります。

夫はそのメンテナンスの仕事をして父親から報酬をもらっているんですけど、あの人は基本的にこういう仕事が好きなんですよ。草を切ったり木を切ったりする仕事が。

行きたくてたまらなかったのでしょうけど、夫はもう車の運転ができませんから一人では行けません。誰かにトラックを運転してもらい、トレーラーを牽引してもらわなければいけません。

うちの息子がドライバー兼アシスタントとして一緒にやって来たんですが、3回目の痔の手術以来4ヶ月ちょっとベッドに横になり続ける暮らしでしたから、トラックの運転や外仕事は無理だったんですけど。

天気が良かった昨日の土曜日、ついに行きましたよ。片道1時間かかりますから、1時間座り続けてトラックを運転することに息子は不安な様子でしたけど行きました。

やっと行けることになった夫はもう、遠足の日の子供みたいなもんです。前の晩は早く寝て、当日は早起きして朝ご飯を食べてからトラックの準備です。

昨日は草切りの予定だったそうですから、トラクター型草刈りを持って行かなくてはいけませんからね、それをトレーラーに積み込んだり、肩にかけて使う草刈り機とか道具をトラックに積み込んだり、出発前の準備がいろいろあるのです。

好きなことをしに行く時は、生き生き具合が違いますね。

息子のお尻が心配でしたけど、トラックの運転には問題もなく、着いてからは立った状態で出来る仕事をいろいろやったそうです。ヘトヘトになって帰って来ましたよ。

今日は筋肉痛間違いなしでしょう。でも、運転や外仕事をしてもお尻が大丈夫だったということで、息子はホッとしたでしょうね。

トラックのバッテリーが上がったり、トラクター型草刈り機に問題が起きたりと、次々にトラブルが発生して大変だったそうで、帰って来た夫は機嫌が悪かったです。

トラックは、帰り道の交差点で止まったら動かなくなり、ジャンプスターターというやつを使って何とかエンジンをかけて家まで帰って来ましたが、家に着いてから完全に動かなくなったそうです。

バッテリーを交換しないと次の草切りには行けません。しかし、完全に動かなくなったのが家に着いてからで良かったですよねえ。交差点で動かなくなるなんて、私にとってはもう悪夢ですよ。


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