ところで、先日うちの夫が大風邪をひき、風邪がうつるぞと警告したのに娘が家に帰って来て、私が言った通りに風邪がうつり、「週末あたりに娘が寝込んでも不思議はないです」とブログの記事に書いたら、その通りに週末にな病気になりまして。
病気なのに一人でシェアハウスにいるのはアレだと言ってまた家に帰って来たもんだから今度は息子に風邪がうつり、もうね我が家はずっと病人が続いていたんですよ。
息子も夫もいまだに咳き込むことがあるんですから、厄介な風邪です。
次は私だと警戒していたんですが、くしゃみが出始めたので「やっぱりうつった!」と思ったら、どうも風邪ではないみたいですよ。
くしゃみが出るだけで、他の症状は何も無い。
まさか花粉症か?
これまでに、花粉症が8月に始まった年がありますが、8月はもう春の始まりと言っていい時期ですから花粉が飛び始めても不思議はないんですけど、今はまだ7月ですよ。真冬ですよ。
今から花粉が飛んでは困ります。花粉症シーズンが早く始まって早く終わるのならいいけど、例年よりも長くなるのかもしれません。
あのイヤな季節が始まったのかもしれないと思うと憂鬱になりますが、やっぱりこのくしゃみは花粉のせいとしか考えられないです。
そんな会話をしていたところ、夫が重大な問題に気づきました。
腎臓をどこかの誰かに差し上げることになっているうちの夫ですが、腎臓摘出手術は10月の予定です。10月は花粉が本格的に飛び始める時期ですよ。夫の花粉アレルギーは私に比べたらマシですけど、軽い方ではありません。
お腹を切って腎臓を取り出した後にくしゃみを連発すると、
きっと痛いですよねえ…
私は自分の寝室に空気清浄機を入れていますが、夫も自分の寝室用に空気清浄機を買うと言っています。しかし、空気清浄機を寝室に入れてもくしゃみは出るんですよ。寝室以外はもちろん花粉が飛んでいるんですし。
どうするんでしょうか…
夫は、アレルゲン免疫療法をもう一度やろうかなあと思っているようですけど、思っているのなら早くしないと間に合いませんよ。
アレルゲン免疫療法というのは、オーストラリアでは「ディセンスィタイゼイション」(Desensitization)と呼ばれます。「減感作療法」という意味です。
アレルギーの原因になるアレルゲンを少しずつ投与していくことにより、アレルゲンに曝露した場合に引き起こされる症状を緩和するという治療法です。夫も私もやったことがあります。
夫は成功して、数年間ほとんど花粉症に苦労することが無かったのですが、何年か経って効果は無くなりました。
私はうまく行きませんでした。
アレルゲンを含む液体を腕に皮下注射するんですけどね、注射したところはアレルギー反応で赤くなりますから、その大きさを測定して反応の強さを見ながら投与量を増やしていくんですけど。
私の場合、アレルギー反応が強過ぎて一番最初の最少量の投与でほぼ腕全体が真っ赤になりました。夫は徐々に投与量を増やして行ったのに私は最少量を何度か続けたんですが、毎回腕が真っ赤になるもんですから、「アナタは無理だ」と言われて途中であきらめたんです。
ですからね、花粉がひどい日は外に出ない、家の中でもマスク着用、花粉症ゴーグル着用、しかし老眼鏡も必要なので老眼鏡の上から付けられるゴーグルを着用という対策で、これまで何とかやって来ました。
呼吸が苦しいほど症状が重い日は、空気清浄機のある寝室にこもるしかないです。夜もマスクを付けたままで寝るんです。
大変なんですよ!
救急車を呼んだことだってあるんですから。
まあとにかく、うちの夫は早くアレルゲン免疫療法を始めないと間に合わなくなりますけど、私はもう間に合わないと思います。
早くこのことに気がつけば良かったですよねえ。
0 件のコメント:
コメントを投稿