夫が帰って来る1時間前に薪ストーブを燃やし始めましたから、燃やし始めた時には少し煙が出ましたけど、部屋が煙だらけになるほど煙は出なかったのに、私は何か失敗しちゃったかと思ってあわてて居間に行きました。
え?
煙など無かったです。
「普通じゃないの?煙のにおいもしないでしょ?」
「じゃあボクの目のせい?」
はい、残念ながらあなたの目のせいです。
どうして煙だらけに見えたんでしょうか。部屋がかすんで見えたということでしょうか。
うちの夫の目の病気「スターガルト病」(遺伝性の黄斑変性)というのは、主な症状は視野の中心が黒くなって見えなくなることと視野がぼやけたり歪んだりすることですけど。
光をまぶしく感じたり、霧がかかったように見えたりすることもあるらしいので、煙が充満しているように見えたのかもしれません。ちょうどその時、西日の影響で部屋が明るかったことも影響しているのでしょう。
夫は色の識別が難しくなって来ていますし、暗い所ではよく見えていないようです。いちいち「見えないの?」と確認したりしませんけど、見えていないことは分かります。
早朝、夫を勤めているツールショップに送って行く時、玄関灯だけでは車庫まで続く歩道が暗くて見えにくいのですけど、途中にある階段でいつも立ち止まって注意しながら階段を降りています。
懐中電灯を使うようにした方がいいでしょう。私だったらそういう不安な場所では手をつないでもらって助けて欲しいですけど、男の人はそういうのはイヤでしょうね。
わずか3段の階段ですが、手すりが必要になると思いますよ。
朝6時頃のまだ真っ暗な道路を運転しながら、私には見えているものが夫には見えていないことがよくあります。
夫は小さなスマートフォンの画面でメッセージを読んでいますし、ノートパソコンも普通に使っていますからね、見えていないということを時々忘れるんですけど、文字は読めても食器洗い機の中のお皿がきれいなのか汚れているのかは分かりにくいようですし、最近は人の顔の識別が難しくなって来たそうですし。
びっくりさせされることも増えて来ましたけど、居間が煙だらけだと言ったのにはびっくりしました。「うわあどうしたの!」って叫びましたからね。
自分の目のせいだと分かってショックだったと思いますよ。
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