2021年6月19日

インスタントコーヒー事件と身長問題

私の一日は、ビオレッティのモカポットで淹れるエスプレッソで作るカフェラテ(コーヒー牛乳)で始まります。


ところが、うちの夫はエスプレッソで作るカフェラテが好きではないんです。

夫はネスカフェゴールドブレンド、つまりインスタントコーヒーがお気に入りです。紅茶を飲むことの方が多いですけど、コーヒーを飲むんだったらゴールドブレンドなのです。

コーヒーやティーバッグは、電気ケトルの上の棚に置いてあります。この棚の高さが事件の原因です。この棚は、私には手が届きにくいのでございます。

私達が住んでいる家は、家族全員が高身長だった以前のこの家の持ち主が自分達の身長に合わせてリフォームした家なので、現在身長154センチの私が苦労していることは、このブログでも度々話題にしておりますが。

キッチンの作業台の高さは95センチでした。これは私のみぞおちに近い高さです。そこにまな板とか置いて、その上で野菜を切ったりなんていうのはね、

出来ないんですよ!

台の高さにガスレンジと五徳の高さと鍋の高さが加わると、鍋は顔の前です。危ないのはもちろのこと、肩が凝ってやってられませんでした。

ですから、キッチンには高さ9センチの踏み台を常設していたのです。踏み台があれば、コーヒーやティーバッグを置いているこの棚にも容易に手が届いたんですけど。

床が腐る前のキッチン

床が腐って修理をした際に、キッチンの高さを7〜8センチほど低くしてもらいました。本当は10センチ低くしたかったんですけど、それは無理だったので。

キッチンの高さが低くなって踏み台が必要なくなり、使い易くはなりましたが、棚に手が届かなくなったのです。

手が届かないのはこの棚だけではありませんから、しょっちゅうステップスツールや椅子を持って来なくてはいけないんですけど、この棚に関して言えば、実はサンダルさえ履いていれば、そして棚の前の方に置いてあれば、何とか手が届くのです。

私が家の中でいつもスリップオンのサンダル(通称「つっかけ」)を履いている理由はこれなんです。サンダルの高さのおかげで手が届く場所が増えますし、キッチンの高さも丁度いい感じになるのです。

ですから、サンダルは底の厚さが重要です。分厚すぎるとひっくり返って怪我のもとですけど、厚さが足りないと棚に手が届きませんからね。

さて、

昨晩のこと。

夜にコーヒーは飲まないことにしているんですけど、飲みたくなりました。カフェインが多いエスプレッソはNGということで、インスタントコーヒーを作ることにしました。

ところが、インスタントコーヒーの瓶は棚の奥の方に置いてあって、私には全く手が届かなかったのです。「おかしいなあ、背が縮んでいる!」と思ったら、私はサンダルを履いていなかったのでした。

サンダルをどこに脱いだままにしていたのかも分からないし、スツールや椅子を取りに行くのも面倒でしたから、私はちょうど目の前にあったキッチンバサミを使ってコーヒーの瓶を棚の手が届きそうな方へ動かしました。

ところがやっぱり届かない。

そこで、ハサミを使って棚から落とす(!)ことにしたんです。瓶のすぐ近くまで手が届いているわけですからね、そっと落としてそれを受け止めるという手筈です。

ところが急に動かし過ぎて思っていたよりも早く落ちちゃったので、慌てて受け止めようとしたら受け止める代わりに跳ねのける格好になり(なんでそうなる!)キッチンの台に落ちて跳ね飛んだコーヒーの瓶は、台の向こうの床に落ちました。

割れたか!

と思ったけど割れていませんでした。

瓶は割れていなかったけど、プラスチックのフタが割れて外れ、大量のネスカフェゴールドブレンドが直径1.5メートル四方にこぼれ散っていたのでございます。(ちなみにネスカフェゴールドブレンドが入っていた瓶は、ALDIのインスタントコーヒーの瓶でした。)

液体をこぼした時なんかに比べたら、掃除は簡単でしたよ。

いいにおいだったし。

でも、掃除をしながら、やっぱりマジックハンドを買うべきだと思ったのでした。(マジックハンドよりもちゃんと「つっかけ」を履きなさい!)

事故現場の写真を撮ればよかったなあ。

しかし、事故の時にはパニクってるから写真のことなんか考えません。

代わりにインスタントコーヒーで作るカップケーキ「Coffee & Chocolate Cupcakes」の写真でもどうぞ。



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