2021年6月9日

ヘトヘトの脳みそとエクセル

約一年半ぶりの結構大きな翻訳の仕事に取り組みまして、私の脳みそはヘトヘトです。

翻訳ってこんなに疲れるものだったっけ?

機械や電動工具関係の語彙と文章力は、脳みそのどこかにまだありましたけど、すっかりホコリを被っちゃっていたという感じで、ちょっと探さないと出てこないし、見つけてもすぐには使えないのでした。

なかなか納得の行く文章にならないので、ああでもないこうでもないと書き直したせいで大変時間がかかりました。

やっと校正する段階になっても、読み返す度にもうちょっと良い文章にしようと書き換えたりするからキリがなくて。

「もうこれでいいわ!」と、思い切って昨晩メールで送りました。

苦労した原因は、一年半ぶりの仕事だったというのもありますし、老化というのもあるでしょうが、書き込んでいるのがエクセルだったというのも大きいです。

エクセルというソフトは本当に文章を書いたり編集したりするのに向きません。基本的に表計算ソフトですからね。

送られて来たファイルには表が一つあるだけでした。24商品分だったので1商品が1段で表は24段あったんですけど、列がね、ズラズラズラズラとどこまでも続いて、

「BD」の列まであったんですよ!

「BD」の列って何のことか分からない?

ちょっと説明しますと、エクセルの表の列には上から順番に数字がふってあるんですが、列にはアルファベットがふってあるんです。

最初の列が「A」です。「Z」まで行くと、その次は「AA」「AB」「AC」というふうに「Aとアルファベットの組み合わせ」になります。

「AZ」まで行きますと、今度は「Bとアルファベットの組み合わせ」になりますので「BA」「BB」「BC」と続くわけです。

私がもらった表は「BD」の列まであったということです。

「ZZ」まで行ったら、その後はどうなっているんでしょうね。皆さんご存知ですか?エクセルの表って、まさか無限に続くわけじゃあないでしょうね?

それはともかく、

今までにエクセルを使って列が「Z」を超えたことは無かったんですけど、「Z」を超えたどころか「AZ」まで行ってもまだ続くもんだから、「一体どこまで続くんだよ!」と思ったら「BD」まであったのです。

全部のセル(マス目)がテキストで埋まっていたわけじゃあ無くて、空っぽのセルもたくさんありました。

やれやれやっと終わったと思って、校正を始めた3日目に、表の下の方の遥か彼方の向こうの横にまだ翻訳ができていないセルがいっぱい見つかった時のがっかり感といったらもう。

目はチラチラするし頭はクラクラするし…

エクセルで仕事を送ってくるのは止めてもらいたいです。


それにしても、毎度のことながら脳みそを使う仕事をすると炭水化物が欲しくなります。特に甘いものが食べたくなるんです。何故でしょうね、不思議です。

そして3日間も朝から晩まで座り続けたせいで腰痛が復活しました。

座るというのがどれだけ腰に悪いかが良く分かります。立ちっ放しも辛いですけど、座りっ放しは腰に来ます。

それにしてもしんどかった…

脳みそ力も老化で落ちることを実感しました。

このブログを毎日書くことは脳みそ力の維持に役立つはずですから、これからも続けようと思った次第でございます。


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2 件のコメント:

  1. XFDまであるそうですよ。私はその膨大な数より、古いwindowsで作ったエクセルの書類をいまだに
    現在のPCで読み込めることに感激しています。フロッピーなど今は使われなくなった記録媒体はPCを新しくするたびに新しい外付けハードディスクに移して保存してきました。今はUSBなど壊れやすいという点がずいぶん改善されて隔世の感があります。バージョンが変わるたびにメールソフトなどの変更がありますが、Microsoft Officeは変わらず信頼できます。

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  2. Snowmanさん、コメントありがとうございます。XFDとは果てしないですね。どういった目的の使用でそれほどの列数が必要かもしれないと考えられたのか興味深いです。MS Officeの優秀さには、私も同感です。私はMacユーザーですがWordはなくてはならないソフトです。

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