2021年2月12日

共有したくない理由

掃除も片づけもしない、脱いだ服は床に脱ぎ散らかし、使った物は使ったまま、開けたら開けたまま、そういう夫と寝室を共有していた頃は大変でした。

夫のイビキや寝言やいろいろな理由で睡眠が妨げられて、私はいつも睡眠不足で疲れていましたし。

今は良いんですよ。自分だけの寝室があるのでね。暗く静かな部屋でよく眠れるようになっていますし、私の寝室はいつでも片付いていますからイライラさせられることがありません。

家族と共有したくないのは、寝室だけではありません。

文房具から爪切りに至るまで、家族とは共有したくないんです。だってね、使った後に元に戻さない彼等のせいで、ボールペンでもハサミでも爪切りでも、とにかく捜し物をし続ける羽目になるのです。

だから、私の物には触るなと厳しく言ってあります。

ところが、

共有したくないけど、共有するしかないのがキッチン。

一つしか無いので。

キッチンを頻繁に使うのは、うちの娘です。この人は、片付けも掃除もしないうちの夫のDNAを受け継いでいる人です。料理が好きで毎日のようにキッチンを使います。調理器具や道具を使います。

ところが、

片付けを怠るし掃除をしない!

だから、私が料理をするには、まず洗い物から始めなくてはならないのです。

これがねえ貴方、何度も何度も続いたら、いい加減頭にくるんですよ。

「お料理をしたければ片付けや洗い物をしろ」「片付けないんだったらお料理するな」と言い続けたら、最近は使った器具や道具は洗うようにはなりましたが、それは毎回必ずというわけではありません。

片付いていない時には、娘に片付けろと言うよりも自分がやったほうが早いので、私がやっていたんですけどね、

もううんざり!

最近は必ず娘にやらせています。

「キッチンを片付けてくれる?」
「汚れた鍋を洗ってくれる?」
「出している物を元に戻してくれる?」

毎日毎日言わなくてはならない私も嫌ですが、言われる方も嫌だろうと思うんですよ。

娘の洗い物は「終わらせる」ことが目的で「キレイにする」ことが目的ではないので、しょっちゅう汚れが残っています。仕方がないので私がもう一度洗うことになります。

掃除はしません。

そして、

さらに腹が立つのは、プラスチックごみ削減のために娘が買った、繰り返し使えるシリコン製の袋やシートやラップ。使うのはいいんですよ、確かにゴミは減ります。でもね、使うんなら、

自分で洗いなさいよ!


娘の寝室は豚小屋状態ですけど、2階のおトイレも凄いことになっているそうです。

2階のおトイレ掃除は息子と娘の責任です。お尻が痛い息子は、相変わらず毎日ベッドに横になったままですから(ええ、いまだにそうなんです…)娘がするしかないのですけど、しないんです。

ぜひ軍隊に入って変身してもらいたいです!


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