2021年2月16日

ロックダウン生活

メルボルンは土曜日から(金曜日の夜11時59分から)ロックダウン中で、必要不可欠の4つの理由以外では家から出るなということですから、私達家族は家の中で過ごしています。

夫が勤めているツールショップは市民生活に必要な商業活動に含まれますので、夫は土曜日も仕事には出たのですけど、お客が全く来ないので暇すぎるということで帰ってきました。勤務するスタッフの人数を減らしたそうで、超過勤務した時間がたまっている夫はロックダウンが終わる水曜日まで休みを取りました。

夫が家にいるので、運転免許取得を目指している娘は運転練習をするチャンスなのですが、運転の練習は家を出ても良い4つの理由には入っていません。

家を出てから帰ってくるまで車から出ませんのでね、ウイルスに感染する危険も感染させる危険もゼロですがね、しちゃあいけないんですからできないんです。

感染者が見つかっているのは、メルボルン空港に近い、帰国者を隔離するのに使っているホテル周辺のメルボルン北西地域です。我が家があるのはメルボルン中心部からかなり離れた東部ですから、私達は感染の危険なんて感じていません。

正直言うと、何で私達までロックダウンしなくちゃあいけないのと思いましたよ。

しかしねえ、今回はヴィクトリア州全体がロックダウンしているんですからね、遥か彼方の何百キロも離れた地域に住んでいらっしゃる皆さんは、さぞ理不尽に感じておられることでしょう。

でもね、ほら前回の第2波の時、トラックの運転手さんの息子さんがショッピングセンターの肉屋に勤めていたんだけど、その肉屋の掃除をしたクリーナーの人が感染したせいで息子さんが感染して、トラック運転手のお父さんはその感染した息子から感染していたんだけど、それを知らずに仕事に行って、内陸部の田舎の町でランチを食べたカフェのスタッフに感染させて、大騒動になったりしましたからね。

どこからどう感染が拡大するか分からないんですから、文句を言わずに家にいなくてはいけません。

今朝は、牛乳がなくなったので、ついでに少し買い出しをして来ました。

いつも利用するスーパーの入っているショッピングセンターの駐車場はガラ空きでした。中に入ると、スーパー周辺の食品を売る店が集まっているエリアは普通通りの賑わいでしたがね、マスク着用のルールが厳しくなっているのにマスクを付けていない人がいたりしました。

うっかり忘れていた様子ではありませんでしたよ。堂々とマスクをしていない人達を時々見かけます。そういう人達には刺すような厳しい視線が向けられますが、誰も何も言いません。

新規感染者は、昨日は1人、今日は2人。何万件も検査をしての結果ですから、危機感なんて全く無いです。危機感よりも、ちゃんと水曜日の夜11時59分にロックダウンが解除されるかどうかが気になるだけです。

だってね、

私は毛糸を買いに行きたいんですよ。

後少しのところで毛糸が足りなくなって中断しているのがあるんです。

手芸店は閉まっていますが、オンラインで注文して商品を受け取るだけというシステムでなら買い物はできます、でも、手芸店は我が家から5キロ圏内ではないので行けないのです。食品の買い出しも、一世帯から1人だけ、一日に1回だけ、しかも5キロ以内ですから。

さあ、水曜日の夜11時59分に予定通りロックダウンが解除されるでしょうか…


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿