2018年4月28日

敬語とお辞儀とうつ

現在完全に普通ではなくなっているうちの夫のことですが、昨日は仕事から帰って来るやいなや、ビールを手にテレビの前に座って映画を見始めました。

「晩ご飯できているけど食べる?」
「今は結構です」

夫が映画を見ている間は話しかけないほうが良いんですけど、つい話しかけてしまうんですよね。もちろん嫌な顔をされますけど。

映画が終わると、夫は黙ってテレビを切り、おトイレに行きましたので、私はニュースでも見ようとテレビをつけたんです。そこへ戻ってきた夫が居間のドアの外の所に立ちました。

ん?

気をつけの姿勢で立っています。

んん?

直立不動で2秒ほど立っていた後、45度くらい腰を曲げてお辞儀をし、

「それではお休みなさい」

そう日本語で言うと、2階へ上がって行ったのです。

おいおい何だよそれ!

もうね、泥棒を捕まえた頃の元気さは微塵もございません。

メンタルのアップダウンが双極性障害の特徴です。夫は2型なので躁の時の症状が入院するほどではないですし、うつの時もこの程度のダウンで済んでいるのはお薬のおかげです。

そのうち普通の元気に戻るとは思いますが…。

それにしても、

うつ期に入ってからというもの、私に話す時に日本語の敬語(丁寧語)になるのはどういうことなんだろうなあ。

「おはようございます」「ありがとうございます」「よろしくお願いいたします」

言葉が丁寧語になると、お辞儀もしちゃうのかなあ?

今日は土曜日で出勤は通常よりも遅めのはずなのに6時過ぎにガレージが開く音がしたので飛び起きてガレージに行きましたらね、車の中の夫は私に気がつくと手を2回振ってからお辞儀をして行ってしまいました。

ちょっとお!

…… 大丈夫なの?

無事に帰って来てください。


お帰りの前に1クリックを!



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