2018年4月14日

快晴でも飛べず

朝から雲一つない青空が広がった昨日、延期されたスカイダイビングが予定されていた息子は、今日こそは飛ぶんだという興奮で早起きしていました。

「死ぬのには、またとない天気だ」と兄をからかう妹は、先日から「死んだ時は…」「もしも死んだら…」と、そんな話ばかりし続けているんですけどね、縁起でもないからやめてもらいたいんですが、高所恐怖症の娘にとって、「スカイダイビング」は「墜落死」と同義語くらいなものらしいです。

それにしても、高所恐怖症というのは、娘が幼い頃には本人も言わないし親も気づいていませんでした。遊園地に行っても高い所へ上がる乗り物には乗らないし、公園の遊び場にあるジャングルジムにも上らないし、息子が大得意だった木登りも地面に一番近い枝がせいぜいで決してそれ以上登ろうとはしないし、マクドナルドの遊び場でも高い所へは行かないし。

楽しんでいる様子がないので、親は必死で励ましたものです。

励まされるたびにとても嫌な気分だったそうです。小学校のいつ頃だったか、本人が説明してくれるまで、娘が高いところが怖いから登るタイプの遊具では遊ばないのだと気づかなかったんですよねえ。

それはともかく…

息子は、大学に行く娘と一緒に電車で出掛けました。

雲がない晴天で、見渡す限り360度の地平線と水平線を眺めながら、セントキルダのビーチ上空を飛ぶ気分はどんなんだろうかと、駅まで送る車の中で話し合ったんですよ。実際にはものすごい速度で落下しているわけですけど、きっとタケコプターを頭につけて空を飛んだ夢のあの感じかなあとか。

家に戻ってからも、気になってしようがなかったのですが、

息子は早々に帰宅しました。

風が強すぎて中止!

なるほど、いくら晴天でも風が強いとダメなのね。

今度は、来週の水曜日に飛ぶ予定になっています。今のところ来週の水曜日は晴れの予報です。風も弱い予報です。

3度目の正直で今度こそ飛べるのか、二度あることは三度あるのか。


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