2018年4月11日

先延ばしをする人しない人

昨日のうちの息子のスカイダイビングは、お天気不安定のために中止となりました。早く中止と決めてくれたら良かったのに、なかなか決めてくれないから待機して半日を無駄にしてしまった息子と友人のネイサンは不機嫌です。

次の予約日はまだ決まっていません。

それはともかく…

世の中には、何ごとも「まだしなくても大丈夫」と先延ばしにして、最後の最後になって非常に困難な事態に陥るタイプの人がいる反面、何ごともできるだけ早いうちに終わらせて、後のストレスを避けようとするタイプの人がいますけど、私は後者でございます。

それが必ずしなくてはいけないことならば、もしもできなかった場合のストレスを考えるだけでも怖くてですね、何でも早めに終わらせて安心したいのです。

こんな私ですから、急な翻訳の仕事などを受けますと、相当な無理をしてでもやり遂げるんです。納品が遅れて催促を受けるなんて怖い怖い。

ところが、昨晩、そろそろ寝ようかと思っていた時、メールの着信音が鳴りました。一応iPhoneでチェックすると、翻訳を請け負っているイギリスの会社からでした。時差がありますからね、あの国の労働者は私が寝ようかという頃にお仕事中ですから。

メッセージを読むと、「先週依頼した翻訳はいつ頃納品されるのか予定日を教えろ」とのこと。そのメールを下へ下へと読み進めると、この担当者へ取扱説明書の版下制作部所から翻訳文待ちのため仕事が滞っている旨のことが書かれておりまして、

パニック!

眠気なんか吹っ飛びまして、ファイルやメールを調べると、依頼された3つの取扱説明書の翻訳文ファイルは依頼日の翌日にちゃんと送っていたのでした。ただファイルを送っただけではなく、オリジナルの英語版の間違いを指摘したり取扱説明書を書いたテクニカル・ライターへの質問やリクエストなども書いたりしていたのです。

やっぱりな。このワタクシに限って、仕事をやり忘れているなんてことあり得ないんだから。

直ぐに返信して先週の木曜日に納品済みであることを連絡。

すると、別の人から同じような内容の問い合わせかつ催促のメールが届きました。

もうね、寝るどころじゃないですよ、こういう状況では。ガチャガチャとキーボードを叩き、納品済みのファイルについて説明を試みていると、担当者が休暇中であると分かりました。だから、ファイルがどこにあってどうなっているのか分かる人がいなくて困っているらしいのです。

でも、最初のメールは休暇中だという担当者からのメールだったのに。

とりあえず、「それらのファイルを再送信しましょうか?」 とメールを送りましたら、間髪を入れずに返信がありまして「ハイ、再送信していただけるのならぜひお願いします!」とのことでした。

自慢じゃないけど、私のMacは、極めて容易に何でも見つけられるように完璧に整理整頓されておりますので、どのブランドのどの製品のどのタイプの印刷物のいつの翻訳ファイルでも瞬時に見つけることができるのでございますよ。

3つのファイルを送ってから、心安らかに眠りにつくことができました。

ところで…


うちの娘も私に似た傾向がありますが、夫と息子の男二人は困った人達なんですよ。

するべき行動を遅らせることで事態が悪くなることが分かっているのに、合理的な理由など無しで様々なことを先延ばしにするの。

特に夫は、子供の頃から慢性的に「先延ばしする人」だったようです。

「先延ばしする人」というのはね、するべき行動に苦痛、困難、退屈、不快といったストレスが伴う場合にそれを避け、より楽チンで楽しいことを好むこと傾向があります。要するに、フラストレーションや不安などの心理的ストレスが生じる行動を避けようとしているわけです。

これが習慣化すると、あらゆることで先延ばしをするようになるということですが、変えられないんでしょうかね。変えてほしいなあ。


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