2018年4月20日

一箱のチョコレート

先日50歳の誕生日を迎えたうちの夫が、父親と弟とDNAがつながった妹(夫がまだ幼かった頃に夫の父親が夫の母親に内緒で精子バンクに精子を提供して、その提供した精子による人工授精で誕生した異母妹)とランチを食べに行った時、弟から誕生日のプレゼントに一箱のチョコレートをもらって帰りました。

「Koko Black」というブランドのチョコレートです。


チョコレートを買うような機会がない我々は、聞いたこともないブランドでした。最近はめったにチョコレートを食べることもないのですが、一つ頂いてみました。

最初に取ったのは、白い粉がかかったダークチョコレート。

口に入れた瞬間「うっへぇ!」と思わず吐き出そうかと思った理由は、塩味でした。そう、その白い粉のように見えたのは塩だったのです。

甘い味を期待して口に入れた物が塩の味というのは衝撃ですよ。

吐き出さずに噛み砕いたところ、中からとろりと出てきたのは甘いキャラメル。なるほど、「ソルティッド・キャラメル」ということか。キャラメルと塩味は確かに相性がよろしく、噛み砕いた後は美味しかったんですけどね、ああびっくりした。

その後、ピスタチオナッツが乗っかったダークチョコレートを食べましたが、「おおー」と声が出ました。一体中に入っているのは何なの?

黒スグリのペーストが入ったダークチョコレートも、チョコレートとフルーツとリキュールの味のミックスが絶妙でした。

次から次にと食べるのはもったいなくて、美味しいコーヒーと一緒に少しずつ大切に味わいたいと思わせるそれらのチョコレート。一体どこで売っているのだろうかと思い、「Koko Black」をグーグルしてみると、メルボルンの有名なロイヤル・アーケードに最初の店をオープンしたのが2003年という会社でした。

現在はオーストラリアの他の都市にも店舗があるようです。チョコレートを売っているだけではなく、下のようなチョコレートスイーツを食べられる店舗もあるようですね。(私はこういうのは結構です…。)


メルボルン在住の皆様はとっくにご存知だったかもしれませんね。

私達家族は、娘の摂食障害をきっかけにこういう甘いものを買わなくなってしまったもので。久しぶりに食べた「Koko Black」のチョコレートは大変美味しかったです。


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