ヴィクトリア州内の12年生が一斉に受験するVCE(Victorian Certificate of Educationの略)の試験まであと1ヶ月ほどになりました。
学校は昨日で3学期が終わり2週間の春休みに入りました。4学期は2週間しか授業はありませんから、本当に残りわずかという感じです。
VCEとは「ビクトリア州の高校卒業資格」のことで、大学に進学する場合はこのVCE資格が必要です。他の州でも同様なシステムです。
VCEは、毎年10月から11月にかけて実施される試験の成績とはなく、通常は11年生から(場合によっては10年生から)各学校で学習するVCE科目の成績(課題や試験)と一斉実施の試験の成績の合算成績ですから、2年間気が抜けません。また、うちの娘のように進学したい大学がはっきりしている場合は、その大学に進学するのに必要なポイントを取る必要があります。そのポイントはVCEの成績で決まるのです。
でも、一斉実施試験の一発勝負ではないということは本来の学力を評価する点においてより効果的だし、この試験だって自分の学校で受験できるという所がいいですよね。
娘の通う学校では(というかほとんどの学校で)、12年生は春休み期間中に自分の学校の試験会場で模擬試験を受けることができます。本番前の練習ということです。
月曜日には英語の模擬試験がありますので、娘は今日も朝から勉強しています。しかも、気合を入れて勉強する時は、ドレスアップするんです。
ドレスアップと言ってもドレスを着るわけではなく、きちんとした服装をして、ヘアスタイルもきちんとして、時にはメークなどもして、いつものようにダイニングテーブルで勉強していますけどわざわざヒールの靴を履いて、勉強するのです。
本人曰く、きちんと身なりを整えて勉強すると、より集中でき、頭が冴え、勉強がはかどるのだそうです。分かる気がする!
さらに気分転換も重要ということで、娘はエクササイズをします。自分にとって最も効果的な気分転換なのだそうで、居間の家具を動かしテレビでYouTubeのエクササイズ動画を見ながら約1時間ほど体を動かします。
また、クッキングも気分転換にいいそうです。
さらに読書も。
息子のカイは、VCEは重要ではなかったので全然勉強なんてしてませんでした。ポートフォリオのために絵は描いていたけど。でも、娘にとっては10月から始まる試験は重要なんです。
我が娘ながら「頑張るなあ」と感心します。
娘には「頑張れ!」という応援の言葉も無用です。
お母さんが出来ることは、菜食かつ乳製品抜きの美味しいくヘルシーで栄養のあるものを食べさせてやることくらいだけど、これって結構大変なのよ!
菜食かつ乳製品抜きで、おならが出る豆もできれば避けろとなると、豆腐と卵とイモ類と野菜しか使えないでしょ?
これでバラエティ豊富な食卓を...はねえ、努力が必要なんです!
試験が終わったら「自分で作れ」と言えるからな、あと少し頑張ろう。
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