最近、アンジェリーナ・ジョリーさんとブラッド・ピットさんの離婚関係記事を目にしない日はありませんね。
こういった有名人のゴシップをこのブログの記事にする気はないんですけど、このお二人の離婚のニュースはABC放送(日本で言うならNHKよ)の夜7時のニュースでもトップニュースの一つだったくらいですから。
妻側から一方的に離婚申請の書類を提出したということで、しかも慰謝料も子供の養育費も金銭的な要求は一切なしで、求めるのは子供6人全員の単独の養育権というのを聞いて「何があったんだろう」とは思っていたんですよ。
まず殆どの子供を持つ夫婦の離婚では、養育権に関しては「共同で子供を育てていく」ということにするのが普通でしょ?相手から子供を育てる権利を奪うというのは、特に彼らのような有名人の離婚の場合、裁判で認められるのは非常に難しいのだそうです。
それなのに、ジョリーさんがピットさんの養育権を認めないという形で離婚を申請したというのは、しかも雇った有名離婚調停弁護士の方が「これは難しいわよ」と止めなかったというのは、親としてのピットさんに何か問題があったのだろうと誰でも思うじゃないですか?
そうしたら、ピットさんの児童虐待疑惑報道が出ましたね。
フランスから米国に家族で移動する際に利用したプライベートジェット機上で、子供(一番上のティーンエイジの息子)に大声を上げたとか、暴力的な言葉を使ったとか、実際に殴りはしなかったけど手を上げたとか、児童福祉機関に通報されていたとか...。
こうした記事は全くのデタラメであることが多いですけど、もしもそういったことが実際に起きて、子供を暴力的な父親から守るために妻が離婚を希望したということだったとしたら、私が思ったのはね「羨ましいなあ」でした。
なんで羨ましい?
私なんて、父親に実際に暴力をふるわれた記憶はないんですけど、手を上げたり物を振り上げたりして殴りかかろうとされたことなど度々でしたし、言葉による暴力は日常茶飯事、子供の健全な養育にふさわしくない父親の行動および言動の中で育ちましたから。
私の母親は良い親でしたけど、経済的な問題もあったし、時代が時代で、母がピットさんのような行動を取れるはずもなく。
彼女もいっぱいいっぱいだったのでしょうけどね、長女の私に愚痴をこぼし、父の悪口を言い、こんな男と結婚した後悔を度々嘆き、私はまだ幼かった頃から彼女のストレスのはけ口にならざるを得なかったです。
こういう家庭環境は子供に大きなトラウマになります。
今でも思うのよ、母が父と早く離婚してくれていれば、私の人生も変わっただろうにと。少なくとも「うつ病」にはならなかったと思うのです。
世の中には、さっさと離婚した方が子供のためになるケースも多いです。親になったからには、子供のために強くならなくちゃあいけないんです。
ブランジェリーナ離婚の記事を目にする度に、自分のトラウマに苦しめられております...。
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