2016年9月16日

お粗末さま

先日、蕎麦が食べたくなったので、晩ご飯に「ざる蕎麦」と「かき揚げ」を作りました。ちょうど食品の蓄えが減ってきた日だったし、菜食主義化している娘も食べるだろうし、これは良いチョイス!

娘はね、以前なら油で揚げたものは一切食べなかったんですが、最近は顔のあるもの(肉魚シーフードの一部など)と乳製品以外は食べるのです。

どうせなので残り物が出るように大量の「かき揚げ」を作りました。玉ねぎとニンジンと枝豆のかき揚げで、娘が少しでもタンパク質が取れるように卵を2個も入れて作りました。

薬味には、ネギ、焼き海苔、炒り胡麻、わさびを準備し、ざる蕎麦のつけ汁はもちろん自分のレシピで手作りいたしましたよ。

ダイニングテーブルが娘の勉強机と化しているため、最近家族全員が揃ってテーブルで晩ご飯を一緒に食べることがなかったのですが、久しぶりに皆で一緒に食べました。

蕎麦はですね、2袋(6束)もゆでて4人で全部食べ、かき揚げも殆ど無くなって家族全員大満足の晩ご飯となりました。

娘「ごちそうさま!」
私「はい、お粗末さまでした」
娘「えっ?おそまつさん?」
私「違う違う!お粗末さま」

ということで、意味を理解していない子供達に「お粗末さま」の意味を説明したんです。

英語に訳せば「I'm sorry it was a poor meal」ということで、しばしばご馳走だった場合でもそう言うのであると。

娘は「Oh, thats' really Japanese!」(それってすっごい日本的!)  と感心していましたが、息子のカイがポツリと言いました。

「じゃあ、食べたオレが『お粗末さま』といった場合は、作ったお母さんはどう思うの?」
「はあ?」

一瞬考えていたら夫が言いました。

「ああー、お腹いっぱい。お粗末だったなあ今日の晩ご飯!」

ピッキーン!

お母さんのおでこには💢怒りマークが!

「アンタ達ねえ、日本に行った時に、たとえ本当にお粗末な食事だったとして、絶対に『お粗末さま』などと言ってはいけませんよ!」

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