現在リオでパラリンピックが開催中ですが、パラリンピックのサイトで「シッティング・バレーボール(Sitting Volleyball)」というフレーズを見て目が点になりました。
「シット」すなわち「Shit」とという単語は「うんち」とか「糞」という意味の名詞あるいはそれらをするという意味の動詞です。
「シッティング・バレーボール」と聞けば、そりゃどうしたって「うんちバレーボール」と聞こえるじゃないですか。
それはなかろう...と思いながら、それじゃあ日本語で何と呼ぶべきかと考えてみると「座位バレーボール」とか「座り式バレーボール」くらいしか思いつかない。ここは、せめて「スィッティング・バレーボール」とはできなかったのかと思うのです。
「Sitting」という言葉は「Sitting Room」「Sitting Area」「Sitting Member」などと良く使われる言葉ですが、日本語に訳す場合に適当な言葉が見つからない場合に、安易に「シッティング」とするのは問題がありますよ。
例えば「Sitting Room」という言葉もですね、「居間」とか「待合室」とか「休憩室」と状況によって日本語にすればいいのに、これを「シッティング・ルーム」としてしまうと「うんちをする場所」という意味になってしまうじゃないですか?
「シッティング」は良くないわ...。
ただ、「スィ」という音を発音するのが得意でない日本人が多いのは知っています。私の母は「パーティー」の「ティー」をなかなか発音できず「パーテー」と言っておりましたから「スィ」は苦労するだろうなあ。
最近は「V」の音を「B」の音と区別するために「ヴ」と表記しているのも目にするようになっていますし、外来語のカタカナ表記は配慮が必要ですよね。ただし不可能というのも確かにあります。「TH」の音はねえ、「サ行」か「ザ行」で表すしか方法が無いですから。
それにしても「シッティング」は良くないわ...。
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