リオ・オリンピックなんて何年も先のことと思っていたのに、始まりましたね。
始まる前から、不手際、トラブル、犯罪、政治問題などなど、まあとにかく悪いニュースがずうっと続いていました。開会式前のコパカバーナビーチでの聖火リレーさえも途中であっさりキャンセルされて、バスジャックまで起きて、一体どうなることかと思っていたけど、開会式は無事に終わりました。
私はね、今朝は夫が仕事のため早く起きたのでつられて早く起きたせいで、長丁場の開会式中についつい居眠り。メルボルンでは午前9時から放送が始まったんですけど、最初のショーのほとんどを見逃してしまいました。
しっかりと目が覚めたのは、各国選手団の入場直前だったのよ!
選手団の入場に関しては、前回のロンドン・オリンピックではチャンネル9のお粗末な放送で怒りまくりましたから、今回も期待はしていなかったのです。各国選手が入場している間中、ただただ延々とオーストラリア選手ばっかり映し続けたチャンネル9のことは、「オリンピックとチャンネル9」で読んでください。
リオ・オリンピックの放映権を持つのはチャンネル7です。
そして、チャンネル7はね、ちゃんと全ての国と地域とチームを解説付きで映しましたよ。途中でCMを入れたから、それでカットされたチームがあった可能性はありますが。その国あるいは地域の簡単な説明や注目選手、あるいはオリンピック参加の歴史など、全てちゃんと解説して全選手団を映したのは評価したいと思います。
今回は日本選手団もちゃんと映りまして、注目選手のひとりとしてコハイ・ユチミューラ(内村航平)選手も紹介しました。
ポルトガル語表記のアルファベット順でしたから、入場する順序も英語の場合と違いましたね。そして、地理には強い私も知らない国名があったりして、勉強になりました。
聖火台への点火を行う最終ランナーが誰になるのかが話題になっていて、サッカーのペレだろうとか言われていましたがペレは健康問題で不参加となり、私はブラジルのアスリートはよく知らないから全く予想がつきませんでしたけど、マラソンのデ・リマさんと解説が言うのを聞いた瞬間に思い出しました。
ああ、あのアテネオリンピックの悲劇!
私はマラソン&駅伝のファンですから、オリンピックのマラソン競技は全て見ています。忘れもしませんよ。先頭を走っていたブラジル選手が(確かあの時ゴールはかなり近かったはず)ふざけた衣装の男に邪魔されてタイムをロスしたばかりでなく、後から来たランナーに結局抜かれて金メダルを逃したのでした。
私が覚えているのは、そのブラジル選手がアクシデントのせいで金メダルを逃したというのに不平不満文句を一切述べず、これは神様が「お前はまだ金メダルを取るべきではないとおっしゃっているのだ」とか何とか発言したことですよ。
あのブラジル選手がこの人だったか!
デ・リマさんは、スポーツマンとしてブラジルでは大変に尊敬されているのだそうですね。なるほど、その人を最終ランナーに選んだのか。素晴らしい選択ですね。
リオ・オリンピックの開会式は、見事なデザインの聖火台点火と壮観なスペクタル花火で終了いたしました。
それにしても長かった…。東京ではせめて3時間位で終わって欲しいな。
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