2016年8月20日

抗うつ薬とオリンピック観戦

私はかれこれ10年以上も抗うつ薬を飲み続けているのですけど、この薬のおかげで感情の振幅が小さい生活を送っております。

号泣必至的な映画を見ても大して涙は出ないという副作用もありますけど、薬のおかげで心臓バクバクで倒れかかったり、身体がこんにゃく化して震えたり、ズドーンとうつの暗底に突き落とされるとか、そういう恐ろしい目に合わずにすんでいるわけです。

これまで気分的にもう薬をやめても大丈夫かもしれないと思ったことはあるのですが、娘が摂食障害を患ったり自傷を始めたり、夫が双極性障害でおかしくなったりする度に、抗うつ薬に救われてまいりました。

最近は娘も安定しているし、夫はフルタイムで働き始めたし、息子もアルバイトを始めたりと、私の生活にも平穏が戻ってまいりました。喉に物が詰まったようになって突然泣きむせぶこともありません。気分が落ち込んで夜眠れないということもありません。非常に安定していたんです。さっきまでは。

しかし、オリンピックがいけなかった!

「ハラハラ・ドキドキ」というのが問題です。子供の頃から「ハラハラ・ドキドキ」には弱くて、プロ野球の試合など見ていても「だめだ、ここで打たれたらもう終わり!」のような展開になると台所に逃げ込んだりしたものです。

「ハラハラ・ドキドキ」という状態ではですね、脳内で不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリンが分泌されるわけです。これがドバっと出すぎるのか、バランスを取るセロトニンが出ないのか、これら脳内物質が上手く機能していないから私は薬を飲んでいるわけですよ。

こういう人が「ハラハラ・ドキドキ」必至の競技やゲームを見ようとするとですね、不安感が耐えられないレベルに達してしまい見ることができません。

吉田選手のレスリングも、バスケットボール男子準決勝オーストラリア対セルビア戦も「負けるかもしれない、負けたらどうしよう」という不安がとんでもないことになりまして、とても応援することはできませんでした。

どちらも残念な結果になりましたが、吉田選手の涙に胸が締め付けられてちょっと具合が悪くなっていたところへ来て、今日のバスケットボールでややパニック発作状態になってしまった!

楽しむべきオリンピックで具合が悪くなるって、それはいけませんね。でも、これって私本人の意識の持ちようということではないんです。自分ではどうすることもできないんです。

オリンピックのことは忘れるに限るな。ああ、まだ心臓バクバクしてる…。

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