2016年8月11日

コルチゾン注射でびっくり

左膝裏が痛むようになってから2ヶ月。もうこれ以上様子を見ていても膝裏のベーカー嚢腫は小さくなる様子はないし、脚を安静にしても歩いたり立ったりすればすぐに痛み始めるし、ちょっとしゃがむのにも一苦労だから庭の草取りもできないし、あまり期待はできないけどとりあえず医者に相談することにしたのは先日のこと。

私はですね、右膝の半月板損傷による痛みに長いこと苦労したため、昨年の手術に至るまでには専門家なみの知識を習得しておりましたが、この度の左膝裏の痛みははっきり言って原因不明。膝の関節内に痛みは全くないし、脚足は結構柔軟に動かせるんです。

可能性としては膝裏の筋を傷めたための炎症か、反張膝傾向があるのでそのせいか、変形性膝関節症か。

まあとにかく相談してみようと、会ったのは以前お世話になっていたヒル先生ではなく、昨年から相談するようになった若きリム先生。まるで自分の息子のような若さです。(ヒル先生はね、時々間違った薬を処方したりするのと、ちゃんと説明してくれないのでだんだん不信が募り、相談するのは止めたんです。)

息子のように若いリム先生は、私の訴えをよく聞き、膝をあっちに曲げたりこっちに伸ばしたりしながら慎重に調べた後、顔を曇らせました。

「ううん…。べーカー嚢腫というのはですね、膝に何らかの問題がある場合に関節液が溜まって膨らんだもので、それ自体が病気ではないのです」
「ええ、ベーカー嚢腫についてはよく知っています」とは言わず「ふむふむ」と黙って聞く私。

「怪我をした覚えはないんですよねえ。リウマチというのも考えられないし…。膝の関節に大きな問題はないと思うんですよ、非常に柔軟で問題なく動かせますし」

私はぐっと我慢して自分の知識をひけらかすことはせず、ただ可能性として「溜まっている関節液を抜くこと」あるいは「炎症を抑える薬の投与」を受けられないかと提案いたしまして、若きリム先生はコルチゾン注射をやってみようと決意なさいました。

膝関節に注射針を突き刺してコルチゾンを注入するのは、そりゃ痛かったです。注射の直後に膝が非常に痛みまして、注射をしたリム先生は大変な心配顔になりましたが、とりあえず様子を見ることにして私は帰宅の途についたのでした。

途中でミルクを買って帰ろうと思い、近くのスーパーに立ち寄りました。

いつものようにリンピング(足を引きずりながら歩く)をしようとしてあれっ?と思ったの。リンピングする必要が無いんだもの!

あれっ?あれあれっ?

どうしちゃったの私の膝。ほとんど痛くないよ。ほとんどというのは、そりゃまあ膝裏が腫れているんですからビリビリとはするんです。でも、普通に歩けるの。

コルチゾン注射って、これほど急激に効くものなんでしょうか。

その後、左膝裏に腫れはまだあるものの、ほぼ痛みを気にせず普通に歩けるようになっております。こんなことなら早く相談するんだったわ。

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