2026年9月3日

うちの夫と「ある料理」

先週のことですが、うちの夫が友人のエクリーさん夫婦を晩ご飯に招待したいと言いました。

エクリーさんの旦那さんは、夫が7月にクイーンズランドのモートン島で夫の従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行った時に一緒に行ってくれて、2週間も無給で仕事を頑張ってくれましたから、そのお礼の意味もあって食事に呼ぶつもりだったんですが、夫は8月にも手伝いに行きましたので実現していませんでした。

誰かを食事に招待することを、以前は私に相談なくやっていたうちの夫ですが、あまりにそれを繰り返すので私にとって大きなストレスになっていたんですけど、私が料理を拒否して部屋に籠る(ゲストが来ているのに部屋から出て来ない)ということが何度かあって、以来私の同意なく誰かを食事に呼ぶことはなくなりました。

今回、エクリーさん夫婦を呼ぶことには同意しましたけど、全部私がやらされるのは嫌だと言いました。

誰かを食事に呼ぶってね、結構大変な仕事なんですよ。献立を考えて、材料を買いに行って、料理をして、テーブルを整えたりもしなくちゃあいけないし、もちろん家の掃除もしなくちゃあいけないし、おもてなしをした後は片付けもあるし。

これをほぼ全部私に丸投げで、自分はゲストと飲んで食べて喋って楽しむだけだった夫には、大変さが分かっていなかったのですよ。だから、同意した後は夫が何を担当するかを決めるようにしています。

今回は「メインの料理を自分が作る」と夫は言いました。私は「作るだけじゃあなくて片付けもしてくださいよ」と念を押しました。

エクリーさん夫婦が来るのは今週の土曜日です。夫は「ある料理」を作ると決めました。手間がかかって難しい料理です。私は作ってみたいと思ったこともありません。最初に聞いた時に「難しいよ」と警告しましたが、夫は動画を見たことがあって自分にも作れると思ったようでした。

鼻にできたヘルペスのせいで献血に行けなかった昨日、夫はスーパーの買い物に行きました。そして、その「ある料理」のためのソースを作るために、牛の尻尾の骨からだし汁を取る必要があると言って、大量の骨と香味野菜を買って来ました。

大きな牛ヒレ肉のかたまりも買って来ました。その肉だけで1万円以上するんじゃあないでしょうか。土曜日までに鮮度が落ちるから、今から買っては早過ぎると私は言ったんですけど、大丈夫なんだそうです。

骨は昨日のお昼頃から煮込み、私が9時過ぎに寝た時にもまだ煮込んでおり、今朝起きたら再び煮込み始めていて、現在も煮込んでいます。「あと3センチ煮詰まったら火を止めて欲しい」と私は頼まれました。さっき確認しましたが、あと1センチくらいです。

その「ある料理」を作るためには、焼いているかたまり肉の中心部の温度を計る必要があるんだそうで、専用のデジタル温度計も買いました。レシピが載っている料理本も買いました。夫はめったに料理なんてしませんが、するとなったらお金も時間もかけるのです。


これまでに、夫が手の混んだ料理に挑戦したことは何度もあるんですけど、その度に使った鍋や道具の洗い物からキッチンの大掃除を私がする羽目になってウンザリしましたので、今回は洗い物や掃除も夫がするようにと言ってはあるんですけど。

昨日は使った道具は自分で洗っていましたが、脂はキレイに落ちていなかったので私がもう一度洗いました。シンクの中やガスコンロの周りも脂がべっとりと付いていました。

「こんなの見れば分かるじゃん」と思ってすぐに「そうだった、夫にはこれは見えないんだった」と思いましたよ。脂の掃除は私がしてあげるしかないでしょう。

ディナーの材料は、土曜日の午前中に父親と会う約束をしているので、その後で買いに行って、お昼から準備をするそうです。間に合うといいですけど。「ある料理」というのは、本当に手間のかかる料理ですから。

私はデザートと掃除とテーブルセッティングの担当です。デザートは「いちごのティラミス」にする予定です。前日に作っておけるので楽ですし、最近いちごが旬で安くなっていますので。


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