2026年6月25日

クイーンズランドに行かない理由

クイーンズランドのモートン島で従兄弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに再び行くことになったうちの夫ですが、今回は義弟(夫の弟)も一緒に行くことになりましたので、兄と弟と従兄弟の3人で楽しく過ごすんだろうなと思っていたんですけど。

義弟は行かないことになりました。理由はスペイン人の奥さんから許可が出なかったから。奥さんは「長過ぎる」と言ったそうです。10日間ほどなんですけど。

夫もがっかりしましたけど、義弟もがっかりしたでしょう。兄と弟の2人で旅行するのはこれが初めてなので、私は楽しんで来て欲しいと思っていたんです。「奥さん、行かせてあげたらいいのに!」とも思ったんですけど。

良く考えてみると、こういうことをちゃんと夫婦の同意に基づいて決めることにしている義弟夫婦は正しいと思いました。奥さんはフルタイムで働いていて、義弟は自営業です。娘はまだ小学校6年生。学校や習い事への送り迎えもあるでしょうし、学校から帰宅した娘が夕方まで家で一人になるのも心配でしょう。

親としての責任を考えた時、奥さんが「ノー」と言ったのは納得できます。そして、それを尊重して「クイーンズランドには行かない」と決めた義弟も正しいです。


息子や娘が子供だった頃、うちの夫は仕事でほとんど家にいない暮らしでした。仕事以外で留守にすることも良くありましたから、私は自分の仕事と子供達のことと家事を全部一人でやっていたんですけど。

もしもあの頃「10日ほど従兄弟の牡蠣の養殖場の手伝いに行く」という話が出たら、私には「ノー」という選択肢は無かったと思うんですよ。

仕事と言うよりもお手伝いを兼ねた旅行ですからね、どうしてもしなくてはいけないことではありませんので、夫には家にいて子供達のことや家事を一緒にやってもらいたいと思ったでしょうけど、私は我慢したでしょうね。

喜んで行かせてあげたい気持ちにはならなくても、「ノー」と言った後で夫との間に生じるであろう気まずい感情のことを考えると、「私が我慢すればどうにかなるんだから」と考えただろうと思うんです。

しかし、義弟夫婦は違うんですよ。どちらかが好きなことをやって、どちらかがより大きな負担を背負わされて我慢するというのは、夫婦としても親としても正しいことではありません。

ということで、義弟が行かないことにしましたので、うちの夫は友人のエクリーさんを誘いました。エクリーさんは、事実上の引退生活で時間を持て余していますから、ちょうど良かったかもしれません。


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2026年6月24日

さっさと決着つけろ!

私達が住んでいる家のガレージの周りが、最近やけに臭いです。猫のマーキング臭です。冬至が過ぎたばかりで真冬ですから繁殖期ではないし、どういう理由なんでしょうか。

我が家の周囲で見かける猫は2匹います。胸のところにツキノワグマみたいな白い模様がある黒猫と茶トラです。黒猫の方は、以前私が花かつおでふりかけを作っていた時にやって来て、窓の網戸の外から中の様子をうかがっていた猫です。

どちらも丸々と太っていて毛並みが良いので、飼われている猫だと思います。ガレージの周りに臭いおしっこをスプレーしているのは、そのどちらかか両方でしょう。

西隣り家との境の塀の上を歩いているのを時々見かけます。その塀は動物達の通路になっているらしくて、ポッサムのうんちもたくさん落ちているんですけど。

そんな昨夜のこと。

8時頃でしたからもちろん真っ暗でした。突然、玄関の近くに置いてあった草木やコンポストごみ用の収集容器がガタンと大きな音を立てたと思ったら、「シャーッ」とか「フーッ」という音が聞こえたんです。

何事かと思ったら、「ニャアゴワウウウ」「ニョオグワオオオ」とすごい鳴き声が聞こえてきました。

猫の喧嘩です!

居間の窓のすぐ外にいたようで、窓の近くでテレビを観ていた夫が「シャラップ!」と叫んで、カーテンを開けてバタバタやって「シュー!」とか言っていましたが、鳴き声は止まりません。

「ニャアゴワウウウ」「ニョオグワオオオ」と、2匹の威嚇し合う声は凄まじいのですが、そこから先になかなか進まない。「どうした!さっさと決着つけろ!」と思いましたが、一向に喧嘩は始まらないんです。

喧嘩は始まらないけど、どちらかが逃げるわけでもなく、膠着状態ですよ。

あまりにうるさいので、追い払おうと思って私は玄関から外に出ました。「うるさい!」と叫びましたが、2匹の威嚇は続いています。

外に出て居間の窓がある方に曲がると、やっぱりそこに居ました。「ゴーアウェイ!(あっち行け)」と言ってもまだ「ニャアゴワウウウ」とやってるもんですから、私が2匹に近寄ると茶トラが逃げて黒猫が追いかけました。

茶トラは、隣りの家との境の塀を越えて逃げました。黒猫は塀の下まで追いかけましたが、塀を越えてまで追いかけることはせず、ゆうゆうと振り向いて私を見上げたんです。

私が「ゴーアウェイ!(あっち行け)」と言いましたら、我が家の前庭をひょいひょいと横切って反対方向に走って行きました。飼い主の家があっちにあるんでしょう。

太り過ぎの飼い猫の威嚇し合っただけの喧嘩でした。

一度喧嘩をして勝負がついた後は、同じ猫同士では喧嘩をしないと聞きますが、昨夜のは人間が邪魔に入ったせいで決着がついていませんから、次に出会った時にはまた喧嘩になるでしょうね。

どこか別の場所でやってくれますように。

ところで、黒猫も茶トラも飼い猫だと思うんですけど、飼い主は夜間に外出させているんですかねえ。それって良くないことでしょ?


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2026年6月23日

聞いたことがなかったPOTSという障害

うちの夫の話では、私達が父親の80歳の誕生日パーティーから帰る時に、父親はティラミスのお礼をうちの夫には言ったそうです。そして、昨日電話をして来た時に、夫にティラミスのお礼を言ったそうです。

夫は何もしていないんですけど…

ティラミスを入れたバッグを運んだのは夫で、ティラミスをテーブルに出して置いたのも夫なので、作ったのも夫だと思っているんですかね。

どうでもいいけど…

その誕生日パーティーには、夫の異母妹とも言えるMさんも子供を連れて来ていました。異母妹とは言っても、ちょっと変わった関係なんです。

うちの夫がまだ幼かった頃に、夫の父親が夫の母親に内緒で精子バンクに精子を提供していたんですよ。その精子で生まれた人なんです。

提供された精子による人工授精で誕生した子供に対して、精子提供者が連絡を取ることは禁止されていましたが、法律が改定されてそれが可能になったのが10数年前のことです。

直接連絡を取れるわけではありません。生まれた子供が一定年齢に達していることも条件の一つです。精神的にショックを受ける場合がほとんどだそうですからね。当たり前ですよ。私は、提供者の方から連絡を取れるというのには疑問を感じますよ。

精子バンクを仲介して打診があり、子供が同意した場合に連絡を取ること(手紙を書くとか)が許されるそうです。そして、お互いが同意すれば実際に会うことも可能なわけです。

うちの夫の父親が連絡を取ろうとしたのは30歳代の女性Mさんでした。非常に聡明な科学者でもあったこの女性は、自分が第3者提供の精子による人口受精で生まれたという事実が寝耳に水の話でしたので最初は動揺したそうですが、生物学的な父親に興味を覚え、特に遺伝的な病気について知る必要を感じたので、夫の父親と会うことに同意したのだそうです。

一人っ子だったMさんは、その後うちの夫や義妹弟とも会いました。そして、互いに大変好意を持ったことで、かれこれ10年以上も家族のような付き合いをして来ているんですけど。

Mさんは科学者です。メルボルンの上下水道を管理する州政府機関で水質管理の仕事をしていましたが、その後大学で何かの博士号を取得した後、現在は眼科医になるための勉強をしているということが分かりました。

検眼医(Optometrist)ではなくて眼科医(Ophthalmologist)の方です。それならということで、うちの夫は早速自分の目の問題についてMさんに相談したんだそうです。このブログでも、夫が半年以上も左目のまぶたの内側が赤くなっていて目に痛みがあることで苦労していることを話題にして来ました。

最初の説明を聞いて、Mさんは「POTSのようね」と言ったそうです。それからMさんはいくつか質問をして、夫の目の問題はPOTSと呼ばれる障害が原因だろうと確信したそうです。

POTSって何?

POTSなんて夫も知らなかったし、後からその話を聞いた私も知りませんでした。これをお読みの皆さんも、ご存知ではないんじゃあないでしょうか。まだ良く分かっていない障害なんですよ。

グーグルによると、POTS(体位性頻脈症候群)は、自律神経(交感神経や副交感神経)の機能がうまく働かないことで起きます。自律神経というのは身体のあらゆる部分に影響しているわけですから、この機能がうまく働かなければ様々な不調が現れます。

強い倦怠感、胃腸障害、頭痛、睡眠障害、ブレインフォグ(頭の中にモヤがかかったようにぼんやりして思考力や記憶力が低下する状態)などいろいろありますが、横になった状態から起き上がった際に心拍数が急増して、立ちくらみや動悸、息切れなども引き起こします。

そして、

目にも症状が出るんだそうですよ!

うちの夫は、寝ていて起きた時に一番痛みがひどいと言いますが、POTSの場合だと、起き上がった時に脳へ送られる血流が低下することで引き起こされる神経の障害が原因で眼の症状が現れるんだそうです。

代表的な症状として「目がぼやける」「視野の欠損」「目の前が暗くなる」「チカチカする」などがありますが、「目の奥の痛み」「ドライアイのような症状」もあるんですよ。

夫の場合は、遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で、目はいつでもぼやけているし視野も欠損していて暗く見えていますから、そうした症状には気が付かないでしょう。だから痛みのことばかり言って来たわけです。

目の痛みは、目が乾燥するドライアイが原因ではなくて神経の障害が原因なのなら、ドライアイ用の目薬では痛みが和らがないのも納得なんです。


POTSは、まだまだ研究中の障害で分かっていないことが多いそうです。原因も明らかになっていませんが、血圧が影響しているようです。治療法もありませんから、夫の目の問題がPOTSのせいだと分かったとしても、何が出来るんでしょうかね。

POTSかどうかはまだ分かりませんよ。眼科医学を勉強中のMさんが診断しただけの話ですからね。しかし、POTSについて読んでいると、納得させられることは多いです。

それにしても、夫の説明を聞いてMさんが最初に思いついたのがPOTSだったのに、先日2時間もかけて(300ドル近くも払って)検査をしてもらった眼科医が、「ボクには分かりません」と言ったのはどういうこと?

その眼科医は、ドライアイ用の目薬をくれただけですよ。1ヶ月後にも症状が続いていたらステロイド薬を処方すると言ったそうですけど、炎症が起きているようには見えないのに炎症の原因を抑えるステロイド薬を処方するの?


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2026年6月22日

80歳の誕生日パーティー

昨日は午後から、うちの夫の父親の80歳の誕生日を祝うパーティーがありました。私は「ティラミス」を作り、息子は私が30年以上も作り続けている「ツナとクリームチーズのディップを詰めたバゲット」を作って持って行きました。


パーティーには、父親の弟夫婦、従兄達、子供達家族(私達を含む)、お隣りのテイラーさん夫婦など、合計20人が集まりました。私が「どうぞ来ませんように」と祈っていたあの偉そうな人は来なかったので良かったです。

父親の弟夫婦というのは、舌がんが進行して喉がんにもなった叔父さん夫婦ですが、この夫婦はヴィクトリア州西部のペンズハーストという小さな町に住んでいるんですよ。4時間もかけてやって来ました。そしてパーティーが終わってから、また4時間かけて帰って行きました。

父親と中国人の奥さんは料理などしませんので、パーティーの食べ物はケータリング業者に注文したんだろうと思っていたんですけど、していませんでした。中国人の奥さんが、餃子みたいなダンプリングを作っていました。それを茹でて出してくれました。

それ以外には、お店で買って来たマヨネーズまみれのお寿司のようなものと、果物の盛り合わせとナッツ、そしてパーティー用の小さい冷凍ミートパイを焼いたものがあっただけでしたから、私達が料理を持って行って良かったですよ。

義弟(うちの夫の弟)がキャロットケーキを買って来ましたので、甘いものは私のティラミスとそのケーキがありましたし、食べ物が足りなくなることはなかったです。ちなみに、私のティラミスはすぐに食べ尽くされてしまいました。食べ物を飲み込むのに苦労する叔父さんにも食べやすかったので、とても喜ばれました。

食べ物は足りなくなることはなかったんですが、ワインは足りなくなりましたよ。私はスパークリングワインを小さなグラスに半分もらって飲んだんですが、もう少しもらおうかなと思ってテーブルに取りに行ったら、瓶はもう空っぽでした。2本目を開けてくれるように頼もうと思ったら、

1本しか買っていなかったんです!

子供3人を除くと、17人の大人が集まったわけで、そういうパーティーでスパークリングワインを1本しか買っていなかったのには驚きましたよ。普通の白ワインと赤ワインが1本ずつありましたしオレンジジュースもあったんですが、お客さんの多くはお茶を飲んでいました。

うちの夫の父親と中国人の奥さんは、こうしたホームパーティーを自宅で主催した経験があまり無い人達です。準備する食べ物がいつも少な過ぎるから何か持って行った方がいいとうちの夫は言うんですが、次のパーティーには食べ物だけではなく飲み物も持って行った方がいいかもしれません。


お客さん達が帰ってしまった後、最後まで残ったのは私達でした。大散らかりの家の中をそのままにして帰ることが出来なかったので、夫と息子は家具を動かして元通りにし、その間に私は食器やごみを片付けました。

私達が目の前でこういうことをしていても、父親は「ありがとう」も言いません。帰る時には「パーティーに来てくれてありがとう」とは言いましたが、私達が食べ物を持って行ったことについては何も言いませんでした。

感謝してもらいたかったわけじゃあないですけど、いい歳をした大人なんですからね、こういう時には「ありがとう」の一言くらいあってもいいんじゃあないかと思いますけど。

まあ、いいんですよ。この夫婦は万事がこの調子ですから。

そう言えば、帰りがけにサッカーの話になった時に、日本対チュニジアの試合はどうなったんだろうかと思って調べたら、日本が勝ったと分かったので、私は「日本がチュニジアに勝ったわ!」と言ったんです。

そうしたら、奥さんが「チュニジアは弱いチームよ」と言いました。だから喜ぶようなことではないという意味ですかね。「良かったね」とか「決勝トーナメントに出られるといいね」とか、普通はそういうことを言うもんですけど、「チュニジアは弱いチームよ」だけですから。

夫の父親からは反応がありませんでした。父親は日本が勝ったことになど興味がありません。そんなことよりも、自分がオーストラリア対米国の試合に賭けをして儲けた話を思い出したようで、オーストラリアが負けたのに声を上げて喜んだ自分に向けられた周囲の人々の視線がどうのこうのという話を始めました。

万事がこういう調子で話が噛み合わない人達です。

まあとにかく、昨日の誕生日パーティーは楽しかったはずですよ。父親は自らスピーチまでして、かなり満足した様子でしたからね。

ちなみに、ティラミスは叔父さんのために作ったわけですけど、その叔父さんは帰る時に私に「ありがとう」と言ってくださいました。普通は言いますよね。そして「ありがとう」と言ってもらって、作った私は努力が報われた気がしました。

誰からも何も言われなかった息子は、ガッカリしたに違いないです。


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2026年6月21日

あの人が来ませんように

今日は、うちの夫の父親と中国人の奥さんが住んでいる家で、父親の80歳の誕生日を祝うパーティーがあります。義妹(夫の妹)が所有する家で、私達家族が以前に住んでいた家です。

「プレゼントは要らない」ということなので何も用意していません。夫の父親と中国人の奥さんは料理なんてしませんので、食べ物はケータリング業者に頼んでいるはずですけど、私はティラミスを作ったので持って行きます。

舌がんが進行して喉がんにもなった夫の叔父さん(父親の弟)も来るんですけど、食べ物を飲み込むことが難しい叔父さんにも食べやすい料理はあまり無いだろうと思ってティラミスを作ったんです。私のティラミスは、家族の間で人気があるんですよ。

ところで、昨年、夫の父親夫婦がその家に引っ越して来た時には、ハウスウォーミング・パーティーというのをしたんですが、その時、家族以外でパーティーに来た唯一の友人がXさんという人でした。

今日の誕生日パーティーには、どうぞXさんが来ませんようにと祈っています。何故なら、Xさんという人が非常に不愉快な人だったからです。

Xさんはとても成功した人で、お金持ちなんだそうです。メルボルンの高級住宅地にテニスコート付きの邸宅を持っているそうです。そんな人とうちの夫の父親が知り合ったきっかけは、メンサ(Mensa)の会合だったと聞きました。

メンサというのは、人類の全人口上位2%に入るIQ(知能指数)の持ち主であることが入会の条件となっている団体です。

Xさんはかなり高齢に見えましたが(髪の毛を真っ黒に染めていたけど)、若い中国人の奥さんとの間に小学生の息子さんがいて、その息子さんがメンサの子供会員なんだそうです。

メンサの会員であることを自慢する人というのは、自分は頭がいいんですよっていうことを誇りたいナルシストなんだと思いますが、うちの夫の父親はまさにそういう人です。

Xさんは、夫の父親とは比べ物にならない超ナルシストです。パーティーでは、自分がどれくらいすごいか、どれくらいいろんなスポーツが上手か、どんなに成功しているか、息子がどれくらい優秀か、そんな自慢話ばかりを延々と話していました。

どんな話題になっても、とにかく自分、自分、自分なんです。他人の話には興味がありません。聞いていてうんざりしましたよ。

夫の父親も自慢話をしたい人なので、息子(うちの夫じゃあなくて義弟)がスポーツ万能でテニスや卓球が上手だという話をしましたら、卓球が得意であると自分で言うXさんが義弟に挑戦することになりましてね。

卓球台が置いてある部屋に移動してプレイを始めたんですけど、Xさんがむやみやたらにスマッシュを打ち続けるので、義弟も楽しくないから不機嫌になって、それでも義弟は我慢して付き合っていましたけど、見ていた私は腹が立ってむかつきましたよ。

あまりにも不愉快で楽しくないパーティーだったので、私達家族も義弟も早々に家に帰ったんです。

あの人が来たら、パーティーは台無しです。

どうぞ来ませんように。


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2026年6月20日

また手伝いに行くそうです

クイーンズランドのモートン島で牡蠣の養殖場をやっている(大学の先生もやっている)うちの夫の従兄弟から、昨日電話がかかって来たそうです。


売りに出している養殖場はまだ買い手が見つかっていないようで、来月には再び収穫時期がやって来るのですよ。従兄弟は手伝いが必要なわけですが、「ぜひまた手伝いに来たい」とうちの夫が言っていたので、電話をして来たのです。

「イエース!」(やったあー!)と夫は叫んだそうですから、「また手伝いに来たい」と言ったのは本心からだったようです。ツールショップの仕事は、6月が税制年度末で、7月に入るとお客さんが減って暇になるので、有給休暇も取りやすいらしいですが。

ホントにまあオーストラリアの労働者は恵まれていますよ。未消化の有給休暇がたまっているからこんなに休めるわけですけどね。4月に2週間も休んで、また休めるんですから。

夫以外にもう一人手伝いが必要だと聞いたので、義弟(夫の弟)を誘ってみたらどうかと私は言いました。ウェディングフォトグラファーだった義弟は、現在は会社を作りフォトグラファーを雇っているんですが、自営業ですから時間は自分でなんとでもなるんだろうと思ったんです。

義弟はこれまでずっと従兄弟の牡蠣の養殖場に行ってみたいと思っていたんだそうで、良い機会なのでぜひ手伝いに行きたいと言ったそうです。これで、兄弟と従兄弟の3人で楽しい時間を過ごすことになりそうですよ。


4月に手伝いに行った時には、ミッジという吸血虫に咬まれまくって、赤黒い斑点だらけになってメルボルンに帰って来た夫ですが、もともと身体を動かす仕事が好きなんですから、お手伝いはよほど楽しかったんでしょう。

養殖場の故障したままだった機械や装置を修理して動かせるようにしたり、自分の能力を発揮できたことで達成感を感じたようですしね。

非日常の暮らしは冒険旅行のように楽しかったんでしょうが、従兄弟が作ってくれる毎日の食事も楽しみ過ぎて、ご馳走(基本的に肉を焼いたの)をたらふく食べてビールも毎日飲んで、2週間でリバウンドしてしまいました。

2月から始めた減量ダイエットは、私の協力のおかげもあってかなり順調だったんです。クイーンズランドに行く前には103キロまで減っていたんですけど、あっと言う間に数キロも増えて、減量ダイエットを始める前の体重に戻ってしまったのでした。

「気をつけないとまた努力が無駄になってしまいますよ。その努力というのは、あなた自身の努力だけじゃあないんです」と私が言うと、「分かってる」とは言いました。

さあて、どうなることでしょうか。


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2026年6月19日

目を温める方法

半年以上も続く左目の充血と痛みで困っているうちの夫の話を何度か話題にして来ましたが、昨晩は痛みがひどかったようで、目を開けていられないほどでした。

義母(夫の母親)がティーバッグ(お湯につけて絞ったもの)を使ってまぶたを温めると血行が良くなって痛みが和らぐと何度も勧めてくれるんですが、ティーバッグはお湯につけると茶色いお茶が出ますから、いろいろ面倒なんですよ。

うちの夫は、戸棚で見つけたらしい日本の手ぬぐいをお湯で濡らして温湿布をしていたようですが、手ぬぐいはすぐに冷たくなってしまうのであまり役に立たなかったようです。

そこで、私は昨年日本から持って帰った小さな厚手のタオルハンカチをお湯で濡らしてあげました。分厚いので手ぬぐいよりは温かさが長持ちしますけど、現在真冬で家の中が寒いのでね、やはりすぐに冷えてしまいます。

赤くなっている目を温めて良いのかどうか分かりませんが、温めると痛みは楽になるようでした。

そこで、私が戸棚から出して来たのが「小豆カイロ」です。


もう9年も前のことなんですけど、キッチンで転倒して床で顔面を強打した「キッチン転倒顔面強打事故」の後で作ったのです。

その事故では、顔面というか左側の眉毛のところの骨を強打したんです。レモン大のたんこぶが出来てひどい痛みに襲われましてね、私は救急車で病院に運ばれたのですよ。

詳しいことは、「キッチン転倒顔面強打事故」の後の愉快な記事をお読みいただくとして。

打った左眉のところに出来たたんこぶはなかなか治らず、痛みが続いて困ったんです。温めると気持ちが良かったし、血行が良くなって回復を助ける効果もあるらしいと分かり、小さな布の袋を縫って中に小豆を詰めた「小豆カイロ」を作ったのです。

電子レンジで温めるだけで繰り返し何度でも使えます。温める時間を調整すれば、温度も好みに調整できます。使い捨てカイロは温度が高くなり過ぎるし、ごみになりますけど、小豆は簡単に土に戻ります。

とても役に立った「小豆カイロ」なんですが、捨てずにずっと戸棚の中に置いてあったのですよ。9年も使っていなかったその「小豆カイロ」を電子レンジで温めて、夫に使ってもらいました。タオルハンカチよりも温かさが長持ちしますが、

問題は小豆のにおい!

9年も経っているせいと言うよりも、小豆のせいです。繰り返し加熱して使っていますから、レンジで温めるとかなりにおうんです。私は小豆のあんこが好きなので気になりませんが、豆類が嫌いなうちの夫には気になるにおいでしょう。

今日は、中に入っている小豆を捨ててパールバーリー(丸いままの加工していない大麦)に入れ替えてみようと思っています。小豆ほど強いにおいがしないようですし、小豆よりも小さいので凹凸にフィットしやすく、十分な水分もあるのでカイロに適しているらしいんですよ。玄米よりはにおいがマシですし。

本人は、タオルハンカチが一番良かったと言っていましたけど、タオルハンカチは温かさが長持ちしませんからね。


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2026年6月18日

人間関係の良い職場

うちの息子がツールショップに勤め始めてから半年が経ちました。本当はビデオゲームのグラフィックスを描く仕事をしたかったのですが、そういう分野は今や画像生成系AIが活用される時代になり、イラストレーターやアーティストの仕事は機械に取って代わられています。

しかし、人間にしか出来ない仕事っていうのもあるわけで、息子は絵を描くことをあきらめたわけではないらしいんですよ。今でも時間を見つけて描いています。でも、それだけで生計を立てて行くことは難しいでしょう。

勤めているツールショップの給料は悪くありません。2週間おきに振り込まれる給料のおかげで経済的な心配が無くなり、今年も日本へ旅行に行けるのは素晴らしいことなんですけど。

私が息子にとって一番良かったと思っているのは、職場の人間関係に恵まれたことです。

息子が働いているのはツールショップ内の倉庫で、商品の受け取りや管理、注文品の発送などの業務を行っているんですけど、その部署のスタッフは息子を入れて3人だけなんです。

こういう少人数の職場で人間関係に問題があると仕事を続けて行くのは難しいと思いますが、3人の人間関係がとても良いのです。

1人は「ディザスタラスな旅行」という記事で紹介したWさんです。あの旅行中、海岸で小石を踏んで足首を捻ったそうなんですけど、怪我は当初考えていたよりも遥かに重症で、Wさんは2か月近くも仕事を休む羽目になりました。息子とは興味のあることが似ているので話が合うようです。

リーダーのCさんは、厳しくも大変思いやりのある人です。3人は仕事をしながらいろいろな話をするそうで、先日は息子が自分の部屋の模様替えをしたこと、そして部屋に観葉植物が欲しいと思ったものの、自分には世話ができないと考えて、本物そっくりのフェイク(偽物)グリーンをアマゾンで買ったら、届いたのは一目で「偽物」と分かる低品質のプラスチック製品だったという話をしたらしいんです。

それを聞いたCさんが、本物の多肉植物の鉢をプレゼントしてくれたそうです。仕事から帰った息子が、とても嬉しそうに見せてくれました。


また、倉庫では音楽を流しているそうなんですけど、うちの息子の好きな音楽をかけたことは今までなかったらしくて、先日は息子が倉庫を離れている間にCさんとWさんが相談して、「きっとこれが好きに違いない」という音楽をダウンロードして、息子が倉庫に戻った時にはその音楽が流れていたそうです。

CさんとWさんが「きっとこれが好きに違いない」と考えた音楽というのは、

スタジオジブリの映画音楽でした!

息子は、これも嬉しかったようですよ。

倉庫には商品の受け取りのためにお客さんもやって来るそうですが、あるお客さんが入って来た時には「となりのトトロ」の名曲「さんぽ」がかかっていて、「あるっこー、あるっこー、わたしはーげんきー」と日本語が響いていたそうです。

多肉植物の鉢をプレゼントしてもらって嬉しかったのでしょう、息子は早速「細口のじょうろ」を買いました。鉢よりも大きいじょうろです。

しかし…

多肉植物って、せっせと水やりをしてはいけないんじゃあなかったですか?


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2026年6月17日

見つからなかった煮豚

お昼ご飯に「肉を焼いたのと蒸した野菜」を仕事に持って行くことが多いうちの夫のために、先日3キロ近い豚のかたまり肉でローストポークを作ったんですけど、あまりに美味しくてすぐになくなってしまったので、今度は煮豚を作りました。

煮豚はいいですね。作るのが簡単だし、片付けは鍋を洗うだけですから。スライスしてから半分は冷凍し、半分は透明なプラスチック容器に入れて冷蔵庫に置いておきました。

ラーメンのトッピングには最適です。うちの息子は、早速ラーメンを買いに行って煮豚を乗せて食べていましたよ。作ったことがない方は、一度作ってみてください。英語で書いたレシピはこちらです。


上の写真は、茹でた後に少量の醤油とみりんに漬けていますが、下の豚ばら肉で作った煮豚は、茹でる時に醤油を少しだけ足して、茹でた後には醤油に漬けていません。どちらも美味しいです。


さて、一昨日のことなんですが。

晩ご飯の後、うちの夫のお昼ご飯用に蒸した野菜と煮豚を赤い弁当箱(加熱用プラスチック容器)に詰めようと思ったら、煮豚がもう1枚しかなかったので、冷凍してあったのを少し出しました。

翌朝には解凍していますからね、仕事に行く前に弁当箱に好きなだけ入れるようにと夫には言っておきました。夫が仕事に行く時間に私がまだ寝ている可能性がありますから、自分でやってくれるように頼んでおくのです。

蒸した野菜が入った赤い弁当箱は、冷蔵庫のいつも置いておく棚に置き、その下のほぼ空っぽだった棚に煮豚が入った透明容器を置いておきました。透明ですから中に入っている煮豚をスライスしたのがよく見えます。

そして翌朝、私が起きた時には夫はもう朝ご飯を食べ終えていて、仕事に行く準備をしているところでした。冷蔵庫を開けると赤い弁当箱は消えていましたが、煮豚は全く減っていませんでした。

「あれ?煮豚はお弁当箱に入れなかったの?」
「見つからなかった」

見つからなかった?

赤い弁当箱が置いてあった棚のすぐ下の、ほぼ空っぽの棚に置いてあったんですよ。周囲には何も置いていなかったので、見つからないということはないはずでしたが。

グレーっぽく見えるガラスの棚に置かれたグレーっぽい煮豚が入っているグレーっぽく見える容器は、夫の目には見えなかったそうです。

置かれた物と背景の色が似ていると見えにくいということは知っていましたけど、あの煮豚が入った容器が見えなかったと言うのには驚きました。

もう透明の容器を使うのは止めますよ。はっきりと識別できる色で、背景の色とのコントラストがなくては見えないようですからね。

冷蔵庫は夫が物を見つけやすいように、卵でもバターでもヨーグルトでも、置く場所を決めていますし、たくさん入れないようにしているんですけど。これからは、色も大事だと分かりました。


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2026年6月16日

アンタ、痩せたねえ!

うちの夫が一日で一番楽しみにしていることが「仕事から帰って来て、ズボンを脱いでトラックパンツ(ウエストゴムの)に着替えること」だという話を、先日記事に書いたばかりですが。

減量ダイエットは、2月からずっと続けているんです。基本的には、炭水化物の摂取を出来るだけ減らし、たんぱく質をしっかり摂るというダイエットなんですけど、夫はカロリーを気にせずに食べています。

朝ご飯は「目玉焼き2個とコッテージチーズとアボカドを乗せたサワードウパンのトースト」、昼と夜は「肉を焼いたのと蒸した野菜かサラダ」が多いです。減塩も気をつけなくてはいけませんから、軽く味付けして焼いた肉か鮭がメインです。

お肉は、低カロリーの鶏胸肉やささみにして、量もひかえめにすれば体重は減ると思うんですけど、脂身のある豚肉や牛肉のステーキを好みます。鶏肉ならもも肉です。

米を食べたくないと言うんですが、「白米とお汁とおかず」とか「カレーライス」という日もあるんですよ。息子と私は、毎晩「肉を焼いたのと蒸した野菜」なんてイヤですから。そういう日は、夫は白米の代わりに蒸した野菜かパールバーリー(丸いままの加工していない大麦)を食べます。

2月に減量ダイエットを始めた後、順調に体重は減っていたんですけど、クイーンズランドのモートン島で従兄弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行った時に食べ過ぎて、リバウンドしてしまいました。体重はあっと言う間に元に戻ったそうです。

その後も、外食する度にダイエットのことを忘れて好きなだけ食べて、甘いデザートまでたらふく食べたりするから、私は料理を頑張る気がしなくなったりもしました。

まあとにかく、リバウンドした後は痩せたようには見えなかったし、体重が減ったとも聞いていなかったんですけど。

昨日、ツールショップに久しぶりにやって来たお客さんに「アンタ、痩せたねえ!」と言われたんだそうですよ。しかも、一日に2人のお客さんから言われたそうなんです。

そう言われて見ると、以前はお腹が臨月の妊婦並みに突き出ていたのに、今は臨月とは言えません。体重は減っていなくても、体脂肪率が減り筋肉が増えているそうなので、お客さんが気がつく程度には細くなったのでしょう。


夫が減量ダイエットを始めた理由は、腎臓を提供した後に体重が激増して高血圧になり、糖尿病の心配があったからです。医者からも指導を受けました。着られる服がないという問題もありましたよ。

服はですね、買おうと思えば買えるんです。7XLの服だって売っているんですから。オンラインショップなら、11XLでも手に入ります。ただし、うちの夫は2XLの服がきつくなって危機感を感じたようです。あの頃は膝も痛くなっていました。

まあとにかく、誰かから「痩せたねえ」と言われるのは、モチベーションを高めるのに役立ちますね。最近体重を測っていなかったと言う夫ですが、久しぶりに測ってみたら、クイーンズランドへ行ってリバウンドする前のレベル近くまで減っていたそうです。

もう4ヶ月半も減量ダイエットをしているんですからね、そろそろウエストがゆるくなってもいい頃です。

お客さんに「痩せたねえ!」と言われたのを励みに頑張って、リバウンドだけは避けてもらいたいです。クイーンズランドでのリバウンドが無かったら、今頃は100キロを切っていたかもしれないんだから。


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2026年6月15日

クラックリング付きローストポーク

昨日の続きです。

私が見た有名シェフのカーティス・ストーンさんの動画というのはこれです。


ストーンさんがこの動画ですすめている焼き方を元に、自分なりに工夫して焼いたローストポークが史上最高の出来で、特に皮が完璧なサクサクのクラックリングになっていたのでびっくりしたわけなんですけど。今日はその焼き方の紹介です。

まずは、長年従って来た義母(うちの夫の母親)の焼き方から。言っちゃあなんですが、経験豊富な義母が焼いても必ずクラックリングになっていない固い部分が出来るんですから、ベストな方法ではないんでしょう。


義母の焼き方

  1. 豚肉はペーパータオルで水気を拭き取り、皮に切れ目を入れ、バターをたっぷり塗って、しっかりと塩をすり込む。(バターを塗ってから塩をするので焼き始めると溶けたバターと一緒に塩が落ちる。)
  2. ローストパン(深型のオーブントレイ)に玉ねぎを敷き、その上に皮を上にして豚肉を乗せる。
  3. オーブンを最高温度(250度)に熱くして、豚肉を入れる。皮が茶色になりブクブクと小さな泡が出来てクラックリングになったら、温度を180度に下げる。(このやり方だと、どうしてもクラックリングにならない部分ができる。)
  4. 中まで火が通るまで焼く。焼くのに要する時間は、合計で肉が2キロなら2時間くらいが目安。(中まで焼けたかどうかの判断が難しい。)

ストーンさんがすすめる焼き方

  1. 豚肉はペーパータオルで水気を拭き取り、半日から1日、あるいは2日くらいラップをせずに冷蔵庫に置いておいて十分に乾燥させる。
  2. 皮に切れ目を入れ(肉を切らないように)、しっかりと全体に塩をすり込む。
  3. ローストパン(深型のオーブントレイ)にラック(金属製の台)を入れて(肉とローストパンの間に隙間を作るため)皮を上にして豚肉を乗せる。
  4. 150度(ファン付きなら130度)の低温のオーブンに入れて、2時間から2時間半くらい焼く。この時アルミフォイルとかを被せないこと。
  5. 肉を取り出して、オーブンの温度を最高温度(250度)に上げる。温度計で肉の中心部分の温度が50度になっていることを確認する。ローストパンに溜まっている油や肉汁を器に移しておくと良い。
  6. 高温になったオーブンに肉を戻し、皮にブクブクと小さな泡が出来てクラックリングになるまで30分くらい焼く。

私なりの工夫

1〜2日もかけて肉を乾燥させるわけには行かなかいので、ペーパータオルで水気を拭き取った後、1時間ほど室温に放置して乾燥させました。大して乾燥していませんでしたけど、それで大丈夫でしたよ。

塩をする時に、乾燥した皮には塩がくっつきませんから、油を薄く塗ってから塩をしました。そうすると切れ目以外の皮の部分にも塩が付きます。そして、低温で焼く時にローストパンには焦げ防止のために半カップほどの水を入れて焼きました。

温度は140度にしました。野菜も一緒に焼いたのでタイミングが難しくて、何度かオーブンのドアを開けました。低温のオーブンに入っていた時間は、2時間ちょっとです。

肉を取り出した後、肉の中心部分の温度を測ったりしていません。そんな特別な温度計など持っていませんから。

温度を最高温度(250度)に上げて焼くのはクラックリングを作るためです。2時間以上も低温で焼いているんですからね、温度を上げて焼いて皮がクラックリングになった頃には火は通っていますよ。40分くらい焼きました。

肉が柔らかくなっていたのは、低温で2時間以上も焼いたせいだと思います。クラックリングになっていない部分が無かったのにはびっくりしましたよ。

出来上がった時、脂まみれのオーブンを見て「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言した私でしたが、一口食べたら考えは変わりました。あんなに美味しいクラックリング付きのローストポークが作れるのなら、特別の機会にまた作りたいです。

掃除はやはり大変でしたけど、それだけの価値があるローストポークでした。


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2026年6月14日

史上最高の出来だったローストポーク

私にとって、大きなかたまり肉をオーブンで焼くロースト料理は、オーストラリアに来てから知った料理です。義母(うちの夫の母親)がまだ目が見えていた頃には、家族が集まる時のご馳走といえば、いつもロースト料理でした。

使う肉はいろいろで、丸ごとのニワトリやアヒルを使うこともありましたが、牛肉を使ったことはほとんどなくて、最もよく使ったのは豚肉かラム(子羊)肉でした。

ロースト料理って、基本的には肉をオーブンに入れて焼くだけですから難しくはないんですけど、肉の焼き加減や、付け合せの芋や野菜が同じ時に出来上がるように、タイミングを合わせるのは簡単ではありません。

そして、焼くのが難しい肉もあるんですよ。

最も難しいと私が長年思って来たのは、皮と分厚い脂肪層が付いた豚肉です。2〜3キロあるかたまり肉は、ただ火が通るまで焼けばいいわけではないんです。皮を「クラックリング」と呼ばれるサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼くのが難しいのです。

義母のやり方を教えてもらって、それで何度か焼きましたけど、ちゃんと煎餅みたいにカリカリになる部分もあるんですけど、カッチンカッチンになって歯が割れそうな固さになってしまう部分やゴムみたいな食感のままの部分もあって、いつもガッカリするんですよ。

経験豊富な義母が焼いたってそういう部分は出来るので、一概に私が下手だからとは言えないんですけど。

おまけに、豚肉やラム肉を焼くと脂が散ってオーブンが汚れます。掃除が大変なので、私は次第にロースト料理を避けるようになりました。

夫や息子がロースト料理をしたい時には、洗い物や片付けを自分でちゃんとするという同意のもとでやってもらっていますけど、あの2人がオーブン掃除をしたことはありません。

そんな私が、ロースト料理をすることにしたんです。夫の弁当用に、まとめて肉を焼いておきたかったからです。

うちの夫が仕事に持って行く弁当は、基本的に蒸した野菜と焼いた肉なんですけど、大きな肉を焼いたのをスライスして冷凍しておけば弁当作りが楽になると思ったんですよ。

夫がショッピングスクエアに行く用事があった時に、「食べたい肉を買って来て」と頼んだら、3キロ近い豚のかたまり肉を買って来ました。もちろん皮付き、分厚い脂肪層付きでした。

私は一気に緊張しましたよ。上手にクラックリングを作る自信がなかったからです。

そこで、インターネットでクラックリングを失敗しないコツを調べたんです。最初に見たのは、私がいつも買い物をしているColes(コールズ)というスーパーマーケットと提携している有名シェフのカーティス・ストーンさんの動画でした。そして、ストーンさんがすすめる焼き方が、うちの義母の焼き方とは大違いだったんです。

成功したことがない義母直伝の方法をやめて、カーティス・ストーンさんがすすめる方法で焼いてみました。3時間くらいかかりましたよ。オーブンはどんどん脂まみれになるし、オーブンから煙が出て煙探知機がピーピー鳴るし、野菜のタイミングを合わせるのにも手間がかかって大汗をかき、私は辟易してしまいました。

出来上がった時には、「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言したのですが、うちの夫がそのローストポークを食べながら「美味しいよ!」を何度も繰り返すのです。肉を焼いたのを晩ご飯に出すといつでも「美味しいよ!」と言う人ですが、その時は何度も繰り返し言ったんです。

そこで、肉を食べるつもりは無かった私も一口食べてみました。

「おお、これは…」

目を見開いた私を見て、夫が「でしょ?美味しいでしょ?」と言いました。

うん!これは美味しい!

お肉がとても柔らかくなっていたんです。そして、問題のクラックリングですが、端っこの少し固そうに見えた部分を食べたんですけど、サクサクだったんですよ。その部分がサクサクだったということは、皮は100%完璧なクラックリングになっていたはずです。

これまで食べたどのローストポークよりも美味しかったです。味付けには塩しか使わなかったんですけど、あまりの美味しさにびっくりしました。オーブンの温度を上げている間に取り出した肉汁と脂で作ったソースも美味しかったです。

私はすぐに作り方をメモしました。カーティス・ストーンさんが動画で言っていたやり方を私流に少しアレンジしましたのでね。

「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言した私ですが、あんなに完璧なクラックリング付きローストポークが作れるのなら、また作りたいと思います。その時には写真を撮って、作り方をウェブサイトに載せようと思っています。

「それまで待てない!」「早く作り方を教えて!」という方のために、明日はどうやって完璧なクラックリング付きローストポークを焼いたかを紹介しますよ。お楽しみに!


写真を撮れば良かったんですけど撮らなかったんですよ。クラックリング付きローストポークというのがどんなものかご存知でない方は、「roast pork with crackling」のキーワードでグーグルしてみてください。


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2026年6月13日

ボクには分かりません

昨日書きました通り、うちの夫は眼科の専門医のところへ行ったんです。半年以上ずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないもんですから。

半年前にこの問題を相談したのは、これまで何年もお世話になっている検眼医で、その医者は左目が赤いのは何かのアレルギーだろうと言いました。そして、痛いのはドライアイの可能性が大きいと言いました。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ている夫は、まだ視細胞が生き残っている部分を駆使してものを見ていますが、かなり目を酷使していますので、眼精疲労とかドライアイは考えられることです。

2種類の目薬を勧められましたので、言われた通りにアレルギー用とドライアイ用の目薬を購入して使って来ましたけど、赤いのも痛いのも治らないんです。一般医にも相談して、服用している血圧の薬を変えてみたりもしたんですが、良くならないまま半年以上が過ぎました。

義妹(うちの夫の妹)の知人の医者が血圧のせいではないかと言うので気になり始め、専門医を紹介してもらったわけです。ところが、紹介してもらった専門医は8月まで予約でいっぱいだったので、同じクリニックの別の専門医に診てもらったんですけど、若い中国系の医者だったそうです。

中国系というのは問題ではありません。長年お世話になっている検眼医も中国系の女性ですし、私達家族が長年お世話になっているGP(一般開業医)も中国系です。

不安だったのは、経験年数の少ない若い医者というところ。

その若い医者は、2時間もかけていろいろ検査をしたそうですが、最後には「ボクには分かりません」と言ったそうです。

何だそれ!

1か月後にもう一度行くことになっていて、症状が続いているようだったらステロイド薬を処方すると言ったそうですけど、もう半年以上続いているんですよ。

眼球やまぶたの内側などから組織を採取したそうです。その検査結果が分かったら診断がつくんでしょうか。


昨日は仕事でとても嫌なことがあったそうで、ただでもご機嫌は良くなかったらしいんですけど、2時間もかけて検査をして医者が「ボクには分からない」と言ったので、夫は「F***ing useless!」(まったく役に立たない!)と怒っていました。

ドライアイ用の目薬のサンプルを2種類もらって帰りましたので、家には4種類のドライアイ用の目薬がありますよ。目薬を使っても痛みは治まらないんですけどねえ。

夫は頭の左側を下にして横向きで寝る傾向があって、朝起きた時やソファーで昼寝をして目が覚めた時に特に赤くなっていて痛みも強いと言うんですけど。アレルギーやドライアイが原因なら、寝て起きた時がひどいというのはどういうこと?

見た目もアレですが、痛みが続いているのが気の毒です。少なくとももう1か月は、今の状態が続く見込みです。


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2026年6月12日

発音が難しい「眼科医」

今日、うちの夫は眼科の専門医の検査を受けることになっています。半年以上前からずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないのです。

いつもお世話になっている検眼医に相談し、専門医を紹介してもらったんですが、順番待ちが1ヶ月くらいだと聞いていたその医者は、8月まで予約で埋まっていると分かりました。

そんなに待てないと言う夫は別の専門医に予約を入れたんですが、1週間先に予約が出来たので「そんなに早く診察が受けられる医者で大丈夫か?」と思ってしまったところに、オーストラリアの公的医療制度の問題を感じていただけるでしょう。

順番待ちが数週間というのが普通なのでね、予約で埋まっていない(患者が少ない)医者を「信用できるんだろうか」とつい思ってしまうのですよ。

いつもなら、夫の目の検査には私も一緒に行くんですが、今日の検査は2時間もかかるそうなので一緒に行きません。半日有給休暇を取って、電車で行くそうです。夫に場所を確認したら、間違った場所に行くつもりだったと分かりました。

確認して良かったです。


ところで、眼の問題が生じた時に最初に相談するのは、眼鏡店にいることの多い「Optometrist」(オプメトリスト)と呼ばれるお医者さんです。太字の「ト」のところを強く発音します。

このお医者さんのことをこれまで「眼科医」と書いて来ましたが、「オプトメトリスト」は「検眼医」と訳した方がいいみたいですね。オーストラリアと日本とでは資格に違いがあるようですが、オーストラリアでは大学で学位を取得して検眼学の国家資格を持つ眼のお医者さんです。

視機能全般にかかわる検査をしてくれて、眼鏡やコンタクトレンズなどの処方をしてくれるだけでなく、軽度の眼の疾患にも対応します。遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ているうちの夫は、長年この「オプトメトリスト」にお世話になって来ました。

専門的な検査や治療が必要になると、「Ophthalmologist」と呼ばれる眼科の専門医を紹介されるんですが、この言葉は発音が難しいのですよ。カタカナで書くと「オフサルロジスト」です。「モ」のところを強く発音しますが、カタカナ発音とは全く違うんです。

「フ」の部分は「ph」ですから「f」と同じ発音ですし、「サ」の部分は「th」ですから舌の先を少し噛むようにして発音しなくてはいけません。

日本人が苦手とする「f」と「th」の音が連続するわけで、私はこの言葉を発音するのにいつも苦労するんですけど、こちらは「眼科医」と呼ぶべき高度の眼科医療を担うお医者さんです。

大学で学位を取得した後、2年以上の医療経験を積んだ後で、オーストラリア・ニュージーランド王立眼科医大学が実施する5年間の専門研修プログラムを修了する必要があるんだそうですよ。

まさに眼科の専門医なんですからね、順番待ちがたったの1週間の医者でも、うちの夫の左目が半年以上も赤くなっていて痛い理由が分かるはずだと期待しているわけですけど。

治療法が分かって痛いのが治るといいんですけどねえ。


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2026年6月11日

小さい柚子が14個

昨日、ごみ出しのために久しぶりに裏庭に出たら、柚子を収穫するのを忘れていたことに気が付きました。

「柚子が色づきました」という記事を書いたのは5月23日ですから、あれから2週間以上も経っています。あわてて収穫しましたが、皮が少し傷んでいたり、ぶよぶよになったりしているのもありました。もっと早く収穫するべきでした。

全部で14個です。小さいですけど、収穫数は過去最多です。


果汁を絞ってドレッシングにしようと思ったこともあるんですが、毎年切ってみてがっかりするんです。小さい実の中には普通サイズの種がびっしりと入っていて、果汁なんて取れないんですよ。

しかし、小さくても柚子ですからね、皮をお吸い物に入れると素晴らしい香りがしますが、それをありがたがるのは私だけ。うちの家族は、柚子の香りをありがたがりません。

梅干しも青じそも苦手だと言います。私の大好物のふりかけ「ゆかり」だって、においが好きじゃあないそうです。いつかは種を手に入れて育てたいと思っている山椒の葉っぱも、苦労して育てたとしても、臭いと言うんじゃあないでしょうかね。

柚子は果汁が取れないので、皮を楽しむだけです。皮を乾燥させて七味を作るのが、毎年この時期の楽しみになっています。柚子の皮とミカンの皮が入った手作りの七味は、お店で売っているものとは比べ物になりません。

市販品でもいいですから、乾燥させた柚子の皮が手に入る方は、一度手作りしてみることをおすすめしますよ。英語で書いた作り方はこちら。好きな材料をしっかり乾燥させてから、グラインダーでガーッとやるだけです。


私は、柚子の皮とミカンの皮、生姜、唐辛子(チリ・フレークス)、そして炒った胡麻を使って作ります。正確には七味じゃあないんですけど、これを作るようになってからは、お店で売っているものでは物足りません。

グラインダーでガーッとやるだけと書きましたが、胡麻は最後に加えて、ほんの一瞬ガッとやるだけにします。


今年は14個も採れたので、何個かを使って冬至の日にゆず湯に入るつもりですよ。楽しみです。


オーストラリアにお住まいの方で柚子を手に入れたい方、柚子の若木を売っている園芸店が増えてきていますよ。家の裏庭に柚子の木を植えているという話はよく聞きます。

私は10年くらい前にクイーンズランドの苗木屋からオンラインで買いました。植木鉢で育てているし、ゴールワスプ(Gall Wasp)の被害にもあったので大きくなっていませんが、ちゃんと地面に植えていたら今頃はもっと大きな実がなるようになっていただろうと思います。


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2026年6月10日

一日で一番楽しみにしていること

うちの息子も夫もツールショップに勤めているんですけど、二人とも仕事で嫌なことがあった日は帰って来ても何もしゃべらず、自分の部屋に直行してしまいますが、昨日は二人ともまずキッチンにやって来ました。

最初に帰って来たのは息子でした。ランチの容器を自分で食器洗い機に入れてから、一日の出来事やこれからの予定など仕事のことをいろいろと教えてくれました。6月はオーストラリアでは税制年度末ですからね、小売店はセールで忙しいのですよ。

おしゃべりが終わるとシャワーに行きました。毎日のルーティーンです。仕事から帰ったら、息子はまずシャワーを浴びてスッキリするのです。汗をかいても寝る前にシャワーを浴びないうちの夫とは、大違いなのでございます。

息子はシャワーの中でスタジオジブリの映画「紅の豚」の音楽を口笛で奏でていました。ポルコ・ロッソの飛行艇をアドリアーノの庭からジーナが見上げて、若かった頃のことを回想するシーンで流れていた名曲です。バスルームから聞こえてきたその音楽が、私の頭から離れなくなってしまいました。

そこへ帰宅したのが夫です。キッチンにやって来ると、まず最初にランチの容器を自分で食器洗い機に入れました。

これね、先日私が頭に来て、「汚れた食器を放置するな」「自分で食器洗い機に入れろ」と厳しく申し伝えてからは、二人ともちゃんとやってくれているんです。おかげで、私も腹が立たなくて済んでいるんですけど。

容器を食器洗い機に入れながら、夫が言いました。

「ああ、ボクが一日で一番楽しみにしていることは何だと思いますか?」
「お昼ご飯?晩ご飯?」
「ボクが一日で一番楽しみにしていることはねえ、仕事から帰って来て、ズボンを脱いでトラックパンツ(ウエストゴムの)に着替えることですよ!」

ちょっとそれって…

減量がうまく行っていないってことですよね。1〜2キロでも体重が減ったら、その分ズボンのウエストはゆるくなるはずですよ。

寝室から夫がベルトを外す音がして、「ひょお〜」という声が聞こえました。トラックパンツに着替えてお腹まわりが楽になる、その瞬間が一日で一番楽しみなんですか。

トラックパンツに着替えた夫が、テレビの前に座って「明日は休み〜!」と叫ぶのが聞こえました。水曜日は仕事が休みです。今朝もいつも通りに早起きして、献血に行きましたよ。献血は夫が最も楽しみにしているアクティビティーなのでございます。

まあ、いいですけど…


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2026年6月9日

日の当たらない家

昨日の月曜日は「キングズ・バースデー」(King's Birthday)という祝日でした。「国王の誕生日」です。オーストラリアに国王がいるのかと驚く人がいますけど、オーストラリアは日本と同じく立憲君主制の国なんですよ。

英国の流刑地および植民地として始まった歴史がありまして、現在も英連邦王国の1つなので、国の元首は英国の国王なのです。つまり、現在の元首はチャールズ国王なのでございます。

英国の国王を元首に戴く立憲君主制を維持するべきか、共和制に移行するべきかという議論は長年にわたって続いていますが、最近はなんと共和制に移行するべきと考える人が減っているそうなので、地球の裏側の国の国王を元首とする体制が続きそうです。

それはともかく…

3連休最後の昨日は、とてもいい天気でした。うちの娘が当分の間はハウスシッター暮らし(他人の家に留守番として住むこと)になり、私達が住んでいる家で寝泊まりすることは無いと言うので、娘が使っていた布団を干して片付けたかったんですが、布団干しには絶好の天気になりました。

この家は、お日様が出る北側には裏隣りのジュリーさん達の家がありますので、北側には窓もないし外のスペースもありません。洗濯物干し場があるのは家の西側ですが、西隣り家の大きな木々のせいで真夏以外は日が当たりません。

それでも、ダイニングルームから外に出る低い階段の手すりには午後から日が当たると思っていましたので、布団はそこに干すつもりだったんですけど。

1時を過ぎても2時になってもお日様は当たらない。やっと日が当たり始めたのは2時半頃で、その頃には雲が出ました。そして、3時半にはお日様は西隣りの家の屋根に隠れてしまったのです。ここまで日が当たらないとは思っていませんでしたよ。


仕方がないので、室内の温風吹き出し口の周りに布団を立てかけて乾燥させました。あっと言う間にフカフカになりました。温風吹き出し口は各部屋にありますから、それを利用すると洗濯物がすぐに乾くんですが、布団も乾かせるのだと今になって気が付きました。


ちなみに、布団の両側にある黒くて赤い部分があるのは、うちの夫のダンベルセットです。買ってから2回使っただけで、三日坊主にもなっていないシロモノです。


シーツを乾かすのにコインランドリーの乾燥機を利用して来ましたけど、そんなものにお金を使うのはもう止めます。床から吹き出る温風は本当に最強ですからね、それをもっと効率的に使えるようにシーツを干すための室内用物干し竿を買うことにしました。

この家にはエアコンがないので夏の暑さには苦労しますが、冬は寒さ知らずで快適です。洗濯物は温風のおかげで毎日カラリと乾きますし、室内用物干し竿が届いたらシーツを乾かす苦労も無くなりますよ。電気代とガス代は心配ですけど。

日当たりが悪すぎて暗いので、昼間も電灯をつけています。この家を建てた頃には、天窓っていうものが無かったんですかねえ。天窓が一つあればここまで暗くはないと思いますよ。

ただし、天窓があると夏にもっと暑くなるな。それは困る…


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2026年6月8日

間に合ったごみ出し

昨夜、寝る前にKindle本を読んでいましたら、左耳からポコポコポコポコ…と音がして来ました。

また始まったか!

前日の夜中のは「トトトトトトトト…」という感じでしたけど、昨夜のは「ポコポコポコポコポコポコポコポコ…」という感じでした。とても速いスピードで連続してずっと続くのは同じでした。

10分ほどして音はしなくなりましたから、音が気になって眠れないようなことはなかったんですけど、1時頃に目が覚めた後もう一度眠ることが出来なくなって、このまま眠れないと睡眠不足がさらに悪化するという危機感から、久しぶりに薬に頼りました。

薬のおかげで、朝の7時過ぎまでぐっすり眠ることは出来ましたが、7時は夫が勤めるツールショップの開店時間ですからね、夫はとっくに出かけた後でした。仕事が休みの息子もまだ寝ている様子で、家の中はとても静かでした。

コーヒーを淹れ、朝ご飯のポリッジを作って食べ始めた頃、家の前の道路からトラックの轟音が聞こえてきました。ごみ収集トラックです。

「そうだった!今日は月曜日だからごみの収集日なんだ!」

私はすっかり忘れていて、昨夜うちの息子にごみ容器を道路に出しておくことの念押しをしませんでした。容器を出すのはいつもうちの息子がやってくれていますが、忘れることがあるので「もう出してくれた?」といつも確認しているんです。

ごみ収集トラックは早朝に来ることもありますので、ごみ容器は夜の間に出しておかなくてはいけません。今日は、毎週収集の普通ごみ(赤い蓋)と隔週収集の草木やコンポストごみ(緑の蓋)の2種類を出しておかなくてはいけませんでした。

キッチンから出る生ごみを草木やコンポストごみ容器に入れるようになっていますので、これは隔週の収集ですからね、出し忘れると臭くなるんです。

あわてて窓に駆け寄って、ごみ容器が道路に出してあるかを確認していましたら、うちの息子もやって来ました。起きたばっかりという顔でした。ごみ収集トラックの音を聞いて目が覚めて、慌ててやって来たんでしょう。

緑の蓋の容器は2つ出ていましたが、赤い蓋の容器は1つしか見えません。

「アンタ、出してくれたの?」
「…(無言)」
「緑のやつは出ているみたいなんだけど、赤い方が…」
「出してない!」

息子はダダーっと走って洗濯室に行き、そこのドアから裏庭に出て、赤い蓋の普通ごみ容器をゴロゴロと転がして道路まで持って出ました。そして、裏隣りに住むジュリーさん達の容器を開けて確認していました。

私はそれを窓からずっと見ていたんですけど、息子は戻って来ると「間に合った!」と言いました。

さっき来た収集トラックは、草木やコンポストごみの収集トラックだったようです。草木やコンポストごみの容器は玄関前に置いてあったので、夫が仕事に出る時に出したようです。

やれやれ、間に合って良かった。


時々こういうことが起きます。出し忘れに気づくのが遅すぎたこともありますよ。決まった週に収集してもらわないと、容器に入り切らなくなったり腐って悪臭を放つようになったりしますからね。

息子が起きて来なかったら、私が走り回る羽目になっていました。

ごみ容器にはホイールが付いていて転がして動かせるので、重くなっても私の力で十分に運べるんですけど、我が家では長年うちの息子に任せているんです。以前住んでいた家では、家から道路までが遠かったですしね。

息子はたいていちゃんとやってくれるんですが、私達が住んでいるエリアのごみ収集日は月曜日なので祝日に重なることが多く、そういう時には忘れがちです。気をつけなくてはいけません。

祝日でも必ず収集して下さるスタッフの皆さんにも感謝ですよ。クリスマスが月曜日に重なっても、ちゃんと収集してくれますからね。


私達が住んでいるエリアの収集をしてくださるトラックの運転手さんは女性なんですよ。小さい子供さんがいらっしゃるかもしれないくらいの年齢の方です。毎週「ありがとうございます」と心の中で言っています。


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2026年6月7日

耳の中でトトトトトトトト

昨夜、いつものように夜中に目が覚めて、おトイレに行ってから再び眠ろうとしていた時です。左耳を下にして横向きだったんですけど、その左耳の中から音がすることに気づいたんですよ。

トトトトトトトト…

小さな音ですが、確かに聞こえます。向きを変えてみましたが、やはり聞こえます。左耳からだけです。かなり速いスピードで途切れること無く連続して聞こえて来ます。

聞こえにくい方の左耳ですし、炎症か何かが起きたのかと思って触れてみましたが、耳だれは出ていませんでした。痛みも感じません。目が回ってもいません。ただ音が聞こえるだけです。

音が気になって再び眠ることが出来なくなったので、iPhoneで原因を調べてみました。耳鳴りにもいろいろ種類があって、音の違いや他の症状などから考えられる原因もいろいろでした。

「トトトト…」と連続する音は、耳の周囲や鼓膜につながる小さな筋肉がけいれんして起こることが多く、疲れやストレスが引き金になると書いてありました。

確かに最近は睡眠不足気味で、前の日には左目の下がピクピク痙攣して困ったりもしたんです。音が一日中続いたり、めまいや難聴など他の症状がある場合は受診する必要があると書いてありました。

こういう時、オーストラリアでは、まずはGP(一般の開業医)に相談して、それから耳鼻科の専門医へのリファーラル(紹介状)をもらい、専門医の予約を取ってから何日も順番待ちがあるんだから、診てもらえるのはいつになることかと考えていたら、いつの間にか「トトトト…」は聞こえなくなっていました。


「キーン」とか「ピー」 という耳鳴りは、これまでに何度も経験していますけど、途切れること無く続く「トトトトトトトト…」というのは初めてでした。治ったから良かったですけど、筋肉のけいれんが原因ならまた起きる可能性がありますね。

「ドクドク」とか「ザクザク」という感じに脈拍に合わせて音がする場合は、重大な病気が原因のこともあるので注意が必要だそうですよ。

うちの夫が手伝いに行った牡蠣の養殖場をやっている従兄弟は、「ガサガサ」「ゴソゴソ」という耳鳴りで困ったことがあるそうです。

乾燥した耳垢が鼓膜に触れてそういう音がすることもあるそうですが、従兄弟の場合は耳の中に虫がいたんだそうですよ。専門医が特別な道具を使って耳の中にいた虫を取り出したそうです。

耳鳴りもいろいろです。


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2026年6月6日

「ありがとう」の一言

昨日の金曜日はスーパーの買い物には行きたくなかったんですが、昨日行っておかないと土日に行く羽目になるのは確実で、土日はいつも大混雑するので避けたかったので、雨が上がって晴れたお昼過ぎに行って来ました。

ショッピングスクエアの駐車場が満車状態だったのでびっくりしました。金曜日なのに買い物客があんなに多かったのは、今週末が3連休になる影響かもしれません。月曜日が「キングズ・バースデー」(King's Birthday)という祝日なのですよ。

「国王の誕生日」という意味ですけど、オーストラリアの元首は英国の国王なのです。つまり、現在の元首はチャールズ国王なのですよ。国の元首がよその国の王様というのはヘンですよねえ。毎年違和感を感じるんですけど。

ちなみに、この祝日はエリザベス女王がご存命の頃は「クイーンズ・バースデー」でしたが、エリザベス女王の誕生日もチャールズ国王の誕生日も6月ではありません。

しかし、元首の誕生日を祝う祝日は6月の第2月曜日と決まっているんです。6月のこの時期に連休を作るために作られた、本当の誕生日とは関係のない祝日なのでございます。

それはともかく…

買い物を終えて車に戻り、買ったものを車に積み込んでからショッピングカートを所定の場所に戻しに行きましたら、カート回収係のお兄さんが「不機嫌」を絵に描いたような顔をしてカートを整理していました。

ちょうど私が使ったのと同じColes(コールズ)というスーパーのカートを、大きいのと小さいのとに分けてつなげているところでした。

カートの回収は大変な仕事だと、私はいつも思っています。私だったら、腹が立ってしようがない仕事です。カートを戻す場所はたくさん作ってあるのに、ちゃんと戻さずに放置している馬鹿者がいるし、戻す場所は柵で3つに分けてあって、スーパーごとに分けて戻すように大きな看板ではっきりと表示されているのに、違うところに戻す馬鹿者もいる。

カートをつなげている鎖を変なところに無理やりつなげていたり、カートの中にゴミを入れた状態で戻している大馬鹿者もいるわけで、日頃からカート回収係の皆さんには同情と感謝を感じずにはいられないのです。

私が使ったのは、Coles(コールズ)というスーパーの小さい方のショッピングカートでした。お兄さんは小さい方はつなぎ終えて、大きい方をつなげているところでした。全部つなげたら結構な長さになります。

「すみません、私のカートもここにつなげていいですか?」
「…(無言でうなずく)」

お兄さんがいいと言ったと思ったので、私は小さいカートがつないである側の端に自分のカートをつなげました。お兄さんは向こう側の端に大きいカートをつなげてベルトで固定しようとしているところでした。

「サンキュー!」と言ったら、お兄さんが私を見ました。そして、なんと「Have a good one!」(良い一日を!)と言ってくれたんです。

きっと、カート回収の仕事をしていて、それに対して誰かに「ありがとう」と言ってもらうことなど滅多に無いのだろうと思いますよ。でもね、誰だって自分がやっていることに対して「ありがとう」と言われたら、それがストレスが溜まるような仕事であるばよけいに、報われた気持ちになるものじゃあないですかね。

「不機嫌」を絵に描いたような顔のお兄さんが、「Have a good one!」と言ってくれるとは期待していませんでしたから、私も言われて嬉しかったです。

「ありがとう」という言葉は、時々メンタルに大きな何かをもたらしますね。とても大事な言葉だと思います。


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