クイーンズランドのモートン島で従兄弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに再び行くことになったうちの夫ですが、今回は義弟(夫の弟)も一緒に行くことになりましたので、兄と弟と従兄弟の3人で楽しく過ごすんだろうなと思っていたんですけど。
義弟は行かないことになりました。理由はスペイン人の奥さんから許可が出なかったから。奥さんは「長過ぎる」と言ったそうです。10日間ほどなんですけど。
夫もがっかりしましたけど、義弟もがっかりしたでしょう。兄と弟の2人で旅行するのはこれが初めてなので、私は楽しんで来て欲しいと思っていたんです。「奥さん、行かせてあげたらいいのに!」とも思ったんですけど。
良く考えてみると、こういうことをちゃんと夫婦の同意に基づいて決めることにしている義弟夫婦は正しいと思いました。奥さんはフルタイムで働いていて、義弟は自営業です。娘はまだ小学校6年生。学校や習い事への送り迎えもあるでしょうし、学校から帰宅した娘が夕方まで家で一人になるのも心配でしょう。
親としての責任を考えた時、奥さんが「ノー」と言ったのは納得できます。そして、それを尊重して「クイーンズランドには行かない」と決めた義弟も正しいです。
息子や娘が子供だった頃、うちの夫は仕事でほとんど家にいない暮らしでした。仕事以外で留守にすることも良くありましたから、私は自分の仕事と子供達のことと家事を全部一人でやっていたんですけど。
もしもあの頃「10日ほど従兄弟の牡蠣の養殖場の手伝いに行く」という話が出たら、私には「ノー」という選択肢は無かったと思うんですよ。
仕事と言うよりもお手伝いを兼ねた旅行ですからね、どうしてもしなくてはいけないことではありませんので、夫には家にいて子供達のことや家事を一緒にやってもらいたいと思ったでしょうけど、私は我慢したでしょうね。
喜んで行かせてあげたい気持ちにはならなくても、「ノー」と言った後で夫との間に生じるであろう気まずい感情のことを考えると、「私が我慢すればどうにかなるんだから」と考えただろうと思うんです。
しかし、義弟夫婦は違うんですよ。どちらかが好きなことをやって、どちらかがより大きな負担を背負わされて我慢するというのは、夫婦としても親としても正しいことではありません。
ということで、義弟が行かないことにしましたので、うちの夫は友人のエクリーさんを誘いました。エクリーさんは、事実上の引退生活で時間を持て余していますから、ちょうど良かったかもしれません。
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