2025年3月3日

知らず知らずに避けている揚げ物

最近、油で揚げる料理を作らなくなっています。最後に揚げ物をしたのはいつだったか、思い出せないほどしていません。

昨日、レシピを書いているノートが終わりそうだったので見返していたら、作ろうと思って書いたレシピのうち、結局作らないままになっているものがいくつもあったんですけど、ほとんどが油で揚げる料理でした。

知らず知らずに避けているんですよ。

理由はもちろん、あの顔面火傷事故のせいです。白玉団子を油で揚げていたのが破裂して、熱い油を顔に浴びたのです。キッチンの壁も窓も天井も床も油まみれになりましたが、そのくらい油が飛び散ったんです。

すぐにバスルームに走って行って冷たい水で顔を冷やしました。水道から出て来る水では上手く冷やせないので、キッチンから大きめのボウルを持って来て、それに冷水をためて顔を浸け続けました。

息つぎをしながら1時間以上冷やし続けたんですけど、顔は真っ赤で火が出るような痛みがおさまらず、息子に病院に連れて行ってもらったんですけど。

一番ひどかった唇の周りは水ぶくれが出来て、顔は茶色のまだら模様になりましたよ。あの事故は一昨年の8月のことですが、火傷痕は今もシミのようになって残っています。


天ぷらも唐揚げもトンカツも、長年作って来て破裂したことなど一度も無いし、理論的にも破裂するはずが無いと分かっているんですけど、どうも熱い油を無意識のうちに避けているんですよね。

揚げ物は、少し多めの油でフライパンで焼いても似たような物が作れますから、最近はそうやって作っています。

トンカツはオーブンで焼くことが多いです。パン粉を少しの油と混ぜてからフライパンで炒ってキツネ色にしたのを付けて焼くと、油で揚げたようなトンカツが出来ます

下の写真はそうやって作ったトンカツです。油で揚げたみたいでしょ?オーブンで焼いただけですよ。後片付けもラクだし、簡単でいいです。


普通にパン粉を付けてから油をスプレーして焼くと、こんな感じになります。油で揚げたような色にはなりませんけど、これはこれでヘルシーでいいですよね。


熱い油を顔面に浴びた事故は、自分で思っている以上にトラウマになっている気がしますけど、揚げ物に近いものは油で揚げなくても作れますからね、トラウマを克服する必要も無いでしょうか。

でも、せっかく書いたレシピをウェブサイトに載せるためには、実際に作ってレシピを検証して、写真を撮らないといけないんだなあ。

久しぶりに揚げ物やってみるか…


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