どうしてロシア語を勉強し始めたのかと聞いたら、夫は「Just in case we lose」(万一負けた時に備えて)と言いましたけど、夫が勤めるツールショップでロシア語が母語のスタッフが働き始めたからのようです。
このスタッフはロシア人ではなくて、リトアニア人だそうです。うちの夫くらいの年齢だそうです。奥さんはキルギス人だそうです。
どちらも旧ソビエト連邦の国でしたが、ソ連崩壊後に独立した国です。
リトアニアはバルト三国の一つですね。ロシアがウクライナへの侵略戦争を始めてから度々ニュースに登場しました。バルト三国の中では最も南にあってベラルーシやロシアの飛び地カリーニングラードと接していますから、常にロシアの脅威にさらされている国です。
キルギスはキルギスタンとも呼ばれますが、だいたいあの辺りとは分かりますけど、正確な位置は分かりません。地図で見てみるとユーラシア大陸の真ん中あたりにあります。中国と国境を接しています。シルクロードのルートの一つがこの国を通っていたそうですよ。
リトアニアもキルギスも、ソビエト連邦の国だったせいでロシア語を話す人が多いのだそうです。ツールショップのスタッフの方は母語はロシア語なんですから、ロシア系のリトアニア人なのでしょう。
うちの夫はその方にロシア語で話しかけるためにロシア語を勉強し始めたらしいのですよ。それがこの方に好印象を与えたのか、うちの夫をロシア式バーベキューに招待してくださったんだそうです。もちろん私も一緒にです。
よく知らない外国からの移民と知り合いになると楽しいので、喜んでロシア式バーベキューに行かせていただくことになりました。
以前、友人のエクリーさん夫婦のクリスマス・イブ・イブ・パーティーでイラン人(ペルシャ人)のご夫婦と知り合いになりました。初めて会った時には、日本のTVドラマ「北の国から」の話題で盛り上がったんですよ。
イランで「北の国から」が放送されて大人気だったとは、想像も出来ませんでした。
ペルシャのお正月をお祝いするバーベキューに呼んでいただいたりもしましたけど、集まったイラン人達は私がイラン人と聞いて想像する人達とは全く違いましたしね、食べ物も初めて目にするような料理が多くてとても楽しかったです。
ツールショップの元同僚のRさんは、両親がエジプトからの移民でイスラム教徒でした。Rさんの奥さんはエジプト人です。Rさん自身はオーストラリア生まれのオーストラリア人ですが、見た目も名前もエジプト人なわけです。
この方が初めて一人でエジプトを旅行された時の話には驚愕しましたよ。エジプトに入る前にはトルコにも行っているんですが、旅行中に度々テロリストと疑われてひどい経験をされているんです。
エジプトでは警察に拘束されてパスポートを取り上げられ、絶体絶命のピンチに陥りました。何とか従兄弟に連絡が取れて、その従兄弟がエジプト警察に影響力のある方だったとかで危機を脱した話は映画に出来そうでした。
リトアニアもキルギスもどんな国なのか私は全く知りませんし、ロシア式バーベキューってどんなものなんでしょうか。明日のお昼にお邪魔することになっています。とても楽しみです。
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