夜にはクールチェンジが来て、今朝は再び寒いほど気温が下がっています。エアコンが壊れているツールショップに勤める夫は、今日は暑くならないと分かってご機嫌で出勤しましたが、鍵も財布もランチも持って行くのを忘れて戻って来ましたよ。
携帯とメガネだけを持って家を出たようです。いつもランチを入れて行くバッグは持っていましたが、バッグにランチは入っていませんでした。もうね、そういうのが私には理解不能です。
やっぱり家を出る時にいつもの決まり文句「財布・携帯・鍵・メガネ」を言わないといけません。本当はそれに「ペン・ナイフ」というのも必要なんですが、ペンとナイフは忘れて行っても何とかなります。代わりに「ランチ」を入れた方がいいかも。
財布・携帯・鍵・メガネ・ランチ!
それでも、忘れ物をしていることに気が付いて戻って来るようになったのは、頭の中でその決まり文句を言う習慣が出来たからですよ。そうしないと、私が忘れ物を届けにお店まで行かされますからね、毎朝言い続けているうちに習慣化したわけです。
うちの夫は、朝の出勤時に時間の余裕がないほど忙しいわけではないのに忘れ物をするのは、ADHD(注意欠如多動症)に近いコンディションがあるんじゃあないかと私は思います。
よく物を失くしますしね、しょっちゅう何かを探していますし、整理整頓が苦手だし。夫の部屋もデスクもガレージもすぐにごみ屋敷化するのも、後回しに出来ることは何事も後回しにするのも、忘れ物が多いのも、全部関係しているように思います。
涼しくなりましたが、グランピアンズの森林火災は更に拡大しています。これまでに燃えた面積は7万4千ヘクタールだそうです。強風注意報が出ているらしいので、今日も燃え続けそうですよ。
舌がんで今週もメルボルンの病院で治療を受けているうちの夫の叔父さんの家の近くにまで火災が広がって、昨日は避難勧告が出る寸前だったんですが、クールチェンジが来て風向きが変わり、火災は北や東に拡大し始めました。
北東の地域に住んでいらっしゃる皆さんはお気の毒ですが、叔父さんの家は助かりました。
下の写真はグランピアンズの有名な岩山です。叔父さんの家の玄関前で撮った写真です。この岩山が燃えて真っ黒になってしまっているとしたら、残念ですよ。
私は9月に1000キロ運転旅行に行って、グランピアンズの近くまで行きましたし、現在避難命令が出ている地域を運転したので想像出来るんですが、グランピアンズというのは国立公園で木に覆われているんですからね、そこが燃えるのは分かるんです。
しかし、グランピアンズ以外は、あの辺りは平地なんですよ。土地が岩だらけで農業には不向きなので牧羊が主です。キャノーラ(菜種の一 種)の畑も所々にありますが、とにかく木は少ないんです。
そういう所に避難命令が出ているというのは、何がどんなふうに燃えているんだろうと思います。ちょっと想像がつきません。写真を撮ったのは9月ですから草は緑ですが、夏の今は枯れて黄色くなっているはずです。
枯れた草が強風に煽られて燃え広がれば、住宅やその周囲の木も燃えるんでしょうか。
とにかく広大な面積が燃えているので、ヴィクトリア州内の他地域からだけでなく他の州からも応援の消防隊が来ているそうです。早く消火されるといいですが、雨が降ってくれないと人間の力だけでは難しいでしょう。
明日の土曜日には雨が降るかもしれないそうなので、火が消えるくらいたくさん降って欲しいです。
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