2024年12月21日

オレンジ色の空

昨日は予想最高気温が37度でしたので、いつものように朝のうちにしっかり家の中を冷やしてから全ての窓を閉め、カーテンも閉めて外の熱気が家の中に出来るだけ入って来ないようにしていました。

現在住んでいる家にはエアコンが無いので扇風機だけが頼りですからね、暑くなると分かっている日にはこうした備えが必要なのですよ。

カーテンが分厚いので家の中が暗くなってしまいますから、私のデスクがある部屋は明かりのためにカーテンを少しだけ開けていました。

分厚いカーテンの内側には薄地の白いカーテンも付けてあります。そのカーテンを通して青空が見えていました。お日様がギラギラしているのが分かりました。

ところが、お昼を過ぎてから家の外の色が変わったんです。カーテンの間からはオレンジ色の光が見えました。

何事かと思って外を見ると、まるで夕焼けのようでした。空はオレンジ色で、お日様は蛍光オレンジ色に光っていました。

煙のせいですよ!

こういうことが起きる時には、必ずどこかで大きな森林火災が発生しているんです。

早速ABC放送のニュースサイトをチェックすると、先日ヴィクトリア州北西部で気温が47度にもなった日に始まった森林火災のうち、
グランピアンズ国立公園の火事が拡大して制御不能になっていると分かりました。

その森林火災の煙がメルボルンの空を覆っているのが、空がオレンジ色になっている原因です。


風向きが変わったので今朝の空は普通ですが、まだ消火のめどは立っていないそうです。


グランピアンズ国立公園(Grampians National Park)というのは、ヴィクトリア州にある国立公園のうち、最も大きくて人気ナンバーワンの国立公園なんですよ。

メルボルンからそんなに遠くないので気軽に出かけられますしね。野生動植物に興味のある方や、キャンプやハイキングがお好きな方には魅力的な場所だろうと思います。

もうすぐ夏休みですから、この地域のキャンプ場やキャラバンパークと呼ばれる宿泊施設はいよいよ稼ぎ時だというのに、山が燃えているんじゃあ観光客は来ないでしょう。

うちの息子も、この夏はここへキャンプに行こうと思っていたらしいですけど、現在は通行止めになっている道路も複数あるようですし、火事が消えて道路の安全が確保されるまでは無理ですね。

早く消火されるといいですけど、クリスマスの翌日は気温は40度超えで強風になるらしいですから、火災がさらに拡大する可能性があります。

現在燃えている森林火災は複数あって、西部だけではなく南東部や北部などでも燃えているらしいです。避難勧告が出ている地域もあるそうです。クリスマス前だというのにお気の毒です。


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