2024年12月8日

暑い日に炊飯器フリッタータ

暑い日の晩ご飯がワンパターンになっています。考えなくていいし、作るのが楽だし、美味しくて栄養があって家族が喜んで食べてくれるんだから、ワンパターンでいいのです。

お料理したくないほど暑い日っていうのは、メルボルンでは長続きしません。長くて4〜5日です。必ずクールチェンジが来て涼しくなりますから、ワンパターンメニューが5つもあれば何とか熱波を乗り切れるんです。

私の暑い日のワンパターン晩ご飯は次のようになっています。

1位 冷やし中華


麺を茹でるのが暑いけど、それさえ頑張れば冷やし中華はやっぱり暑い日には美味しい。必ず錦糸卵も乗せますが、それはまだ暑くないうちに作っておきます。

錦糸卵以外は火を使わずに準備できるものばかりです。最近は生の人参の千切りも乗せています。上の写真はローストポークを乗せていますが、鶏肉を茹でたのでも美味しいです。

冷やし中華のタレは、酢2醤油2砂糖1冷水1ごま油1/4の割合で十分美味しいのが作れますよ。レシピはこちら


2位 寿司ライスボウル


このブログで何度も紹介していますが、寿司飯にいろいろ乗せたものです。鶏や鮭の照り焼きとかを乗せると美味しいけど、暑い日はスモークサーモンがメインです。炒り卵を乗せることが多いですが、それは暑くなる前に作っておきます。それ以外は、火を使わずに準備できるものばかりです。

一番暑いのは、炊きたてのご飯に寿司酢を混ぜる時。寿司飯は暑くなる前に作っておかなくてはいけません。

暑い日が続くと分かったら、スモークサーモンを買っておくのが習慣になっています。


3位 カレーライス

これはもう説明の必要がない料理。暑い日に作るカレーライスは、手間がかからないカレーでなくてはいけませんから、日本のカレールウを使って作ります。S&Bのカレールウならどのスーパーでも売っています。暑くなる前に作っておけば楽勝です。


4位 炊飯器フリッタータ

さあ、いよいよ今日の話題であるフリッタータですよ。

フリッタータというのはイタリアの卵料理です。どこの国にも同じような料理がありますが、卵液に好きな具材を混ぜてフライパンで焼いた料理です。

でもね、暑い日にはフライパンで焼くなんてことをしたくないでしょ?だから、炊飯器のケーキモードで焼くんですよ。

私のパナソニックの10合炊き炊飯器にはケーキモードがあるんです。40分で焼き上がります。混ぜる物によっては35分くらいで出すこともあります。

このフリッタータはですね、以前住んでいた家のキッチンで、食器洗い機の排水管が漏れていたことに長期間気づかなかったために床が腐って黒カビが生えて、床と土台を作り直す工事をした時に、洗濯室兼おトイレ兼バスルームで何ヶ月も料理をしたんですけど、オーブンが使えないもんだから炊飯器でケーキを作り始めたんですよ。

そうしたらあまりにも簡単に上手く作れるので、ケーキ以外のものも作り始めたらフリッタータが上手く行ったもんですから、今ではいつでも炊飯器で作るようになったんですけど。

卵液に加える具は調理済みでないとうまく行きませんが、電子レンジでチンすれば済むことだったり、炒めたり茹でたり蒸したりしておくだけですから、大変なことではありません。

フリッタータは冷めても美味しいので、まだ暑くなる前に作っておけばいいです。これをサラダと一緒に出せばご馳走なんですよ。温めたい人は食べる前にチンすればいいです。

今回の熱波中に作った下の写真の鮭のフリッタータにはチーズを入れませんでした。サワークリームを1容器分(200ml)入れて、鮭も210グラムの缶詰を1個使っただけですから安上がりですよ。いちばん大変なのは玉ねぎのみじん切り。玉ねぎはバターと炒めてもいいしチンしてもいいです。


材料を混ぜ合わせて炊飯器に入れてスイッチを押すだけですからね、こんなに簡単なことはないわけです。ここをクリックすると私の炊飯器フリッタータのレシピをご覧いただけます。

5合炊きだと高さが出るので、時間内に火が通るかどうか分かりません。うちの娘が以前5合炊き炊飯器でも作れたと言っていたことはありますけど。材料が冷たくても時間内に火が通らない可能性があります。

そういう時は、熱い炊飯器にしばらく入れておくか追加で加熱すれば大丈夫だと思いますけど。ひっくり返して反対側を加熱するというのは、まだ火が通っていない場合は難しいですよ。

アイオリソースに好みのハーブを混ぜたのをかけて食べても美味しいです。ヨーグルト&ガーリックソースでも美味しいと思います。



ワンパターン料理が4日続いてもまだ暑い時は…

5位 具だくさんサラダ

パターンは1種類ではなくて、ライスサラダになったり春雨サラダになったりパスタサラダになったりもします。野菜だけでは物足りないので、缶詰の豆やシーフードや肉などのタンパク質を必ず入れます。

茹でたり焼いたりしないといけないものは、暑くなる前に作っておきます。例えばチキンを茹でておくとかね。

コリコリと歯ごたえの良い野菜や枝豆やナッツも入れると食べごたえがあります。ニンジンやブロッコリやカリフラワーなんて、生のままでジャンジャン入れます。とにかく、いろいろな材料を入れることが大事です。これだけでお腹がいっぱいになるボリュームにしないといけません。

今週1週間は涼しい日が続きますが、来週からまた暑くなるらしいですよ。暑い日に「晩ご飯どうしよう…」と悩んだ時に、参考にしてみてください。


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